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『MacFan』に『AllAbout Macガイド』とアップル製品で食わせてもらっている売文家としてあるまじきお買い物ですが最近仕事用に8インチWindowsタブレットを買おうかと迷っております。
最近増えてきたウェブ入稿をどこからでも手軽に行えるよう体制を整えるのが、唯一かつ最大の理由です。iPad miniだと今のところ不可能な処理があるうえ、MacBook Airだと重すぎ&電源確保が大変すぎて、国内旅行や帰省ならまだしも登山や海外旅行など身軽な旅には向かないのです。

そこで調べてみると最近のタブレットには、8インチ400g以下でフルスペックのWindowsが走って3万円以下、なおかつOfficeまで付いてくると言うではありませんか。

ストレージこそ32GBと少なめですが、モバイルバッテリーで充電できるし、原稿を書いて写真を編集してウェブ入稿する仕事道具としては十分です。ノートと違いタッチパネルなので、ゲラの赤入れまでできます。

次のiPhoneとしてiPhone6Plusを選ぶとなると、おそらくiPad miniが不要になる。その環境で共生できるタブレットがあるとするならば、それはWindowsなのかもしれない、と思ったのです。

もちろん納得はしてないですよ。

せめてiPad AirのサイズでMac OSが走ってくれればいいんですけれど、もしそんなマシンが出たとしてもWindowsタブレットの倍近いお値段にもなるのでしょう。まあ、お金の問題はどうにかするとして、手軽さが売りのiOSですが、それでもだんだんややこしくなってきましたし、使われ方も多様化しています。そろそろファイラが扱えるプロモードみたいな設定を用意してくれてもいいんではないでしょうか。無理ですね。

とここまで書いて、結局ウェブ入稿を求められるおのれのライターとしての価値の低さが問題な気もしてきました。下っ端ほど何にでも使える汎用機を用意して仕事を逃さないよう万全を期し、上に行けば行くほど自分のワークスタイルを押し通せる。iPadで仕事が完結できるのは、その象徴なのかもしれません。

悔しいけど今はwindowsを使うしかないのかしら。それとも武士は食わねどなんとやらで、約10万円/月のお仕事を蹴るべきかしらん。

かたや、それは自由の問題にも関わってきます。快適な不自由を強いるMacか、決して心地よくはないものの安価で自由なWindowsやAndroidか。

ことガジェットにおいては、自尊心と自由は相容れないものなのかもしれません。

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