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実際食べてみると大しておいしくないにもかかわらず、ときどき無性に食べたくなるのがシリアルです。これまで味がまったく付いておらず、その乾燥さ加減に心までがガサつくオールブランを常食していたり、オートミールでぐちゃぐちゃのミルクがゆレシピに挑戦したり、と日本人である自分の味覚を押し広げておりましたが、つい最近も『BRUTUS』の朝ご飯特集でいろんなシリアルを食べ比べしている企画を読んで、また再び悪食道に足を踏み入れたいと思うようになりました。
今回の挑戦は、ドライフルーツ克服です。とはいえ、ドライマンゴーやドライパイナップルはむしろ好きなので、今回の最大の敵はレーズンです。もう本当にレーズンばかりは子どもの頃から大嫌いなんです。

でもよくよく考えてみたらあれは、干したぶどうですよ。生のぶどうは嫌いじゃないし、グレープジュースは好きだし、なーんだ、いけるかもしれない。そしたらオールレーズンとか、マルセイバターサンドをおいしく食べられるかもしれない。

そんなわけでチョイスしたのが日清シスコのGooTaフルーツたっぷりグラノーラです。日清グループなのでGooTaブランドを使い回してるんですね。購買層はまったく違うと思いますが。

小麦粉、オーツ麦、とうもろこし、ライ麦粉、米粉など5種類の穀物とかぼちゃの種の他に、マンゴー、いちご、りんご、パパイヤ、そしてレーズンという5つのドライフルーツがたっぷり挿入されております。牛乳200mlをぶちまけることで、9種のビタミンや鉄、カルシウムなど1日必要量の3分の1以上が摂取できるみたいです。
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ぶちまけてみました。

だいたいシリアルはミルクを入れて、それが完全に染みこむ前のかろうじて残ったサクサク感を楽しめるくらいが一番うめーと思っているので、時間との勝負です。撮影している時間すらもったいねー。

シリアル部はほのかに甘く味付けされていて、ドライフルーツの風味も漂い、パフパフおいしくいただけましたよ。肝心のドライフルーツですが、サクサクの間にニュルニュルという若干のねっとりたチューイング感が挿入されるので、それを嫌だと思う人もいるかもしれませんね。いちごとかりんごだとおいしんですが、マンゴーやパパイヤは近年フレーバーが乱発されすぎて若干食傷気味でもあるのでさほど嬉しくはありません。

そしてレーズンは、やっぱり単体で口に入れると独特の風味に「うわ、これだった」と子どもの頃の嫌な記憶が一気によみがえるほど、強烈にトラウマってるんですが、それをいったん忘れて咀嚼すると、まだおいしくはないけど他の具材とのハーモニーとしてなら食えました。ドライストロベリーみたいに、もうちょい生のフルーツに近い味ならいいんですけど、レーズンて別モノですよね。

そんなわけで残り4食分あるので食いきりますよ。

関連リンク
GooTaフルーツたっぷりグラノーラ|日清シスコ