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本日リリースが解禁されましたが、11月5日にバンダイが「3億円」を2100円で販売するそうです。と書くとなんのこっちゃらわかりませんが、「3億円」とは1000万円の札束30個とジュラルミン製っぽいアタッシュケースを1/6スケールで忠実に再現したミニチュアディスプレイ玩具のことです。なんだか80年代感あふれるジョークグッズっぽいですが、開発者の高橋晋平さん(『瞬間決着ゲーム シンペイ』『∞プチプチ』)は自信満々で、「ぼくも何に使っていいか、お客さんに受け入れられるかどうかもよくわからないんですよね。むしろ市場に問いたい」とご乱心のようでしたよ。
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といってもまったく勝算がないわけではなく、現在国内の宝くじ市場というのは推定1424万人のファンが支えていて、彼らの何割かが「願掛けグッズ」として購入するのを見込めるのだそうです。

宝くじファンではなくとも、ビジネスマンの生涯賃金とも言われる3億円を「家」「クルマ」「養育費」「慰謝料」などと1000万円ごとにふりわけてみたり、あるいは「もう40歳だから、自分はこんだけ使ってしまったのか」と取り返しのつかない無駄遣いを悔いてみたり、と人生設計に大いに役立ちます。フィナンシャルプランナーとか購入すると、顧客にお金のイメージをしてもらいやすくなるかもしれませんね。もっと細分化しないとダメか。

あるいは賭博の点数棒の代わりに使ったり(賭博は違法です)、3億円を使っておはじきやジェンガをやって遊んだり、あるいは3億円を具体的にイメージして「しょせんこんなもんか」と金に呑み込まれない強靱な精神を鍛える3億円自強法なるメソッドにも役立つかもしれません。

ま、なにより写真のようにフィギュアに持たせたりして飾るのが一番かもしれませんがね。ホットトイズなど主要なリアルフィギュアは1/6なのでスケール的にもぴったりです。手持ちのジョーカー銀行強盗バージョンに持たせようかな。

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3億円|バンダイ