4月2日で50歳を迎えました。1974年に生を受けて、かれこれ半世紀。家系的に耳鼻咽喉系と肝臓機能が弱めで、おそらく日々のパフォーマンスにも影響しているとは思うのですが、よくぞここまで大きなトラブルもなくやってこられました。おめでとう、自分。
お祝いに台湾にやって来ました。那覇からだと1時間15分だそうです。
50歳の現在地は、このブログでもおなじみのように沖縄-東京の二拠点生活、と言いますか主に沖縄での毎日をしみじみと噛み締めながら楽しんでいます。
これは方々で書いておりまして、やっぱりおうちから海がバーっと見渡せる、その環境が精神衛生にもたらす影響がバカにできないくらいデカくてですね、毎日骨の髄まで多幸感を抱いております。
たまに仕事で沖縄県内のホテルに泊まるんですが、だいたいうちのほうが見晴らしがよく居心地も良いですからね。国内外での旅行でも、宿泊先とうちとを比べてしまい「お金を払って何しに来たんだろ?」と思うことがしばしばあります。
つまり、何が言いたいかと言うと、(自慢話半分)自分にとって家から見える景色がめちゃくちゃ重要だったんだなと、齢50にして発見したということです。
10 Essentials に間違いなく入りますね。「海が見える部屋」。
そうそう、50歳を迎えてのおキモチを忘れておりました。これが先だったな。
過去のディケイドを振り返ると30代は意外とおっさんでもなく、むしろお金と時間と体力がもっとも充実して、プライベートも仕事もフル回転した10年だったように思います。20代の頃はまだ人生も定まらず、お金も自信もなくてモヤモヤしてた感じ。
そこからガクッとあらゆるものが落ちてゆくと思われた40代でしたが、きっと、ここからは本当に個人差なんでしょうね。僕の場合は45歳までは30代の延長でやり過ごせましたが、45歳からは人並みに老眼が入ったり、白髪が増えたり、何やっても痩せなかったり、ミドル脂臭が強くなったり、といよいよ本格的な老化が始まった感触です。もっとも運動不足も極まりつつあるので、どっかで習慣を取り戻さないとやべえんだろうなあとビールを飲みながらボンヤリ海を眺めています。
そして、50歳。
時代的なタイミングとやる気のなさも相まって、これまで上の世代がとうぜん手にしてきたものを、ほとんど手に入れずにやってきました。今はまだ後悔などありませんが、これから60、70と節目を迎えるうちに何かしら胸に去来するものがあるんでしょうか、さて。
お仕事的にはライター独立20周年を迎えまして、メディアの仕事を細々と受けつつも、全体的なボリュームは縮小傾向で、さらに昨今の物価高にあわせてギャランティ交渉などすると、「検討します」と言われたきり音沙汰がなくなるケースも少なくはなく、実は純粋なコンテンツライターとしては廃業状態と言えるんじゃないかと感じています。
考えてもみてください。
企画を考えて、準備して、取材して(旅ものなら2〜3日拘束される)、撮影して、構成して、原稿書いて、現像して、ドキュメントに整えて納品して、校正のやりとりをして、それで1本3万円にも満たなかったりしますからね。取材ペースを考えると今の5〜10倍の報酬にならないと専業ライターとしては食っていけないんじゃないかしら。
一方で、コンテンツメディア以外では、まだまだお仕事がありまして、オウンドメディアであればギャランティはそこそこ。また、近年は企業からのお仕事が増えていまして、カタログや、ホームページ、ロゴ、キャッチコピー類、商品パッケージに展示会のブースデザイン、SNS運用などなど、さまざまな制作物が押し寄せています。意外と中小企業のメディアリテラシーが低いというか、そもそも外に向かって発信する部署すら持っていないケースも多く、編集やライティング、デザインの経験や感覚が求められる余地が残っている。
というようにプライベートは充実の極みで、仕事はぼちぼちの50歳。あと本当に気をつけないといけないのは健康かもしれません。暴飲暴食を控えつつ、適度に体を動かして、ストレスなく暮らすのが目標です。
ほなほな。そういえば「散財 of the year 2023」がまだですね。近日にはアップしたいと思います。
50歳の現在地は、このブログでもおなじみのように沖縄-東京の二拠点生活、と言いますか主に沖縄での毎日をしみじみと噛み締めながら楽しんでいます。
これは方々で書いておりまして、やっぱりおうちから海がバーっと見渡せる、その環境が精神衛生にもたらす影響がバカにできないくらいデカくてですね、毎日骨の髄まで多幸感を抱いております。
たまに仕事で沖縄県内のホテルに泊まるんですが、だいたいうちのほうが見晴らしがよく居心地も良いですからね。国内外での旅行でも、宿泊先とうちとを比べてしまい「お金を払って何しに来たんだろ?」と思うことがしばしばあります。
つまり、何が言いたいかと言うと、(自慢話半分)自分にとって家から見える景色がめちゃくちゃ重要だったんだなと、齢50にして発見したということです。
10 Essentials に間違いなく入りますね。「海が見える部屋」。
そうそう、50歳を迎えてのおキモチを忘れておりました。これが先だったな。
過去のディケイドを振り返ると30代は意外とおっさんでもなく、むしろお金と時間と体力がもっとも充実して、プライベートも仕事もフル回転した10年だったように思います。20代の頃はまだ人生も定まらず、お金も自信もなくてモヤモヤしてた感じ。
そこからガクッとあらゆるものが落ちてゆくと思われた40代でしたが、きっと、ここからは本当に個人差なんでしょうね。僕の場合は45歳までは30代の延長でやり過ごせましたが、45歳からは人並みに老眼が入ったり、白髪が増えたり、何やっても痩せなかったり、ミドル脂臭が強くなったり、といよいよ本格的な老化が始まった感触です。もっとも運動不足も極まりつつあるので、どっかで習慣を取り戻さないとやべえんだろうなあとビールを飲みながらボンヤリ海を眺めています。
そして、50歳。
時代的なタイミングとやる気のなさも相まって、これまで上の世代がとうぜん手にしてきたものを、ほとんど手に入れずにやってきました。今はまだ後悔などありませんが、これから60、70と節目を迎えるうちに何かしら胸に去来するものがあるんでしょうか、さて。
お仕事的にはライター独立20周年を迎えまして、メディアの仕事を細々と受けつつも、全体的なボリュームは縮小傾向で、さらに昨今の物価高にあわせてギャランティ交渉などすると、「検討します」と言われたきり音沙汰がなくなるケースも少なくはなく、実は純粋なコンテンツライターとしては廃業状態と言えるんじゃないかと感じています。
考えてもみてください。
企画を考えて、準備して、取材して(旅ものなら2〜3日拘束される)、撮影して、構成して、原稿書いて、現像して、ドキュメントに整えて納品して、校正のやりとりをして、それで1本3万円にも満たなかったりしますからね。取材ペースを考えると今の5〜10倍の報酬にならないと専業ライターとしては食っていけないんじゃないかしら。
一方で、コンテンツメディア以外では、まだまだお仕事がありまして、オウンドメディアであればギャランティはそこそこ。また、近年は企業からのお仕事が増えていまして、カタログや、ホームページ、ロゴ、キャッチコピー類、商品パッケージに展示会のブースデザイン、SNS運用などなど、さまざまな制作物が押し寄せています。意外と中小企業のメディアリテラシーが低いというか、そもそも外に向かって発信する部署すら持っていないケースも多く、編集やライティング、デザインの経験や感覚が求められる余地が残っている。
というようにプライベートは充実の極みで、仕事はぼちぼちの50歳。あと本当に気をつけないといけないのは健康かもしれません。暴飲暴食を控えつつ、適度に体を動かして、ストレスなく暮らすのが目標です。
ほなほな。そういえば「散財 of the year 2023」がまだですね。近日にはアップしたいと思います。