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アルファブロガーワナビーであり、ブログマフィア入りを狙う当ブログにおきましては、ブロガーイベントは夢の催し物。しかし「ものごとは上から入った方が楽」という座右の銘をもとに、AMN等で応募することなく企業からのお声がけをじっとお待ち申しておりました。──それから3年、いよいよミニくまちゃんがオフィシャルに招聘されるチャンスが到来しまして、それが『教えて!goo“SIM通”』なるSIM業界ただひとつのポータルサイトのイベントなのでした。

SIM業界とは


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とりあえず、「教えて!goo」関連のイベントだとわかるのは良いとして、そもそもSIMとは何ぞやって話ですね。

SIM(しむ)とは、正確にはSIMカードのことで、携帯電話やスマートフォンの中に入っている小さなICカード。これには、携帯電話番号そのものが記録されています。ゆえにSIMを他のガラケーやスマホに入れ替えると、新しい端末にあなた宛の電話やSMSが届くようになるのです。

逆に言えば、ケータイが1台あれば、SIMを入れ替えるだけで、別の携帯電話会社のお得な通信プランを利用することができます。特に、近年は大手携帯電話会社の電話回線を大量に仕入れる(借りる)ことで、ユーザーに安くSIMを提供するMVNOなる通信業者も登場しています。また、海外旅行が多い方は、渡航先の携帯電話会社のSIMに入れ替えることで、現地のお安いプランで通話やデータ通信を利用することができます。

ただ、どんなケータイでもSIMさえ入れ替えたら使える!というわけではありません。実は端末側に他のキャリアのSIMを弾いてしまう悪名高い「SIMロック」なる防衛策が取られておりまして、一部のモデル(現状ではドコモのガラケーおよびAndroidスマホ、またはイーモバイルの端末、もしくは技適認証を受けた海外製スマホなど)を除き、SIMカードを相互に利用できないようになっているのです! ごほっ(血を吐く)。

また、SIMロックがかかっていない「SIMフリー端末」を手に入れても、入れ替えるSIMカードの通信規格(3GとかLTEとか)やバンドに対応していなければ利用することができません。

話がややこしくなってきましたね。話がややこしいながらも、上手に使えば通信料金が上手に節約できるため『SIM通』なるメディアが求められるわけです。ふう、繋がった。

ともあれイベント報告


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『SIM通』の小池さん。実は元R25編集者で現ミャンマー在住のSくんの友達。狭き世界よの。
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毎日コラムを更新している『SIM通』。今後SIM普及にも力を入れるべくイベントを企て中。
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ゲストとしてSIMフリー端末を発売するASUSと、MVNO SIMを販売するSIMSELLERの方々。
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まずはエイスースのご紹介。ネットブック「EeePC」のヒットが懐かしい台湾メーカーです。
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全世界57拠点もありながら、国内認知度はまだ30%ほどだとか。EeeKeyboardが好きです。
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近年大ヒットしたNexsus7はASUS製。その他にファブレットのfonepadシリーズを展開。
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出席ブロガーは25名ほど。真面目に話を聞くミニくまちゃん。ふむふむ。
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続けてNTTレゾナント、つまりgooが運営するSIMSELLERの案内。

言ってしまえば、このイベントの真意は「SIM通でSIMフリーを理解して、SIMSELLERで、OCNのMVNO SIMカードをお買い物してちょ」にあるのは明白です。ただ、SIM通は他社MVNOの紹介もしているので、これはつまり大人の事情を踏まえてゲスパー(by Hagex)すると…「SIMSELLERから予算が出ている社内タイアップイベント」なのだと言えましょう。

でもお話は興味深かったので、以下SIMSELLERの状況。

・楽天、Yahoo!、本店(自社サイト)の3店舗で展開
・購買層の男女比はどのサイトも8割男性、2割女性
・年齢層は楽天が40〜50代男性、Yahoo!は30〜40代男性
・年明けから問合せが250〜300%増加
・特に初心者からの電話相談が多い
・よくある質問は「契約期間の縛り」「LINEができるか」「通話もできるか」など
・もっともよく売れているのはSIMとルーターのセット
・SIMフリー端末は高いので初期費用が少ないルーターが人気
・また、自分の持っているスマホがそのまま使えるので人気
・他にはSMS対応のSIMが売れている
・従来はSIMフリー端末をすでに持っている人に売れていたので潮目が変わったかも
・楽天店は楽天ポイントが付くのがお得
・Yahoo!店はポイント+1000円引きクーポンがお得
・本店はOCN光 with フレッツとのセット契約がお得

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前述したSIM初心者の関心の高まりは、SIM通の記事PVや検索ワードでもうかがえるとか。
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SIM通としても、初心者から上級者までうまく囲みたいぜ!のパワポ。
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ミニくまちゃんはおなかが空いてきたので、まい泉のカツサンドをいただきます。
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初心者の流入が増えたのはMVNOの新商品と、マツコDXのCMなどが影響していると分析。
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ここでASUSさんにバトンタッチし、どうやって端末を日本語化しているかの解説。
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MVNO SIMでちゃんと動くか、山手線主要駅をぐるぐるまわって地道にテストしているとか。
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幅広い層にSIMフリー端末を使ってもらうため、fonepadファンサイトで情報発信中。

ただ、キャラ設定が外資系広報担当アラサー女性ってターゲット絞りすぎな感がなくもない。

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ツッコミはこの辺にして、ASUSの最新モデルのタッチ&トライコーナーへ。
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こちらfonepad Note 6。ペンも付いた6インチファブレットでGalaxy Noteあたりとガチンコ。
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で、fonepad 7。ワイド液晶の7インチなのでiPad miniに比べて細長い印象。

しかし、いつもAndroid端末を前にして困るのが、どのアプリを起ち上げてどんな操作をしたら、端末の性能がわかるのかという、インプレッションのポイントです。そこでASUSの日本版SIMフリー端末すべてを手がけたAndy氏にうかがうと

「本当はテストアプリをインストールして、フレームレートの数値を見るんですが、店頭で触る他社製端末の場合などは、スクリーンショットを撮ったり、フリック操作で写真を次々に送ったりして、操作感や応答性を確認しています」

とのことでした。なるほど。特別なことはしなくていいんですね。ちなみによく売れているのは、意外にも安いモデルらしく、「いっちゃんええやつ」を買う日本人の国民性にも変化の兆しかなと思いもしたのですが、かといって本当に性能の低いボトムラインをリリースしても売れないので日本には導入しないのだそうです。そもそも、国内認知度が30%のメーカーのモデルを購入する時点で、ある程度リテラシーが高い人が買っているとも言えましょう。

ついでに、「日本ではiPhoneやiPadが異常に売れてますけど、ASUSさんとしてそこにどう対抗しようとしていますか?」というAllAbout Macガイドらしい質問を投げかけてみたのですが、「そこはあんまり意識していない」とした上で「MiracastやQiなど、Androidにしかできないことをアピールしていきます」とのことでした。

個人的に、iOS端末からAndroid端末に宗旨変えするきっかけがあるとしたら、OSと端末の改悪が取りかえしのつかないレベルまで行ってしまうか、本当に高価なアップル製品が維持できないくらい困窮するか、どちらかだと思われます。で、実際前者はじんわりと進んでいるし、後者にいたっては明日にでもなりかねないので、あながち可能性がないとは言い切れません。
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最後にASUS様(!)とSIMSELLER様(!)からのご提供によるじゃんけん大会。
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商品はNexus7やfonepadなど計4台。じゃんけんぽーん! あ、パーしか出せない。
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あのAndroidは酸っぱい(泣)。さ、帰ろ帰ろ。

感想


初めてのブロガーイベントでしたが、ミニくまちゃんは最後までちゃんといい子にしていました。でも、誰も「なにその人形?」というツッコミがなかったのがおそろしいところですよ、日本人。

そして、今後SIM通やSIMSELLERに求めたいことは、現在発売されているSIMフリー端末の、海外での対応状況の情報でしょうか。あと、海外の携帯電話会社と渡航者用の料金プラン、APNなどの設定も欲しいところです。渡航先に応じていちいち調べなくちゃいけないのが面倒なのです。ただ、更新も多いので情報収集がめちゃくちゃ大変そうですけどね。ぼくは絶対やりたくないものね!

そんなわけで田町からは以上です。カツサンドおいしかったです。これに懲りずにまたお招きくださーい。

関連リンク
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