
さいはての芸術祭、スズの旅その2です(その1はこちら)。2日目からは山奥の若山から日本海側の外浦に出て時計回りで作品を巡ります。写真はOngoing Collective《奥能登口伝資料館》のひと品。ミニくまちゃんが異色肌ギャルみたいになってます。
ざっくりこんな感じ。

かつて外浦で鯨があがると山奥まで潤ったそうな《上黒丸 北山 鯨組》坂巻正美。

近くには竹川大介《海のこと山のこと》の北山編が。これはエロ本が落ちてる匂いがする!

最奥部には茅蒸し風呂だけがありました。靴ドロドロよ…。

若山中心部には中瀬康志《月を映す花舞台/アートキャラバンKAMIKURO》。

なのですが、若山エリアは無理して来なくていいかも…。一路、外浦へ。

2万人が訪れた《時を運ぶ船》塩田千春。塩田で有名な大谷に「塩田」とはこれいかに…。

村尾かずこ《サザエハウス》も大人気。受付のおばあちゃんがいい味出してる。

外壁には2万5000個以上のサザエの殻がちりばめられています。

中身もぐるぐる回転していてサザエ風。

名物の塩らむねをグビる。文字が入れやすいよう撮るのが職業病だぜ。

今宵は野宿の予定ですが、有力候補のバス停はアート作品になってしまっている!

市内4カ所のバス停で展開している《珠洲海道五十三次》A・コンスタンチーノフ。

イチモツの不安を抱えながら、漂着ゴミで作った神社《神話の続き》深澤孝史。

触らぬ神に祟りなし。やがて放射性廃棄物もご神体となるのでしょう。

椿の展望台ではつばき茶屋のイカ様定食をいただきました。マヨ推奨。

単品のお刺身も新&鮮。

コーヒーもいただきましたがすぐ近くの《海上のさいはて茶屋》近くにいいカフェあったし。

永作博美主演の映画『さいはてにて』のセットだそうです。

お近くには面白サインがいろいろ。

日置エリアのベストは《魚話》さわひらき。寺山修辞的な鮮烈なモノクロフィルム。

再三申し上げておりますが、紹介してない作品はパスしてもよいかと…。

で、2日目はどうやら禄剛崎灯台でおしまいの模様です。夕焼けは不発。

道の駅ではパスポート持参でおからドーナツプレゼント。

元気の湯まで走って汗を流し、ファミマで晩飯買って、また三崎まで戻りました。

グッドモーニング3日目。
このエントリで終わらせるつもりでしたが、今日はここまで! 2日目のベストはモノクロフィルムです。結果的に3日間たっぷり使ったわけですが、ギュッと絞れば1日にまとめられなくもない気がしています。その理由(最短モデルコース)は次回にて。
つづく。
関連リンク
・奥能登国際芸術祭2017