soty2023
新年快楽! さて、昨年購入したガジェットから忘れ得ぬ名消費を振り返る「散財 of the year」。17年目を迎えた2023年には、果たしてどんな名品・迷品が選ばれるのでしょうか? 相変わらず無駄に公平を期して、前年の12月から今年11月までに購入した商品の中から選出いたしましょう。※例年コピペ

これまでの散財 of the year


ノミネートの前に、これまでのSOTY大賞の振り返り。昨年はAmazon Echo StudioとSwitchBot群でしたね。その後、YAMAHAのサウンドバー YAS-209を東京から持ってきたので、Echo Studioは早くもお役御免、かつ突如再起不能となりました。南無。

2007年 ホンダGathersM(バイクナビ)、二輪車ETC
2008年 シチズン アイバートM(スマートウォッチの走り)
2009年 Apple iPhone3GS
2010年 ソニー α Eマウント NEX-5
2011年 SPOT Connect(※アプリが32bitのためiOS11で文鎮化)
2012年 Apple iPad mini Wi-Fi+Cellular版
2013年 Livescribe wifi スマートペン
2014年 JayBird BlueBuds X(ワイヤレス防滴イヤホン)
2015年 該当なし
2016年 Apple iPad Pro 9.7インチ
2017年 Apple iPad Pro 12.9インチとソニーCyber-Shot RX10M4
2018年 該当なし
2019年 DJI Mavic Air
2020年 XGIMI Halo
2021年 スズキ アルト
2022年 Amazon Echo Studio & SwitchBot

エントリーアイテム


続いて今年のエントリーアイテムです。こうして眺めるとiPhone以外では、カメラ、パソコン、タブレットといった「大物」をほとんど買っていませんね。

【スマートフォン】Apple iPhone 15 Pro Max★
【ワイヤレスマイク】Ulanzi AM18
【トランスミッター&レシーバー】エレコム LBT-ATR01BK☆
【モバイルバッテリー】Apple MagSafe バッテリーパック★
【モバイルバッテリー】Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W
【ACアダプタ】Anker 737 Charger★
【ACアダプタ】Anker 511 Charger
【ACアダプタ】Anker PowerDrive Speed+ 2-1
【充電器】Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch★
【スタンド】MOFT ノートパソコンスタンド
【スタンド】MOFT iPad mini Snap Float Folio
【スタンド】Ulanzi タブレットスタンド
【ストラップ】CASETiFY 2 in 1ユーティリティストラップ★
【スマホケース】TORRAS URPO Ostand R★
【スマホケース】OTTERBOX LifeProof FRE
【LEDライト】NEEWER LED自撮りライト
【LEDライト】 RovyVon Aurora A8
【LEDライト】Fisheye FIX NEO Premium 1000 DX SWⅡ
【電気ケトル】山善 電気ケトル 0.8L カッパー
【エアダスター】サンワサプライ 電動エアダスター★
【シーリングライト】ドウシシャ サーキュライトEZ スイングモデル 8畳☆
【スマート電球】フィリップス Hue E17
【スマートホーム】SwtichBot カーテンロボット☆
【スマートホーム】SwtichBot リモコン☆
【ドアダンパー】スガツネ工業 ラプコンドアダンパー★
【ドアダンパー】サヌキ ドア音ケア 引き戸用
【サングラス】山本光学 SWANS DF Pathway PW-0168
【ボディケア】パナソニック 電動角質リムーバー
【カメラバッグ】Amazonベーシック カメラバッグ ハードケースS
【タライ】新輝合成 角型タライ 62L★
【スクイージー】山崎産業 スクイージー プログレード BR-30★
【魔法瓶】サーモス JOJ-180
【魔法瓶】サーモス JOS-750
【クッカー】JetBoil ジェットボイルスタッシュ★
【ラベルプリンター】ダイモ★

栄えあるSOTYグランプリは?


気分的には「該当なし」なんですが、強いてあげればiPhone 15 Pro Maxでしょうか。3年使っていたiPhone 12 miniからの機種変でしたが、USB-C対応よりも、大画面よりも、カメラ性能よりも、とにかくバッテリーのもちの良さだけでも乗り換えてよかったとしみじみ。miniのサイズ感は大好きだったんですが、バッテリーが半日すらもたないので、結局荷物が増える。

その点、iPhone 15 Pro Maxは、とりあえずこれ1台もっておけばOK。1万円札と同じサイズのiPhoneはiPhone 7 Plus以来でしょうか。5年ぶり。もともとがデカいうえ肩がけストラップも付けているので「手ぶら感覚」とは言い難いんですが、「カメラもこれでどうにかする」と割り切ればかなり身軽です。

カメラ性能は…正直いって解像感も色彩の再現度もまだまだ納得がいかないレベルではありますが、カメラが手元になく、シャッターチャンスを逃すよりはマシなので、これはこれでいいのだ、と思うようにしています。

実際のところ、仕事にはα7SiiiかRX10M4、旅行にもRX1RM2か最低でもRX100M7あたりを持っていきたい。でもねえ、こないだ東京の町をiPhone 15 Pro Maxだけでフラフラしたんですが、めちゃくちゃ楽ちんで疲れなかったから、易きに流れてしまいそうではあります。

そして、USB-C最高。とにかく挿し替える必要がないのがよい。残るLightning機器(AirPods、MagSafeバッテリーパック)が一掃されたら、なおよろしいのですが。それでいうと、地味にずーっと足を引っ張りそうなのがmicroUSBでしか充電できないサイバーショット群かもしれません。

ついでにスマホケースのTORRASはめちゃくちゃ高いんですが、MagSafeが使える上に、スマホリングにもなるスタンド付きと全部入りです。カラバリはもうちょっと欲しいんですが、クリアを買った後にマットなグレーを買い増して、まあ満足しています。

CASETiFYの2 Wayストラップも便利なんだけども、そもそもメンズファッションならMaxでもPlusでもポケットに入っちゃうので無理して買わなくてもいいかも。これも値段バカ高いし。ただ、最近、取材を手書きメモ&録音アプリの「Notability」から、iPhoneボイスメモのちAI文字おこし「Notta」に乗り換えたので(いきなりNotta側で録音してしまうとAI文字おこしもやっちゃうのでバッテリー消費が著しくオススメしません)、取材中iPhoneを首から提げる必要があり、それはそれで必要な時があります。

くわえてワイヤレスマイクも必要だろうと、Ulanziを購入しました。まだバシッとハマる取材シーンはありませんがいつか活躍する日がくることを期待しています。

と言いつつ、Nottaの文字おこし精度はまだまだ低く、「自分が書いたぐちゃぐちゃのメモを後から解読するか」「Nottaが全然違う言葉におこしたテキストから推理するか」どっちが原稿執筆時の効率がよいかと言えば、まだまだ前者かもしれません。AI文字おこしの誤変換って人間だったら思いつかないような文節のつなぎ方や聞き間違えをするので、読んでいる側も脳みそがバグるんですよね。

次点:しみじみ買ってよかったモノ


例年通り★を付けたモノたち。

バカ高かったけどバカにできなかったのは、Lightning廃止でディスコンしましたがアップルのMagSafeバッテリーパック。iPhoneの背面にくっつけるだけで給電してくれるモバイルバッテリーなんですが、容量は少ないものの、AirPodsケースも充電できるし、ACアダプタ+LightningケーブルにつなげておけばMagSafeの充電ドックにもなる。

この、単体でモバイルバッテリー、ケーブルにつなぐと充電ドックという2wayが絶妙で、ほら、みなさんもベッドサイドにLightningケーブルを用意してたりすると思うんですけど、普段はバッテリーパック本体を接続しておいて充電パッドとして使いつつ、ベッドでゴロゴロしながらiPhoneを使いたいときはバッテリーパックをくっつければワイヤレスで充電できる。その間、LightningケーブルはAirPodsケースにでも挿しておけば、2台の機器を(使いながら)同時に充電できてしまう。と、ミニマルながらも効率がよくてフレキシブルなのです。このへんは実際に使ってみないとわかんないかも。

もっとも、弱点もありまして、それはMagSafeの設計上の問題ともいえるんですが、そもそも無接点充電は効率が悪くバッテリー容量ほどのチャージができないこと。さらに付け加えると充電中は異常な高温となるため、iPhone使用中に充電しているとバッテリー消費と充電がプラマイゼロになって、グダりますが。

あと、ステイホームを充実させてくれたのは「電動エアダスター」「ラプコンドアダンパー」「タライ」「スクイージー」あたり。タライだけよくわからなさそうなので説明しておくと、海からあがった後にシュノーケリング機材を丸ごと洗える容量と水が抜きやすい栓が付いていて便利。かつ、安価。

無駄遣い of the year


年またぎで恐縮ですが、昨年COTYグランプリを受賞したAmazon Echo Studioです。導入後、渋谷の自宅からヤマハのサウンドバー YAS-209を持ってきてしまったのでいきなり使わなくなった上、人に譲ろうとアカウントを削除したら青いLEDがくるくるまわったっきり、うんともすんとも言わなくなりました。Amazonに問い合わせても保証期間が終わっているし買い替えをご検討くださいとのこと。定価3万円だぜ? 今後スマートスピーカーには要注意。

ちなみにヤマハのYAS-209もスマホアプリが超くせものでして(赤外線リモコンも反応が悪い)、どこをタップすればなんの操作ができるのかわかりにくい上に、階層も縦に横にと深く画面遷移が多すぎます。相変わらずソフト軽視のMADE IN JAPANって感じ。

では今年のMOTYはなにかと言うと、費用対効果の低さでSwitchBotのカーテンロボットかもしれません。両開きのカーテンをシャーッと開け放つのに1万6000円(2台)は高すぎ。あと、音声操作で片側ずつ開け閉めできないのも難。

あと、『Mac Fan』で紹介しておきながら、全然使えるシーンがないのがエレコム LBT-ATR01BKですね。航空機の機材アップデートによって、普通にイヤホンジャックを備えていたり、スマホやタブレットで機内エンタメを楽しんだりで、ふる〜い海外路線くらいでしか使えません。

まあ、でもどちらもMOTYグランプリというほどのモノでもないかも。今年はどっちも該当なしですね。

NEXT UP 散財


もう12月に買っちゃったので、COTY 2024の最有力候補となりそうなのが4Kプロジェクターの「XGIMI HORIZON Pro」。

あと、欲しいのは水中カメラとしてのGoProかOsmo Action。あと、原稿執筆マシンとしてのMacBook Air 13インチ。メインマシンもリプレースするならMacBook Air 15インチ。USB-CのAirPods Pro。PlayStation Portal。

カメラは、RX10M5あたりが出てきたら考えます。あとはα7SM3用のレンズなんですが、135mmあたりの単焦点か、思い切って70-200mmF2.8ですかしらね。