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NEX-5を持って行ったのに、いつのまにか電池切れだったのでiPhoneで撮影。全国区では甘辛く煮た豚バラ肉と生玉子がのっかった、すき焼きにも似た徳島ラーメンが有名ですが、県南部ではあまり馴染みがなく、むしろ先日エントリしたようなパイタン系スープや、今回紹介する藤中みたいなうっすら濁った豚骨しょう油ラーメンがポピュラーです。
藤中は、那賀川下流の堤防にある名店。以前は藤田中華だっけか、藤本中華だっけか、そんな名前でしたが、友達いわくリニューアルしてオーナーが変わったのか「藤中」になったそうです。中学校みたいですね。

メニューはシンプルに「中華そば小550円」と「中華そば大650円」のみ。後は「めし小150円」と「めし大180円」です。常連客は「大小」「小小」と、「そばのサイズ+めしのサイズ」で注文するみたいですね。うどんやラーメンに、おにぎりや白ご飯をあわせるのは地元ならでは。そんでもってラーメンではなく、中華そばという名称を用いるのも地元独特ですね。さらに言うとラーメンのサイズに「大」と「小」があって、「中」がないのも共通してますね。なぜだろう? 中華そば中というのが変だからかな。

味は徳島ラーメンほど濃すぎない、淡いとんこつしょう油味。かつおの風味もたっぷりで、やや固めに茹で上げられた中細麺にからみます。何より細ネギともやしの香ばしいハーモニーが「これだぜ」感満載です。チャーシューは意外に煮詰まっていて、シーチキンライク。もうちょっと柔らかければいいのにとも思いましたよ。

他にも徳島県南では、「羽ノ浦中華」や「パイタン亭」「も」なども帰省するたびに寄りたいお店。食べログにあった「阿南市ラーメンランキング」はわりと信憑性が高いのではないでしょうか。他の知らない店にも行ってみないとね。

帰りに豚肉がおいしいと有名な肉の飯沼に寄って、その近所の姉の家に顔を出して(去年の夏に遊びに来てたJC姪の母親)、さて、いい加減原稿をやらねばな頃合いですよ。

関連リンク
阿南市ラーメンランキング|食べログ