
10月末に神戸ビエンナーレを観ようと、ついでに瀬戸内を巡ったツーリング旅の2日目です。瀬戸内アートの旅と言えば、直島を拠点にぐるぐるまわるのが常ですが、4年連続で通うとさすがに飽きてきたので今回はあえて外し、小豆島起点で豊島(これも3年連続ですが)と犬島に行くことにしたのです。

見事な秋晴れ。小豆島のシンボルとパチりんこ。

バイクで豊島に行こうとするとどうしても始発が遅く、8時40分。

大波が来たら確実にもってかれる防波堤。瀬戸内だから安全なのかな。

30分ほどで豊島・唐櫃港にとうちゃく。バーグマン200は初上陸。

ひとまずクリスチャン・ボルタンスキーの《心臓音のアーカイブ》へ。

まだオープン前なので、目の前のビーチでピチャる。

で、家浦港にサクッと移動し、9時50分の犬島行き旅客船に乗り込みます。

4年ぶりの犬島!

ランチ難民になるのが目に見えてたので、早速たこ飯を食らいます。

いやしかし、犬島の太陽は秋でも強烈。

犬島精錬所美術館へ。以前は扉が閉まってましたが、最近は開放してるのかしら。

あらためて柳幸典《ヒーロー乾電池》は素晴らしかった。

はつでんしょ。

このカラミレンガが熱いんだ。

続いては家プロジェクトなのですが。4年前とけっこう変わってます。

味わい深い看板。

S邸《コンタクトレンズ》。

もはや家の面影はないんですけどね。

今回初めて観たA邸《リフレクトゥ》。

おなじみの《中の谷東屋》。

こちらも初見のC邸《The Master and the Slave:Inujima Monogatari》。

ただ、精錬所に比べると家Pは小粒かも。島をぐるぐる巡るいいわけには最適だけど。

再び豊島に戻り、お楽しみの豊島美術館…ですが寒すぎて即退散。

その後豊島横尾館でひと息ついて、いちご家でクレーピング。

豊島の絶景ポイントは豊島美術館へと下る坂道だと思うんです。

帰りのフェリーまで砂浜で過ごす。

さようなら、豊島。今度はやっぱり夏に来ます。

ちょうど夕焼けの時間帯。

瀬戸内旅の核心はフェリーにあると思う。

昨日泊まったホテルグリーンプラザ小豆島は、最高の夕焼けスポットです。

穏やかだなあ。

土庄に着いたらあわてて、ホテルの近くまでバイクを走らせる。

豊島方面に沈む太陽。

この時間帯のフェリー旅も素敵よね。

豊島、犬島、夕焼けと最高の1日でした。

小豆島唯一のファミレスで時間を潰し、坂手港に移動。2000km。

夜こそ映えるヤノベケンジ《スター・アンガー》。

ここからジャンボフェリーに乗って神戸港を目指します。

ジャンボフェリーも昭和感満載で素晴らしいですね。明石海峡大橋をくぐる。

深夜0時をまわった頃、ようやく神戸に着きました。
3日目からは神戸ビエンナーレを巡ります。
つづく。
関連リンク
・Art Setouchi
・『ジャンボフェリー』公式サイト|神戸・大阪~うどん県高松/小豆島・直島・四国 フェリー&高速バス