iPhoneXR
北海道・羅臼に来てはや1週間強。まいにち午前中はホエールウォッチングで船に揺られ、午後からちょっと仕事したり、温泉に浸かったり、カニをたらふく食ったり、生ビールを無限に飲んだりしていると、夜21時には眠くなり、朝5時には目が覚めてしまうという非常に規則正しい生活を送り、順調に体重を戻しています。そうこうしているうち新しいiPhoneが発表されました。
ご存じの通り、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの3モデル。比較は他のサイトで死ぬほどやっているので、ざっくり性格を説明するとすると──

iPhoneXS
iPhone XS
昨年登場したiPhone Xのアップデートモデル。金色が加わった

iPhone XS Max
1万円札サイズのiPhone XSで6.5インチのバカでか有機ELディスプレイ

iPhone XR
ホームボタンが廃止されたiPhone 8の後継機で、いわば液晶タイプのiPhone X

ということになりましょう。

ぼくは現在iPhone 7 Plusを使っていて、購入からそろそろ丸2年。まったく不自由がないので使い続ける手もあるんですが、同時にAppleCareの保証期間も終わります。以降に故障した場合は直すにも新しく買うにも出費がかさんでしまうので、端末に価値があるうちサクッと乗り換えるのがいいんじゃないかと思うのです。

じゃあ、次のモデルは何にするのか?

現時点ではおそらくiPhone XRかしらん。その一番の理由は、iPhone XSの端末価格が高すぎること。64GBモデルは絶対に選ばないので最低でもiPhone XSの256GB以上となり12万9800円から。「目新しさがないから」とMaxなんか選んじゃうと14万1800円(256GB)です。なお、経験上iPad Proでもない限り512GBは必要ありません。

さらに隠れたコストとして忘れちゃいけないのがAppleCareと消費税。iPhone XSシリーズは2万2800円ですよ! そこに消費税がかかってくるので、ぼくのチョイスでは最低でも15万4424円(税込)。

あとはiPhone Xから感じていたことなんですが、デザイン、とりわけ背面のガラス張りの処理があんまり好きじゃなく、特に自分が選ぶであろうスペースグレーが中途半端な点。

かたやiPhone XRのブラックは、──実際見てみないとわからないものの──サイト上では漆黒の印象でなかなか良さげ。カラバリも豊富で思わずブルーやイエロー、コーラルなんかに目移りしちゃうんですが、ベゼルのアルミニウムと背面のガラスでちょっと色味が違うので、これまた実物を見てみないとなんとも言えません。

iPhone_XR_yellow-back_09122018
イエローなんかも面白いとは思うんですが、今度こそケースを付けそうだし、他のApple製品との調和を考えたらやはりブラックかしらと。

またiPhone XRはシングルカメラなところが気になっていたんですが、そもそもぼくはiPhoneカメラの写りが好きではなくてiPhone 7 Plusでもほとんど使っていないのと、望遠レンズの出番も数えるくらいしかなかったのとで、シングルでも十分かなと思っています。単体で偽物のボケーも再現できるみたいだし。

あとは地味にAppleCareが1万6800円と比較的安いのもポイントです。故障時の支払いもリーズナブル。というかiPhone XSがバカ高い。

もちろん液晶の解像度がやや低いとか、3D Touchが省かれたとか(全然使ってない)、7 Plusより11g重くて0.6mm厚いとか(これはけっこう気になる)いろいろありますが、消費税込みで12万8088円(256GB)と常識的な値段ゆえ心置きなくポチれます。Appleローン金利0%なら月々1万円強。

問題は予約も販売も1カ月以上先ということでしょうか。その間、保証が切れたiPhone 7 Plusをおそるおそる使わねばなりません。