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今日から国立新美術館で始まる『ドマーニ・明日展』の内覧会に行ってきました。これは何かと言うと、文化庁の新進芸術家海外研修制度の成果発表会で、ひらたく言うと助成金(税金)で海外で作品作りをしてきた新鋭アーティストのお披露目会です。トップの写真は、松井えり菜《ヤバイリンゴ〜ビッグ》。自画像とリンゴの合体だそうですが、確かにヤバい。すでに高橋コレクション蔵。
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というわけで、気に入った作品をご紹介します。
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ヒゲまで鮮明に描かれた《ふたつの気持ち》。右下の熊ちゃんには目玉が入ってます。
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自画像も良いんですが、周辺の小さきものたちがいちいち可愛い。
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タイトルで完成された感のある岡田葉《元彼の家の火事》。
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電球に彫った彫刻が壁に象を結ぶ、南隆雄《Light Symbol》。
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こんな塩梅です。
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まるで美術館に天窓ができたような平川祐樹《Vanished Tree - White Elster》。
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内藤礼を思わせる繊細なインスタレーション、池内晶子《Knotted Thread-red-h120cm》。
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一番のお気に入りは粘度で作ったおくるみ、保科晶子《おぼえてる?》。
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可愛いので歩いてるみたいなGIFを作りました。
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今度またゆっくり観たいクレイアニメ、折笠良《水準原点》。音楽も良い。
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最後に展覧会のポスターにも使われている金子富之《大梵天王》。

昨年も書きましたが、新進気鋭のアーティストばかりの展覧会です。これから日本で、世界で活躍する逸材がポッと出てくる可能性もありますので、今のうちに名前と作品を覚えておいてはいかがでしょうか。

未来を担う美術家たち 文化庁芸術家在外研修の成果|DOMANI・明日展