
日帰りのはずが急遽、山小屋に泊まって初日の出を拝むことになった三ツ峠山登山。いつもの夕焼け写真と何ら変わりはありませんが、トップ写真は正真正銘の2013年元旦の初日の出です。これをもって年賀状の代わり、新年のご挨拶とさせていただきます。

遡ること約24時間前。朝5時半に新宿を出て、8時着の三ツ峠駅。

駅から登山口まで距離があって、なんだかんだと1時間半。

朝はパッキリ晴れていたのに、徐々に雲行きがあやしくなる富士山。

修験道の霊山としても知られる三ツ峠山だけに史跡もちらほら。

ミニくまちゃんサイズのプチ氷瀑。

撮影する姿はこんな感じ。

出発から3時間超、山頂に近づくにつれ道が凍って危険になってくる。

これでも今年は雪が少ないのだそう。アイゼン必須です。

ロッククライミングの名所でもある三ツ峠山。溶けたつららが降ってくる。

これも樹氷の一種なのかしら。とても美しいスケルトン植物。

時折りこういう大物のつららも降ってくるので注意。

間もなく頂上。富士山はなんとか晴れたまま。

1785mの開運山に到着。三つ峠は他に御巣鷹山、木無山ってのがあるようです。

しかしお昼を食べていたらすっかり雲をかぶりました。風が冷たい。

下山はさすがに持って来た軽アイゼンを装着。それでも危ない。

途中の山荘にチェックイン。素泊まりは暖房費込みで5000円でした。

夕焼けを見に、再び近隣を散策。クソ寒いのに、テント張ってる人がいる…。

夕方になるとさらにグッと冷え込みます。

それゆえ冬の夕焼けは美しゅうございます。

カップめんもお菓子も売ってないので、隣の小屋に行ったけど、そこも何もない。

そういうするうちに、2012年の太陽が沈みました。

夕焼け空に浮き彫りになる富士山のシルエット。

晩ご飯はないので、持参したおしるこを飲みます。他にお菓子を食べます。

昨夜買ったル・パン・ドゥ・ジョエル・ロブションのカヌレ。

歯みがきできなかったのが痛いですが、睡眠導入剤でサクッと眠って翌朝。

あけましておめでとうございます。6時40分。

日の出時刻から遅れること10分、2013年の初日の出です。

初日の出に照らされるミニくまちゃんと富士山。

さて、帰りましょう。帰りはカチカチ山(天井山)までの下り2時間半。

富士山を見ながらゆるやかに下り、10時にはロープウェイ乗り場に到着。

今朝もお菓子で済ませた朝ご飯。ソフトクリームもいただきます。

カチカチ山から眺める富士山は高さと左右の振りが異なりますね。良い天気。

ロープウェイは使わず河口湖を眺めながら河口湖駅まで下ります。

ヱヴァンゲリヲン号で帰京。なんだかんだで家に着いたら14時まわってました。
GPSログですが、またしてもiPhoneのGPSが途中で狂ってちゃんと取得できなかったので、掲載ナシです。どういった時に発生する現象なのかわからないので、嫌ですね。せめてアプリ(FieldAccess)側で明らかにおかしい移動は警告するなり、後から修正できるなりすればいいんですけどね。なお、2日間の合計歩数は3万歩でした。
そんなわけで登り納めと登り初めが一挙にやってきた三ツ峠山登山。今回のルートは日帰りだとなかなかハードですが、富士山が好きなら楽しめると思いますよ。本当はあじさいを含め花の時期がオススメだそうです。また、梅雨の季節にでも来ますかしら。もっとも、都内から2時間以上かかる便の悪さがネックではありますが。
関連リンク
・開運の山 三ツ峠山