ITジャーナリストの佐々木俊尚さんがTwitterでつぶやいているのを見て面白そうだと思い、ラフォーレミュージアム原宿のヘンリー・ダーガー展に行って来ました。

いま手元に半券しかないので、てけとーに説明しますが、知的障害者としてアメリカ社会の底辺を孤独に生きたヘンリー・ダーガー。その没後に発見された、2万ページ以上、挿絵数千点に渡り紡がれた長大な妄想抒情詩『非現実の王国で』を中心に展示された催しです。

主人公である7人の少女が奴隷解放を目指し邪悪な帝国に立ち向かう物語は、新聞や雑誌、漫画などから引用したコラージュからなり、絵柄はキャッチーでファンシーながら残酷な暴力・性描写がこれでもかと展開します。

さながら不世出の宮崎駿といいますか、テリー・ギリアムが描きそうな偏執的な妄想にとらわれた人物ですね。嫌いじゃないわ、こういうの。

でも平日に行ったほうがいいと思いました。

その後、人大杉で不快度マキシマムドライブな原宿を抜け、今期まともに神域に来てみたら、こちらもすごい人出でマスコットキャラクターの撮影が非常に難しいです。が、やります。

ああ、GWも終わりですね。