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2010年9月から足かけ3年以上にわかって連載してきた、ニフティのノマドワナビー向けブログメディア『bizmash!』が2013年末をもって終了いたしました。最後に「さようならbizmash! 消える前に読んで欲しい、熊山准、渾身(だけど空振り)の記事はコレだ!!!! 」という記事を書いていますので、よろしければ来年3月くらいまでにお目通しください。そんな一抹の寂しさを覚える師走の今日この頃、怒濤のごとく自宅に押し寄せているのが新ガジェットたちです。

MacBook Air 13インチ


オールアバウトのMacガイド記事「初めてのMacBookの選び方【Late 2013編】 」でも書いたですが、実は自分自身こそ悩んでいたHaswell MacBook選び。結局、軽さとバッテリーを取って、MacBook Air 13インチの一番安い梅モデルにしました。

昨夜、『R25』の忘年会で「熊山、最近ノマドしてないだろ?」と指摘されたのですが、確かにこの1年、あまり外で原稿を書かなかったのは、MacBook Pro 15インチ Retinaディスプレイモデルがデカくて重くて持ち歩く気になれなかったから、かもしれません。

画面の狭さは懸念材料ではありましたが、MBA 11インチ時代に比べると広いし、MBPR 15インチに比べると文字が大きい(ドットバイドットで表示しているため)ので、原稿執筆マシンとしてはちょうどよい塩梅です。ただ、液晶画面がかなり白っぽく、これはLG電子製のディスプレイによるものだそうですが、画面を見てると意識が遠のいていきそうだったので、有志が作ったカラープロファイルを突っ込んでおきました。

今後、モバイルではMBAを持ち歩くことになると思います。MBPRはiMacの代わりにメインマシンにするかどうかを考えます。

α7でもRX10でもなくNEX-6を選んだ理由


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もうひとつが、デジカメです。

とりあえず今回フルサイズ一眼レフには手を出さないと決めたので、コンデジかミラーレス──とりわけNEX-5シリーズのバッテリー資産を有効活用できるソニー製──で悩んでいたのですが、結局フルサイズミラーレスのα7でもなく、1インチセンサーにF2.8通しの200mmズームを積んだ高級コンデジRX10でもない、α Eマウント NEX-6を選びました。

1年以上前に出たモデルなので、半額。

NEX-6の良いところは、有機ELのビューファインダーが搭載されている点、また簡易フラッシュが内蔵されていて後幕フラッシュが使える点、Wi-Fi機能があるのでスマホに直接写真が送れる点、なおかついま持っているNEX-5NよりAF性能がアップしている点、USB充電にも対応している点、SEL18200も有効活用できる点などが挙げられます。

ボディは多少重く大きくなりましたが、かえってホールド感は増しました。

いま持ち歩いているサイバーショット DSC-RX100とキャラがかぶるかなと思ったんですが、RX100は圧倒的に小さくて軽いので、まだまだ出番はありそうです。でも本音を言えばRX100M2が欲しい(笑)。
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VFやフラッシュはもちろんですが、ダイヤルやキーが増えて操作性がアップしたNEX-6。もっとも、ぼくはNEX-5のシンプルなUIに慣れてしまったので全然問題はありません。

今後、Eマウントの新しいレンズを買うかどうかはじっくり考えたいと思います。

そうそう、なぜα7をやめたかというと、おそらく総額40万円くらいでぼくが欲しいレンズが全て揃うものの、きっとその暁には「光学式のビューファインダーを覗いて撮影したい」という欲求が高まるのが目に見えていたから。そしてなぜRX10をやめたかというと、値段が高くて、デカくて、重くて、電動ズームのレスポンスがどうも好きになれなかったから。同じくらいのデカ重さは我慢して、値段が安くて高画質ならそっちがいいじゃんというのがNEX-6を選んだ理由です。

それにしても、MacBookもデジカメもいま持っているもののアップデートなので、変わり映えがしませんね。散財した感が希薄です。困ったもんです。

関連リンク
アップル - ノートパソコン - MacBook Air
NEX-6 | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー