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毎年何かしらインサレーションを買っているような気がしますが、今年はノースフェイスの化繊ダウンに、モンベルのU.L.トラベルダウンコートとすでに2着も手配しました。化繊は天然ダウンに比べるとかさばってしまうものの汗濡れに強いので山歩きやスポーツに、ダウンコートは夕焼け鑑賞やバードウォッチングみたいな寒空でじっと待機する際にと、それぞれ用途を見込んでおります。で、実際よく使うというか、「寒くなったら困るのでとりあえず常に持ち歩いておく」のはモンベルです。

決してコンパクトではないものの280gの軽さ


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ダウン製品の品質をあらわす基準にフィルパワー(FP)という単位がありまして、これは1オンス(28.4g)のダウンにどれくらいの“かさ高”があるかを示したものです。この値が高ければ高いほど、少ないダウンの量でも大きく膨らんで体温がキープできるため高品質、というわけです。

モンベルのU.L.トラベルダウンコートのダウンは800FP、と超人強度でいえばだいたい悪魔将軍クラスの高品質ダウンを用いています。少ない量でも暖かい衣類が作れるので、コートタイプなのに重さはわずか280gです。

ユニクロのウルトラライトダウンが、「ウルトラライト」を標榜しながら重量をまったくオープンにしていないのでキチンと比較できないのですが、ユニクロは640FP以上の「良質ダウン(リリースでは高品質ダウンを謳っていますが、日本繊維品品質技術センターによると高品質ダウンは700FPから)」を使っているため、ダウンの品質だけを比べてみてもモンベルの方が暖かいようです。もちろんユニクロ製もダウン量を増やせば、暖かさでモンベル製に迫ることができるのですが、当然ぬくもりと軽さはトレードオフの関係なので、あんまり詰めすぎると超軽量ではなくなります。

それでもなんとか昨今流行りの襟なし丸首インナータイプのダウンジャケットで比較してみると──
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ユニクロ ウィメンズ ウルトラライトダウン ジャケットタイプ(コンパクト)…173g
モンベル U.L.ラウンドネックジャケット Women's…135g

同じようなかたちでも38gの差があります。コートタイプならその差は俄然広がるのではないでしょうか。

もっとも「ユニクロ メンズ ウルトラライトダウンコート」が7990円なのに対して、「モンベル U.L.トラベルダウンコート Men's」は1万6800円と、ほぼ倍なんスけどね! そりゃ軽くて暖かいのは当たり前だ。しかもモンベルはアウトレットでもない限り、セールもなくビタ一文まけてくれません。

収納イメージとか着用イメージ


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ちなみに、いつも着て歩くものではなく、寒くなったら羽織るものなのでだいたいカバンに収納しています。ひらくPCバッグに入れるとこんな感じ。重さは気にならないものの、ナルゲンの1リットルボトルていどの体積があるので、バッグ上部を圧迫してジッパーがやや閉まりにくい。
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遠目すぎますけど、着用イメージ。モンベルのウルトラライトダウンのシルエットは、スリムなインナー用とゆったり目なアウター用で2種類あり、トラベルコートは後者のため通常MサイズのぼくでもSサイズをチョイスしました。それですら、特に二の腕まわりがぶかぶかで若干ふくよかな感じです。

なお、今年のモデルからはスナップボタンからジッパーへとディテイルが変更されたようです。スナップボタンは軽量化に役立つのですが、すきま風が入ってくるので3gくらいの重量増など問題ではありません。

ポケットにジッパーやボタンはありませんが、裏地にフリースっぽい素材が使われていて、冷たい手を入れると肌触りがよく暖かいです。

気になる点があるとすれば、Sサイズだけに袖丈がやや短いところ。またミドル丈なので座った時にお尻までカバーされず、冷たいということでしょうか。多少重量増になったとしても、あと2段分くらい着丈が伸びればいいなと思われます。

でもおそらく、最軽量クラスのダウンコートゆえ、日常使いや旅行で活躍すること間違いナスでしょう。

【追記】
その後

関連リンク
モンベル | オンラインショップ | U.L.トラベルダウンコート Men's