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清水の舞台からDIVE INTO YOUR BODY TONIGHTですよ(再利用)。ご多分に漏れず購入いたしました、α7Siii。よんじゅうにまんえん。ことしはあーるえっくすわんあーるまーくつーをさんじゅうごまんえんでかったり、きゅうじゅうみりのまくろれんずえすいーえるきゅうじゅうえむにーはちをじゅうごまんえんでかったりしたので、かれこれそにーせいひんにひゃくまんえんちかくつかっています。怖い。
48回ローンのおろそしさに思わずひらがな表記してしまいましたがサニティーレベルは正常値です。むしろ、さして興奮していない自分がいる。

そも、なんで買っちゃったのか?

発端は、4年半前に購入したα7Sからの買い替えです。当初、暗所性能の強さに期待し購入したα7Sでしたが、組み合わせるレンズによってはメイン用途のぬい撮りに使えないことが判明し、がっくりきてその後に万能モデルのRX10M4にうつつを抜かしている間に放置していたんですが、マクロレンズのSEL50M28や動画を始めたことで再評価。

小さくて軽いし、スチールもムービーもよく撮れるし、こりゃ名機だなと。欠点を挙げるとしたらAFが遅くて、液晶モニターとEVFの色味がおかしくて、バッテリーのもちが悪いくらい。それらをある程度クリアしたα7SM2(α7SⅡ、α7Sii)も虎視眈々と狙っておりました。

そこでリリースされたα7SⅢ。これでマーク2が値下がりしたところを刈り取ろうと思っていたのです。

でも思いほか値下がりしないα7SM2。整理しましょう。

4年半前に購入したα7Sは23万円でした。そのとき本当は欲しかったα7SM2は倍の42万円。4年半後、その相場は初代と同じ23万円まで値下がりしました。いや、まだまだ高い。

α7SM2の発売日は2015年9月です。5年前のカメラに今さら23万円出すのか、最新モデルに42万円出すのか。α7Sは23万円で4年半使ってまだまだ現役です。均等割でだいたい年間5万円(レンズ代除く)。

話は変わりますが単焦点マクロ中心とはいえレンズも徐々に充実していて、仕事で使うシーンも増えたα7Sのサブ機も欲しかった。ボロボロだし。バッテリーも流用できるα7SM2は順調なステップアップに思えたんです。

んが、動画の仕事の比重が高まり、仕事でもスチールが期待される昨今、5年前の機種でいけんのか?と。まだまだフルHDですが、今後4Kの仕事も参りましょう。バッテリーは長持ちにこしたことはないし、バリアングル液晶で自撮りも楽々だし、液晶やEVFの精度もあがった。

にしても42万円よ?家は建たないけど中古車が買えるよ。

ただ、超都心生活において、クルマは単なる消費にしかならないけど、カメラは仕事としてカネを生む。そうだ、これは趣味であり仕事道具なんだ。ともあれ途中の考察が抜けている気がするけど、こうして、ぼくは48回ローンをキメました。

届いたそのファーストインプレッションはデカい、重い。2倍とは言わないまでも1.5倍はございます。でも排熱のためか大柄といった印象で、絶対的な重さはそこまで感じません。ただ、デイリーには持ち歩きたくない。

今も昔も、光学性能とデカ重さはトレードオフなのね。その物理法則を無視したイノベーションを期待しつつ、次に買うべきレンズは何なのかを考えています。



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