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2011年10月22日土曜日。高度順応のため連泊したナムチェからいったんエベレスト街道を離れ、ボーテ川を遡ってクンブ地方有数のチベット仏教のゴンパを有するターメに向かいます。そう、いろいろ考えた挙げ句、フランス人のジョシュと一緒に、レンジョ峠、チョ峠、コンマ峠の3つの峠を越える冒険的なルートを進むことにしたのです。
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カレーとチベタンブレッドだかなんだかの朝食セット。相変わらずオレジュがホット。
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今日はクワンデ山がくっきり見えるほどに晴天。
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出発直後にナムチェの定期市が開催されていると知り、ジョシュと視察。
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デフォルトで辛い料理は少ないですが、ネパール人もチリが好き。
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おそらく自分が地元の子どもなら目を輝かせるに違いないおもちゃ屋。
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毎週金曜の午後と土曜の午前中に開催されるハート。ラッキーでした。
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ナムチェのゴンパ側に登る。
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さて、西進しますよ。
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西の崖には小さなヘリポートがありセレブが飛び立ちます。
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平民はシコシコと歩くのみよ。ボーテ川の右岸を行きます。
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手前の少年荷役にはかれこれルンデンまで道案内としてお世話になる。
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テショだか、テチョだか(Tescho)の可愛い仏門。
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ここいらで午前中のティーブレイクとしましょう。
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トレッカーとガイドポーターは別々に食事します。
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ガイドポーター同士で語らいあってるのは羨ましくもあり。
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おやつの茹でじゃが。薬味のジンブーがメチャおいしい。
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心なしかミニくまちゃんがパンパン。
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じゃがいも食べすぎな感もしつつ、再出発。
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クンブ地方の水力発電会社。
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この辺の家の庭先に咲いているオレンジやイエローの花が綺麗です。
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おそらくターモの集落ごしに雪山(もう地図の端っこなので名前がわからない)。
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チョルテンに味わいがあってよろしい。ベスト写真集にも別カットありんす。
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ふと来た道をふり返る。川がナイスなワインディング感。
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ターメに近づくに連れ、道がワイルドに、崩落箇所も増えてくる。
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華奢な橋を渡って左岸に渡る。
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こっちは冒頭のクワンデの麓ですね。行かない、行けない。
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少し高いところからもう一度、今日来たルートをふり返る。
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ターメの村が見えてきました。
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対岸には謎の壁画。
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ターメ川の奥地に続く谷。確かこっちの方が許可がないと行けない気がします。
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寒々しいターメの村。ちなみにナムチェを離れてからNcellは圏外。
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世界で一番多くエベレストに登った男、アパ・シェルパの実家にチェックイン。
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お昼すぎの早い時間でしたが、とにかく寒い寒い。
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遅めのランチに頼んだ、ダルバートベジカレー。お世辞抜きでご飯がクソまずい。
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アチャールがこうした唐辛子のピクルスな場合もあります。
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食後にジョシュと2人で裏山のターメ寺に行ってみることに。
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ターメ村全景。ちょっとしたハイキングのつもりがガチ登山。
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ガサゴソと音がするなと思えば限定ホワイトのヤクちゃん。
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通常カラーもラインナップしてました。
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仏門を抜けてゴンパへ。ここはシェルパ族の大きいお祭りが開催される由緒ある寺。
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遠目に「あそこまで登りたくないなあ」って思ってたところまで来てしまいました。
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ケータイで話すラマ。ここは高台なので電波が入ります。
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お祈りは見学可能ですが、撮影録音ができません。
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ワンコの撮影は可能です。かわええ。
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ここでお祈りしてれば、ケータイも持てて食うに困らないんですよ。坊主は。
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プージャー見学から出てきたら仲良く添い寝してましたよ。
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子どもラマと他のワンコ。道中のゴンパも、この犬種が多かったなあ。
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さらにもうちょっと奥の院的な仏塔まで登ってみることにします。
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あそこが最後だろうと目星を付けて。
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本日の最高度たぶん4200mくらい。ターメは標高3820m。ここね。
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山を見上げるとまだ上になんかあったので、諦めて下山。急に冷えてきたし。
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しかし、日が落ちると金属的に冷えてくるというのは言い得て妙ですな。
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ガクブルしながら部屋に退散。キャシャール山方面が綺麗に見える。
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震えてたらポーターがティーを持ってきてくれた。それでも寒い。
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玉になったご飯を避けポテト料理にするも、やっぱなんか確実にマズい。

ナムチェからターメまでは高低差400mほどしかなく、道中もさほどアップダウンがキツくないので、楽勝だと言えるかもしれません。何よりしんどいのは、ターメのお寺での往復。ちなみに途中の橋を渡ったあたりで、どっちなのか迷ってしまうあやしいポイントがあります。決して人通りが多いルートではないので、ガイドがいない場合は地元の荷役や他のトレッカーを追いかけて行った方が無難でしょう。ただ、うちのガイドらも道がわかんなかったんですけどね。

というわけで、メシマズ宿の夜は更けて、明日はさらにチベット国境に向かってボーテ川上流を遡上いたします。

つづく

「エベレスト街道トレッキング」のインデックス
エベレスト街道トレッキング1日目 ルクラ〜パクディン
エベレスト街道トレッキング2日目 街道最大の町ナムチェへ
エベレスト街道トレッキング3日目 エベレストビューホテルへの遠足
エベレスト街道トレッキング4日目 ターメ
エベレスト街道トレッキング5日目 荒野のルンデン
エベレスト街道トレッキング6日目 レンジョ峠からの初エベレスト
エベレスト街道トレッキング7日目 早朝ゴーキョ登山とゴジュンバ氷河越え
エベレスト街道トレッキング8日目 雪のチョ峠を越えてアマ・ダブラム
エベレスト街道トレッキング9日目 カラ・パタールの丘
エベレスト街道トレッキング10日目 エベレストベースキャンプとポーターの失踪
エベレスト街道トレッキング11日目 最後の峠コンマ・ラ
エベレスト街道トレッキング12日目 ふたつのチュクンとヒマラヤのパン屋さん
エベレスト街道トレッキング13日目 最後のエベレストとポーターの全滅
エベレスト街道トレッキング14日目 くまじゅんクムジュン
エベレスト街道トレッキング15日目 突然のさようなら
エベレスト街道トレッキング16日目 ルクラ待機
エベレスト街道トレッキング17日目 決断
エベレスト街道トレッキング18日目 昼飯はコーラ(常温)
エベレスト街道トレッキング19日目 もっともタフな1日
エベレスト街道トレッキング最終日 シヴァラヤで旅終わる