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ここ数年、仮面ライダー映画のクオリティ低下が著しく(過去マックスは『運命のガイアメモリ』『レッツゴー仮面ライダー』『MOVIE大戦MEGA MAX』あたりかと)、特に春の『スーパーヒーロー大戦』枠は鬼門なんですけど、今年は平成ライダーVS昭和ライダーという夢のマッチを用意されてしまったので、のこのことバルト9に足を運んでしまったのでした。
感想は、去年の『スーパーヒーロー大戦Z』とまったく同じ、「仮面ライダー学芸会」「東映公式二次創作」「仮面ライダーショーTHE MOVIE」でした。途中までの物語構造が『スーパーヒーロー大戦』とまったく同じでびっくりです。

決着を付けるというふれこみの昭和対平成のライダー対決も、失笑もののオチでした。

それでも見どころがあるとすれば、乾巧と神啓介のふれあいエピソードでしょうか。こうした新旧ライダーのクロスオーバー的なからみはじっくり描いて欲しいのですが、子どもには地味すぎるので映画としての動員は見込めないのでしょう。ならば1時間のテレビドラマくらいで展開して欲しいですよね。

仮面ライダーBLACK VS仮面ライダーW
仮面ライダーZX VS仮面ライダーディケイド
仮面ライダーストロンガーVS仮面ライダーカブト
仮面ライダー電王VS烈車戦隊トッキュウジャー

とかね。

おそらく来年の春映画は、それこそ『オールライダーVSウルトラ兄弟』あたりをブッキングしないと、そろそろ飽きられてしまうのではないでしょうか。もしくはオリジナルキャストによるクウガ、カブト、電王そろい踏みとかね。

そしたら観に行きます!

で、やっぱり騙されるのかもしんない。

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