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先日藤井さんとのカフェログでチラリと「買ったよ」アピールしただけで、その後の使い勝手などに触れなかったSPOT Connectですが、MobileTodayで本日アップされた記事に詳しく書いておりますのでよろしければご覧ください。ざくっと説明すると、スポットコネクトとはケータイ圏外からでも通信衛星を利用して、ほぼ世界中どこからでも位置情報付きの英語41文字のメールが送れるGPSデバイスです。メール作成にはBluetoothでペアリングしたiPhoneやAndroidが必要ですが、緊急事態には本体側面にあるSOSボタンを長押しすることで、定型メールをあらかじめ設定しておいたメルアドに送ることができます。
日本では販売しておらず、ぼくはeBayから139.99ドルで購入しました。送料は35.7ドル。さらに年間利用料が99ドル(税込115ドル)と、位置情報付きメールをガンガン送りたい! というか位置情報付きTweetや近況を料金気にせず送りたい!ので、メール500本49.99ドル(たぶん有効期限は1年)のお得パックにも加入しておきました。さもないと1本50セントもするんですぜ。

しめてパイロットコストは、日本円で2万7000円ほど。エクストリームツイートのためのおもちゃとしては高いけれど、緊急連絡手段=命のお値段と思えば安い。
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クリックで大きい画像が見られますが、先日の雲取山登山で投稿した軌跡はこんな感じで地図上に記録されます。別途、公開/非公開マップが作れるので、長期海外旅行に出かける方などはブログに「現在地」みたいな感じでShareページを公開しておくと面白いかもしれませんね。でもおそらく残る軌跡は過去7日分だけ。

ちなみにサイトでKMLファイルを落とせば、Googleマップのマイマップにもこんな感じで反映させることができます。

本当はあとTrack Progressという年間49.99ドルのサービスに加入すれば、移動している様すら公開地図上に残せるんですが、さすがにそこまでは必要ないかもと思っています。面白いけれど。

常時電源を入れるわけではなく、つぶやきたい時にだけ使うので、電源を入れる→iPhoneとペアリングする(これが設定→一般→Bluetooth→端末を選択するのでさらに手数が多い)→iPhoneでSPOT Connectアプリをタップ→本文作成→TwitterやFacebookにチェックを入れて→送信→待つ、とけっこう手間暇がかかります。メール送信は1本送るのに、最初に1回送信したのち再度10分後に1回ずつ、と合計3回20分かかるので、確実に送りたい人は最低そこに30分くらい留まらないとあかんかもしれません。だいたい見通しが良ければ1回目で送信できてるんですけど、トップ画像の送信はのんびりコーヒー飲みながら行ったのに反映されてないものね。もしかしたらキャンセルボタンを押しちゃったのかもしれません。

注意点をまとめておきますね。

・年間維持費に最低115ドル
・ガンガンつぶやきたいならプラス50ドル
・日本語未対応
・メールはアルファベット41文字まで
・メールは送信するだけで受信できない
・確実に送信するためには20分かかる

本体が防水仕様なのは嬉しいところです。ちなみにぼくのデバイスは300番台なんですが、そんなに売れてないんでしょうか(笑)。サービスが中止されることはないと思いますが、みんなも買え!

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