
二拠点生活も4年目。当初は東京の荷物や、沖縄では手に入らないモノを買って、大きなスーツケースでせっせと運んでいましたが、それもそろそろ必要がなくなり、リュックサックと小さいスーツケースで済むようになりました。空港でも預け荷物がない分サッと移動できますしね。で、このたび購入6年のフリクエンターを買い替えたのです。
世界一静かなスーツケース
新たに選んだのがトップ画像左のフリクエンター リエーヴェ 48cm。そして右が、今まで使っていた同クラム アドバンス 46cm。さらにその前はエース パリセイドZ 45を使っていました。
いずれも機内持ち込み最大サイズ(3辺の合計が115cm以下)で、フロントポケット付きというのが共通点。とりわけフロントポケットは、保安検査やらちょっと作業といったシーンですぐにノートパソコン等を取り出せるので、今や譲れない装備です。
エースからエンドー鞄に乗り換えたのは、とにもかくにもコロコロというかキャリーの静粛性と安定性。クルマのタイヤと同じ構造ですからね。荒れたアスファルトや石畳でも、ガラガラとうるさい音をたてないので深夜早朝でも気がねがいりませんし、軽く押すだけでスイスイ進むので腕に無駄な力がかかりません。この心地よさを一度体験してしまうとフリクエンター以外の選択肢が思いつかないほど。
6年前に買ったクラム アドバンスは、「最大サイズ」「フロントポケット」「静音タイヤ」にくわえて、「ストッパー」が付いているのが決め手でした。なめらかなキャリーだけに、電車移動中あっちこっちに行きがちなのです。ただ、本体の中央を貫くストッパーバーのスペース分だけ容量が少なく、荷物の収まりもよろしくないのが玉にキズ。さらに致命的だったのは波打つキャラクターラインが◯◯ダサいこと。
というわけで新デザインが出たら買い替えたいと、長年抱いておりました。
そんなおり1〜2年ほど前に登場したのがリエーヴェ。デザインはいくぶんマシになり、カラバリもここ数年流行りのニュアンスカラーを取り入れて、ずいぶんと垢抜けました。ストッパー付きモデルがないのが残念ではありますが、前述した通りかえって使いにくいので、ま、いいかと買い替えてみたのです。
ファーストインプレッション
クラム アドバンスと比較した印象では、まず気持ち大きくなって、3辺の合計がギリギリ115cmとなりました。逆にいうとクラム アドバンスはLCCの機内持ち込みサイズに対応していたんですね。そしてロックが鍵ではなくダイヤル式になりました。経験上スーツケースの鍵は紛失しやすいので、むしろダイヤル式がウェルカム。そうそう、ストッパーがなくなった代わりなのか、サイドのハンドルの逆側にゴム足が付いて横置きで安定するようになりました。確かにこれで十分かも。とどめにストッパーがない分か100gほど軽くなりました。
ボディカラーは、カーキっぽいマスタードに。しかしこの色は廃番予定なんですかね。リエーヴェ新商品では採用されていません。
ともあれ、まだ一度も使っていないんですが、おおむねいいモノ感がします。ひとまず、AirTagと、予備があると助かる消耗品(割り箸、歯ブラシ、使い捨てカミソリ、耳栓、洗剤、小銭など)を仕込んでおきました。
いつか買い替えたい預け入れスーツケース
これにて機内持ち込みスーツケースはしばらく安泰なのですが、問題は預け入れ用の大きめスーツケースです。現在愛用しているもらいもんのクラッシュバゲージ Lはボコボコデザインが大変気に入っているんですが、最近コロコロの調子が悪くなってきた気がします。修理できればそれにこしたことはないのですが、そもそもフリクエンターに比べると走行音がうるさいので買い替えてもいいかなと思わなくもありません。
その際、悩ましいのが預け入れサイズの大型リエーヴェにはフロントポケット付きモデルがない、という点です。
今まで、大型スーツケースにフロントポケットは不要だと思っていました。市場には存在しているんですが、ノートパソコンを入れたまま預け入れすることはできないので、何のために付いているのか不思議でした。
が、よく考えてみたらめちゃくちゃ便利かもしれない。というのもハードタイプのスーツケースは、荷物を出し入れしようとすると、かならず床に置いてガバっと開かなくてはいけないからです。ホテルでも狭い部屋だと、この作業スペースが取れず難儀することがありますよね。それが嫌でソフトキャリーを選ぶ人も多いようです。また、最近では宝箱のように蓋だけ開く=作業面積が狭く済むハードキャリーも登場して選択肢が増えました。そう考えるとやっぱりフロントポケットはあった方が便利なんですよ。道中お土産が増えても、防寒具や雨具が必要(不要)になっても、スーツケースを立てたままさっと出し入れできる。
それなら必ずしも従来のフロントポケット型ではなくてもよく(ノートパソコンを想定しなくてもよい)、いずれにせよ、スーツケースを立てたまま内部にアクセスできる大型のフリクエンターをご検討くださいますと幸いです。
というわけで、飛行機移動多めのあたくしがファイナルアンサーだと決めたスーツケースです。最初から正解を引きたい方は、悪いことは言いません、おとなしく下記Amazonアフィリエイトリンクからお買い求めください。
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