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勢いのあるうちにキャンプ編に続き、2日目の登山編というか、登頂編をアップします。確かこの日は4時半くらいに起きて、朝ご飯を食べ、テントを撤収してからの登攀開始となりました。本当はテント張りっぱで行きたいところですが、西穂山荘のテン場は非常に狭いので、せいぜい30張、かなり無理をして50張しかキャパがないため、出発前に撤収して専用の棚にデポして行くのがルールなのです。もっとも、ぼくの場合はトレッキングポールを使って張るツェルトなので、どっちにせよ撤収せざるをえないのですが。
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今日も主に森下カメラと小林カメラでお送りします。5時半出発。
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山荘からいきなり、ちょっとした急登が続きます。タオルが現場監督感ありますね。
STA-Jun-Kumayama
昨日、夕焼けを見に来たポイント。
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独標、チャンピオンピーク、西穂など今日の獲物を目視。でもちょっと雲が多いな。
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まずは丸山にタッチ。丸山でたっち。
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独標の手前で夜明けを迎えました。去年の教訓いかされず、ちょっと位置が悪い。
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独標でご来光を迎えるのがオススメ。ぼくはアタックザックがなくフルサイズ。
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高度感のあるカット。麓に見えるは上高地と梓川。
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株式会社ダブリューアール代表取締役社長・森下祐紀、独標に立つ。
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さて、ここまでは誰でも来られる。ここからがアルパインクライミングっす。
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起業したばかりの小林昂祐もどこかに立つ。
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3カメゆえこのへんから時系列があやしい。
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独標からいくつものアップダウンをくり返し、西穂山頂を目指します。
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チャンピオンピークにたっち。相変わらず天気はよくない。
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「天気は悪いけどそのぶん雷鳥がいるかもねー」と話した矢先にいた!
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さあ、山頂まであと少し。
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最後にちょこっと手を使って這い登るパートを過ぎれば…。
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西穂高岳2909mにとうちょー!7時40分。2時間てところですね。
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おっさんで記念撮影。ぼくはパタゴニアのナノエアフーディーを下ろしました。
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雲が多いんですが、穂高連峰から槍ヶ岳まで望めますで。
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西穂までもそこそこ危険ですが、ここからジャンダルム、奥穂方面はガチヤバ。
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小林くんはちょっくら行ってくるらしい。
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それで撮影したのがこちら。『西遊記』のオープニングばりの飛びはね具合。
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先をゆくトレッカーたちもいますね。いつかは行きたい。
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登ってきたルートもなかなか絵になります。

主峰に至る11ピークのタイムラプラス #登山 #北アルプス

Jun KUMAYAMAさん(@kumayama)が投稿した動画 -



タイムラプス動画を撮ったので、ぜひ再生くだしあ。
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わりと長居して、ゲット下山。
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なんか、帰りの方が雲が切れて美しい。
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そうそう、この日からブラックダイヤモンドの最軽量ヘルメットを新調しました。
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本当はアルパイン登山用ではないんですが、涼しさと軽さは正義だ!
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アップダウンが多いので、帰りも地味に登りがあります。あと、雷鳥ちゃんもいた。
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独標までやってきたちびっ子ちゃんは夢のなか。
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無事、西穂山荘に帰って生ビールで乾杯。ここから1時間かけて下山するんですが。
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我慢できずロープウェイの乗り換え駅でステーキ丼をいただきマンモス。
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さらにロープウェイに乗って新穂高温泉におります。
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中崎山荘奥飛騨の湯で汗を流して、ゲット帰京。
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出発時間に縛られるのが難点ですが、帰りはやっぱりバスや電車が楽ですね…。

今回、森下さんにとっては初めてのアルパインクライミングだったようで、高度感のある岩登り体験が、登山へのより深い関心をかきたてたようです(勢いづいて翌々週にはソロでの富士山ピストンを敢行した模様)。ぼくが最近感じていることは、初心者が手始めに高尾山や丹沢に登って「山って、こんなもんか」と思うよりは、経験者の引率のもと森林限界を超えたアルプスの山々に挑戦して、いきなり登山の核心に触れた方が面白いし、趣味として長続きするんじゃないかってことです。

その点、西穂は初心者にうってつけの山だと思うんですが、さすがに独標から先はビビると思うので、そうさなあ、手始めなら木曽駒ヶ岳立山あたりが適当なのかもしれませんね。

おしまい。

「西穂高岳 2014」のインデックス
今シーズン最後のアルパインクライミング・西穂高岳(上)
今シーズン最後のアルパインクライミング・西穂高岳(下)


関連リンク
【公式サイト】新穂高ロープウェイ
西穂山荘