soty2020
本年に購入したガジェットから忘れ得ぬ名消費を振り返る「散財 of the year」。14年目を迎えた2020年には、いったいどんな名品・迷品が選ばれるのでしょうか? 相変わらず無駄に公平を期して、前年の12月から今年11月までに購入した商品の中から選出いたしましょう。※例年コピペ

これまでの散財 of the year


ノミネートの前に、これまでのSOTY大賞の振り返り。

2007年 ホンダGathersM(バイクナビ)、二輪車ETC
2008年 シチズン アイバートM(スマートウォッチの走り)
2009年 Apple iPhone3GS
2010年 ソニー α Eマウント NEX-5
2011年 SPOT Connect(※アプリが32bitのためiOS11で文鎮化)
2012年 Apple iPad mini Wi-Fi+Cellular版
2013年 Livescribe wifi スマートペン
2014年 JayBird BlueBuds X(ワイヤレス防滴イヤホン)
2015年 該当なし
2016年 Apple iPad Pro 9.7インチ
2017年 Apple iPad Pro 12.9インチとソニーCyber-Shot RX10M4
2018年 該当なし
2019年 DJI Mavic Air

エントリーアイテム


2020年も引き続き「Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」のモノ/ガジェット担当だったため、昨年同様に相当購入いたしました。以前だと興味はあるけど様子見だったものでも、今年は動画で紹介するために見切り発車で買うことも。メーカー提供やレンタル以外は全部自腹なんですけどね(原資はギャラしかないのでマジでフォローお願いしますヨっと)! なお、下記リンク先はほぼヤフクリです。

【スマホ】アップル iPhone SE(第2世代)
【スマホ】アップル iPhone 12 mini
【デジカメ】ソニー サイバーショット RX1RM2
【デジカメ】ソニー α7SM3★
【レンズ】ソニー SEL90M28★
【ゲーム機】ソニー PlayStation5 デジタルエディション
【ゲーム機】任天堂 ニンテンドースイッチ ライト
【ゲーム機】任天堂 ニンテンドースイッチ★
【ゲーム機】セガ ゲームギア ミクロ
【ゲーム機】任天堂 ゲーム&ウォッチ スーパーマリオブラザーズ
【ゲームコントローラ】任天堂 ファミコンコントローラー
【窒化ガリウム充電器】Genki Convert Dock
【モバイルプロジェクター】XGIMI Halo
【TVスピーカー】ヤマハ YAS-209
【TVセットアップボックス】アマゾン FireTV Stick(第2世代)☆
【ICレコーダー】TASCAM DR-07X
【Bluetoothスピーカー】ソニー SRS-XB23
【完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン】ソニー WF-SP800N
【ラジオ】ソニー ICF-B99
【モノクロレーザープリンタ】ブラザー工業 HL-L2375DW
【FMトランスミッター】Roav F2
【電気グリル鍋】アビテラックス APN-16G
【電気グリル鍋】山善 YHC-W600
【卓上ガスコンロ】イワタニ カセットフー タフ丸ジュニア
【おもちゃ】LEGO スーパーマリオ ぼうけんのはじまり

栄えあるSOTYグランプリは?



モバイルプロジェクターのXGIMI Haloです!昨年のDJI Mavic Airに引き続き、中国メーカーの2冠とも言えましょう。

映画やゲームを大画面で楽しみたい、という夢は誰しもが一度は抱くそれでして、ぼくも学生時代から「部屋にプロジェクターを置いてホームシアターを作るんだい」という妄想を描き続けていましたが、「プロジェクターが高額」「スクリーンを張る壁がない」「本体の置き場所がシビア」「明るい環境だとロクに見えなさそう」「チューナーやプレイヤーが別途必要」「サラウンドスピーカーシステムも組まなきゃ」「配線が面倒くさそう」等々、さまざまなハードルが立ちはだかり、ついぞアラフィフになるまで実現しようとしませんでした。

潮目が変わったのは、物理メディアが廃れネット配信が勃興し、本体に電源とスピーカーとOSが内蔵されスタンドアローンになった時点です。相変わらず高額商品ですし、壁と置き場所の問題は残りますが、四半世紀前に比べればかなりお手頃な存在になったといえましょう。

個人的な事情でいえば、倍率91倍のPS5に当選してしまったこともあり、大画面ディスプレイの手配は急務。もちろん、大画面の液晶テレビや有機ELテレビを新調することも検討しました。いまや50インチでも10万円以下です。「ちょうどベッドの足元スペースに設置すれば寝ながらプレイできるな」。そんなことも考えました。

がしかし経験上、こうした安くてデカいモノは導入こそ低コストなものの、家具同様に移動や処分にめっちゃ困るのです。だとしたらモバイルプロジェエクターの方が簡潔だろう。

というわけで、かねてより狙っていた当該モデルが、Amazonプライムデーで安くなったのを見計らい「えいや!」とポチりました(それでも7万円…)。

結果は大正解。めちゃくちゃいい。

以降、YouTubeもアマプラもPS5も、1.5m先の80インチで楽しんでおります。ハーマンカードンが設計したという内蔵スピーカーも悪くはないんですが、せっかくの大画面を高音質で楽しみたく、ヤマハのYAS-209を知人から破格で譲ってもらいました。余談ですが、TVスピーカーを購入するならサブウーファー付きがオススメです。重低音の臨場感こそが映画館たらしめる要素のひとつであると痛感しました。あまりに良すぎてYouTube Premiumとネットフリックスに加入してしまいました。

明るさも800 ANSIルーメンと昼間でも遮光カーテンを閉めればじゅうぶん投影オッケー。一時はAnker Nebura Capsule(150〜200ANSIルーメン)も検討していましたが、何をさしおいても明るさだけは諦めてはいけません。そのぶん本体は900gとデカいんですが、解像度も4K出力に対応した1080pです。実際そんなに持ち歩きます? 一応専用ケースが5000円ていどで売られていますが、さすがに高すぎるのでハクバのインナーソフトボックス KCS-40-300BKで代用しています。本体とケーブル、リモコンがぴったんこ!

詳しくはヤフクリをご覧ください。

次点:しみじみ買って良かったモノ



例年同様、★印を付けたモノがそれですが、XGIMI Haloほどの破壊力はありません。

強いて挙げればα フルサイズEマウントとして2本しかラインアップしていないマクロレンズ「SEL90M28」でしょうか。ブツ撮りはもちろんポートレートにも使えるし、SEL50M28同様にα7ユーザー必携の1本だと思います。

あと、地味に「電気グリル」。このおかげでキッチンでのオンデマンド天ぷらに目覚めました。揚げたて天ぷらを肴に酒を飲むだけなんですけどね。温度が一定なので失敗しにくい。

無駄遣い of the year 2020



後悔しているわけではありませんが、おのれにトゥーマッチという意味でソニーのサイバーショット DSC-RX1RM2です。

なんせ4年前のデジカメに34万円。

センサーサイズやレンズの明るさといったハードの基礎体力はありながらも、AF性能やライブビュー描写、UIといったソフト面が前世代然としていて扱いが難しいのです。35mmという焦点距離もいまだに慣れない。ただ、35mmは人と場面をいっしょに切り取る絶妙な画角だとも感じていて、そのため『スマホなし旅』のために購入したところもあるんですが、一度使ったっきりで連載が終わったので呪われた買い物なのかもしれません。

でも良く映るし、手放す気もなく、しぶとく使っています。初代α7Sも購入後数年は後悔していましたから、いずれ化けそうではあります。

と、こんな塩梅のSOTY2020でした。実はアウトドア部門は外したので、別途エントリをしたためたく。いずれ「サーモス of the year」や「夕焼け of the year」「旅 of the year」なんかもまとめたい気持ちもありつつ、今年はとりわけブログをサボったので、期待せずにお待ちくださいますと幸いです。