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1週間のアメリカ南西部のドライブ旅。すでに同行者のブログが続々アップされていますが、まずはあたりさわりのないパッキングネタからエントリします。今回のカバンは、機内持ち込み可のスーツケースひらくPCバッグのみ。久しぶりにひらPを引っ張り出したのは、(いつもと違って)レンズ3本とニャンちゅうを持参したため。実際はもっと身軽に動きたい時もあろうかと予備でKEENのガーリースリングも持っていきました。
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パッキングに関しては取材旅行でこなれてきたこともあり、大きく「着替え」「リキッドパック」「電源まわり」の3つにまとめればOKだと悟りました。

着替えは、いま装備しているものとホテルチェックイン後のリラックスウェア(パジャマ)込みで3日分。その日着たものはシャワーを浴びながら毎日手洗い。喉の痛みで目が醒めるほど室内が乾燥しているので、翌朝には乾きます。さもなければレンタカーの車内で乾かせばいい。

なお、洋服はTシャツ3枚、ズボン2本、薄手のジャケット1枚、薄手のレインジャケット1枚、薄手のウールセーター1枚、ダウンコート1枚、パンツ3枚、靴下3足、キャップといった構成。ロスはすでに夏でしたがグランドサークルは標高2000mを越えるため4月でも寒く、日没や日の出を待機する予定もあったので、防寒用のセーターとダウンは必携でした。防寒着を選ぶ際はフード付きで、腰まわりをカバーする丈の長さがポイント。後悔があるとすれば、軽いサンダルを持っていけば良かったことかもしれません。

リキッドパックには、歯ブラシ、マウスピース、爪切り、目薬、ピル類といったあれこれを入れて、基本はスーツケースのフロントボックスにイン。関連グッズでは、つつましくホテル室内で食事するときのためにプラ製のナイフとフォークがあった方が良いというか、ないと詰みます。

電源まわりのパックは2つに分けていて、ひとつはすぐに使いそうなケーブル類や予備バッテリー、メモリなどをジップロックに入れて、フロントボックスに。もうひとつは延長ケーブル、アダプタなどをといったホテルに着いてから必要なものでスーツケースのメイン気室へ。そうそう、レンタカーの旅ならシガーソケットへ差し込むアダプタが絶対に必要です。モバイルバッテリーの出番はほとんどなかったので小さいタイプで良いでしょう。

ひらPには、ぬいぐるみ2体、交換レンズ2本、予備コンデジ、360度カメラと一脚、予備バッテリー、タオル、パスポート類、ブロワー、iPad(移動中はナビに)などを収納していました。当然、ヘビーなのでクルマや部屋を離れるたびに持ち歩くのが面倒くさくなって、旅の後半ではサブバッグのガーリースリングに頼りっぱなし。ただ、ぬいぐるみ2体、予備コンデジ、THETA Sを入れたら、さすがにパツパツで出し入れが困難。でもないよりはマシでした。

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結果的に言えば、すべてを機内持ち込みにしたので空港での移動が激スムーズでしたが、同行メンバーが預け荷物だったので大した意味はなし。そうそう、レンタカーのトランクもスペースが限られているので(シボレーマリブだとスーツケース大2と小2にプラスアルファていど)、事前にメンバー間で荷物の量は把握しあっといた方がいいかもしれません。あと、車上荒らしが怖いので車種は、荷物が隠せるセダンがベターでしょう。

全体的な荷物はコンパクトにまとまりましたが、「ぬいぐるみ2体、レンズ3本、パノラマカメラ」はやりすぎ。撮影だけで「ブログ/SNS用」「媒体取材用」「ハコスコ用」と煩雑でした。さらに運転しなきゃいけないわ、取材プランを考えなきゃいけないわで、旅の当初は軽いパニックに陥っていました。

ここは割り切りが必要で、おそらく高倍率ズームのネオ一眼と、広角レンズがわりのTHETA Sの2台で良かったはず。

持っていって良かったもの


まとめ代わりに使えた旅グッズの羅列。

SWANS DAY OFF(かけ心地が軽いサングラス)
・THE NORTH FACE ジャーニーズコート(薄いコート)
・THE NORTH FACE ジャーニーズパンツ(薄いパンツ。寝間着にも機内着にも)
・速乾Tシャツ(なんでもいいので、化繊100%に近いものを)
・パタゴニア バギーショーツ(水着にもなる短パン)
・パタゴニア メリノエアフーディ(セーターがわりのウール肌着)
モンベル トラベルダウンコート
アディダス スタンスミス(脱ぎ履きカンタンなベルクロモデル)


とにかく暑くて寒くて乾燥しているので、それらに対応する装備をオススメいたします。

おまけ・通信環境


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今回は @ukoara がグローバルWiFi(2台・20GBまで)を借りてくれたため、SIMフリーiPhone&iPadに現地プリペイドSIMを突っ込む必要がなく、とりわけ貧弱なホテルのネット環境をカバーしてくれて大変ありがたかったのですが、メンバー4人がバラバラに行動していると、ルーター係から離れるシーンもたびたびあったため、ぼくはぼくでSIMカード突っ込んどいても良かったかもな、という気がしないでもありません。ただ、アメリカの相場は高く、3000円で1GBとけっこうなお値段になっちゃうんですけどね。

ともあれ、Googleマップには大変お世話になりました。

【追記】
道中は下記メディアにまとめておきました。
アメリカロードトリップ──あの頃憧れた荒野を走る | editeur エディトゥール
ルート66を行く──100年の時を溯るタイムトリップ | editeur エディトゥール
ロードトリップの休息──ダイナーとモーテルを愉しむ | editeur エディトゥール
美しきアメリカ──幾千万年の時を紡ぐウィルダネス | editeur エディトゥール

関連リンク
海外WiFiルーターレンタルのグローバルWiFi | 海外WiFiならグローバルWiFi