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今年6月から旅行情報誌『るるぶ』でおなじみJTBパブリッシングが、なぜか飲食店を始めたのをご存じでしょうか。それが赤坂バル横丁内にある「editor's fav るるぶキッチン AKASAKA」。このお店のウリは、日本中のおいしいものを知り尽くしている同誌編集者が、自らご当地に出向いて食材を仕入れ、月替わりの特集メニューとして提供するところ。お酒や食事を通して、旅するきっかけや特産品のファンになってもらうのが狙いなんだって。というわけで、どんなもんかとお邪魔してきました。
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この日は、バルセロナ旅行の打ち合わせに使ったのでした。ぬい撮り師ばかり。
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珊瑚でできた玉泉洞の水で仕込んだクラフトビアのIPA(880円)で乾杯。南都!
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11月は松坂特集。なるほど、自治体にとってはポップアップストアでもあるわけね。
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今が旬!というイカとクレソンのマリネ(880円)。
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松坂といえば松阪牛。豚ひき肉やインゲンを混ぜたザクザクのメンチカツ(980円)。
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意外だったのは松坂のソウルフードという、味噌味の鶏焼肉(880円)ですかね。
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店員さんは松阪牛キャップを装着。この金糸タイプは市長級じゃないと被れないらしい。
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国産ワインがウリですが遠慮なく焼酎ロック。喜多里 昆布焼酎(680円)。確かに昆布味!
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通常メニューもいただきました。春菊のしょっつるバター炒め(480円)。苦うま。
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モッツァレラチーズのだし溜まり漬けバケット付き(580円)。
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食べ応えを追求するなら国産ソーセージの盛り合わせ(980円)。
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ぼくは苦手だけど、ワインにあうと評判の牛肉の日本ワイン煮込み(1280円)。
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ぼくの推しメインはTOKYO Xのポークソテー(1500円)でした。無量塔の粒辛子がいい。
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あと南高梅酒 Plumity(680円)もオススメだそう。黒と白があります。
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「もう満腹…」といいながらバクバクいったのは燻製オリーブオイルのバケット(380円)。
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2秒間だけ燻製してるみたいですが、めちゃくちゃおいしいのでお買い上げ。木更津産。
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そう、気に入った調味料はその場で買えるのですよ。
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ムック『るるぶキッチンmagazine』編集長の中嶋さんも合流。
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「とりあえずワインの店なんだからワイン飲んでよ〜」とちょびっとだけ舐める。
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シメは、裏メニューの福井青豆醤油漬けした福井地鶏のたまごかけご飯。
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1人で食べてるように見えますが、さすがに6人でまわし食いしました。満腹。

当初は普通に打ち合わせに使うので自腹のつもりだったんですが、途中で関係者が合流してくれたため、結果的にご馳走になってしまいました。ありがとうございます。

食事メニューは、知らなかった面白い食材や調味料ばかりで、確かに食文化を入り口に土地を知るというのは、うまい手口だなと思いました。ただね、赤坂という場所柄か、どれも単価が高くてボリュームが少ないのがたまにキズ。500円以下のメニューは、グラナダならタパス(お酒を頼むとサービスで付いてくるおつまみ)レベルの可愛らしさです。賃料も高そうなのでこれ以上安くすることは難しいのかもしれませんが、それこそ自治体に一部の地元食材を無償提供してもらって、それを無料のお通しとして出すなどすれば、少しはお得感があるかもしれません。それでおなか一杯になったら元も子もありませんがね。

そんなこんなで初めてのるるぶキッチン体験でした。ちなみに最近京都にも2号店ができたそうです。あとそうだ、11月24日には祝日と土曜に挟まれた「魔のプレミアムフライデー」が控えておりまして、るるぶキッチンでも赤字覚悟で500円くらいの安いメニューを提供するという話を酔っぱらった頭で聞いた気がします。どんなもんかお試しするのには良い機会ではないでしょうか。

ごちそうさまでした。

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