
夏至を中心に2週間のフランス旅行に行ってきました。フランス、パリは初めて。ユーロ高ゆえずっとパリにはいられない、というわけで旅程は流れで決めつつ、結果リヨン→パリ→クレルモン=フェラン→パリとなりました。途中リヨンではアヌシーへ、クレルモン=フェランではレンタカーでサン・フルール、ル・ピュイ=アン=ヴレまで足を伸ばしました。ひと言でいうと、めちゃくちゃ楽しかった。
通常は「モノより思い出」ゆえ旅模様をしたためるべきですが、当ブログでは「思い出よりモノ」というわけで、真っ先に2週間の貧乏フランス旅行に持っていって良かったモノを列記します。

・SEタイプ変換プラグ 2ポート
ヨーロッパのコンセントは、韓国と同じくC/SEタイプなのですが、Cタイプはゆるゆるですぐ抜けがち。アースも含めてガッチリ固定するならSEタイプの変換プラグがベターです。3ピンゆえ若干大きくなってしまいますが、その分コンセント2口タイプで使い勝手を増強。そうそう、ACアダプタ側も65Wや100Wの高出力タイプだと変換プラグを噛ませるのとも相まって重くなりポロリしがちなので、MacBook Airていどの端末なら30Wほどの小さいACアダプタを2個持ちする方がスマートな気がします。
・魔法瓶(+アイストレー)
ホテルや公共交通機関にはエアコンがないのに、しっかり暑い夏のフランス。日中のピクニックやドライブにも冷たい飲み物を携行したい。しかし日本のようにそこらじゅうにコンビニはないし、小さなスーパーはあっても水やコーヒーは冷えていないことも多いし、冷えていたとしても2ユーロ(340円)もしやがるしで、魔法瓶はマストでした。なんなら氷もなかなか売っていないので、日本から100円ショップのアイストレーを買っていくとコンボが決まります。
今回の魔法瓶はドリンクホルダーになんとかハマるカップ型で、キャリーハンドル付きのサーモス JOV-420にしました。飛行機内、鉄道内、散策中、ドライブ中、ホテルでのくつろぎにと道中もっとも使ったアイテムやも知れません。

・コイルヒーター+缶ホルダー
今回ステイしたのはホテルではなくアパートメントホテルやエアビーだったため、多くが電気ケトルやコンロを備えていました。んが、ケトルは何に使われたかわかったもんじゃないので、コンセント直挿しのコイルヒーターを持参。それを魔法瓶構造の缶ホルダー(350ml)に突っ込んでお湯を沸かすわけですが、220Vゆえ速攻です。しかしサーモスタットはないので、沸騰を見極めて電源を抜かないと熱湯が飛び散って手がつけられなくなります。
その他缶ホルダーは直接ビールやコーヒーを飲んだりするのに活躍したのですが、湯沸かし用途ならもうちょい幅広のフードコンテナや500mlタイプが安全かもしれません。次回はワインクーラーがわりにもなりそうな、1000mlの真空断熱ビールジョッキにしようかなとたくらんでいます。
・モンベルのカトラリー+折りたたみ食器
アパートメントホテルではカトラリーや食器で困ることはほぼなかったのですが、それでも鉄道での長距離移動中に飲み食いするときや、日本から持ってきたラーメンを食べるときなどにはお箸があった方が便利でした。割り箸でもいいんですが、繰り返し使うには抵抗があるので、そこはマイ箸で。
モンベルで取り扱っている折りたたみ食器"Fozzils"は、おつまみを載せるトレーとして1回使ったきりでしたが、薄いし邪魔にならないので毎回持っていってもいいかも。一番大きいXLは洗面器としても使えるので洗顔や洗濯にも。

・IKEAバッグ
散策中のバッグはトートリュックやバナナショルダーなど、まだまだ試行錯誤が必要ですが、ちょっとした荷物、例えば飛行機や電車の機内に持ち込んだり、近所のスーパーに買物に行くシーンでは小ぶりのIKEAバッグ(ブラットビー)がぴったんこでした。パリではホームレスが愛用するバッグらしく、貴重品を入れておいても狙われずに安心。短い方のストラップをスーツケースに引っ掛けることもできます。
ただ、口がガバっと開いているため、日本の100円ショップで面ファスナーを買って2箇所をベルクロで留められるように改造しました。もうちょいストラップを長くしてもらって、斜めがけしたいくらい。
・GU、ユニクロ、ウーフォス
日差しが強いので帽子とサングラスはマスト(逆に日傘を指している人は皆無ゆえに目立ってしまう)。できたら風を通す麦わらが良いかも。なので、こちらも要・試行錯誤。
服装は、ほぼGUの430円Tシャツにユニクロの980円トラックパンツ、ウーフォスのリカバリーサンダルという"某温泉ソムリエスタイル"で過ごしました。コットンTシャツはお湯洗いと乾燥機でかなり縮むため2サイズ大きめを推奨。パンツはできたらポケットがジッパーで閉まるタイプが理想ですね。乾燥しているので、翌朝にはほぼ乾きます。
問題はTシャツを何枚持っていくかですがホテルに洗濯機があればいいものの、頻繁に洗濯するのも面倒だし、コインランドリーを探すのも一苦労だったり、利用料が高価だったりするので、1週間分くらいあった方が無難だと思います。今回はTシャツ7枚に、ポロシャツ2枚(化繊で薄手のやつ)を持っていったのですが、夏場は頻繁に着替えるし、ちょうど良いくらいの分量でした。
あと、今さらですが衣類のパッキングキューブは便利でした。衣類だけでなく、スーツケース内で散乱しがちな携行食や細かい電子機器、ガジェットなどもメッシュのパッキングキューブにひとまとめにしておくと探すのが楽ちん。
・洗濯ロープ+ハンガーピンチ
洗濯グッズで持って行ったのは、100円ショップの小さな洗濯板、ボウル兼洗面器(!)、ハンガーピンチ、洗濯ロープでしたが、実際に使ったのはハンガーピンチと洗濯ロープだけでした。洗面器はデカくても軽かったので冗談半分で持っていきましたが、みごとに使わなかったので最後のエアビーに置いてきました。
ハンガーピンチは、パンツとか靴下など小物を干すのに便利かも。ともあれフランスは乾燥しているので、一晩もすれば洗濯物が乾くのが良い点です。当然、肌や喉は荒れるのでよしあしですが。

・小型マッサージガン
200g以下のマッサージガンを携行。リチウムイオン電池内蔵なので、いちいち機内持ち込みしなくてはいけないのが難点。2週間も旅を続けていると必ず疲れてくるので、こうしたマッサージグッズを持参したり、途中のスケジュールに温泉やマッサージを組み込むとよろしいかと思います。
幸い、クレルモン=フェランには温泉が湧いていたため、テルメに行く日を決めて、制限時間中えんえんプールに浸かって患部を水流でグイグイもみほぐすことができました。あと、パリのマレ地区を散策していたとき、Nature & Découvertesというセレクトショップで体験した足マッサージ機で足が復活したので日本に帰ったら類似品を買おうかと思ったほど。もっとも、足が疲れているのって決まって旅先なので、どちらかというと全国の宿泊施設に常備してほしい気持ち。
・その他
普通に役立ったのは騒音対策のAirPods Pro 2と、BluetoothトランスミッタのAirFly SE。イーグルクリークのネックピロー。無印良品の350ml缶2本分の保冷バッグ。ダイソーの150円ワインオープナー。

とにかくクソ暑かったのでハンディファン。あと、100均のアイストレー。帽子は風が通る麦わら素材がいいかも。
食事では、ホテルや電車でバゲットやチーズをカットする際の折りたたみピクニックナイフ。もうちょっと大きめのソフトクーラーと保冷剤があればエシレバターを持って帰れたかな。スーパーで売ってるコーヒー粉が美味しいので、コーヒードリッパーとペーパーフィルター。地味に紙製品が高いから、ティッシュや紙フィルターは日本から買っていった方がよい。ネスプレッソマシンもかなり普及しているから、備品をチェックしてからカプセルタイプを選ぶのもアリ。また、ペットボトルのキャップが薄くて固いので、指の力が弱い人はオープナーがあった方が無難。
レンタカー用には、ナビがわりのスマホホルダーが必須。Bluetoothはさすがに付いている。
スリに狙われるというけど、小ぶりなリュックがあるとやっぱり楽だし便利ですね。理想は手ぶらですが、暑さ対策の魔法瓶を持っている時点で無理なので。
暇つぶしアイテムとしては、長距離フライトにNintendo Switch Liteくらい持っていっても良かったかなと思わなくもありません。あと、スピーカーですね。iPad Proあたりあれば十分なんですが。
カメラは記録用にRX100M7、仕事用にRX1RM2の2台体制でしたが、ギリRX100M7だけでなんとかなった気もしつつ、道中、追加で撮影仕事をお願いされたりしたので、2台で良かったのかなとも思いました。将来的にはGFX100RFみたいな中判単焦点だけにして、後から必要な部分だけ切り出すような使い方が理想ですが、700gの本体が重すぎるのと、80万円を首からぶら下げて旅するのも精神的苦痛が増しそうなので、バックアップも含めて今回のラインナップで正解だったのかもしれません。チェンジするとしたらRX1RM2→GR3xとかね。
他にも思いついたら追記するかもしれません。ほなほな。
【追記】
そうだ、ドライヤー。宿泊した4軒中2軒に付いてなかった。
水泳パンツ。件の温泉プールでは、なんとパタゴニアのバギーショーツみたいなポケットが付いたサーフパンツ系が衛生上の理由からNGだったのです。結果、普段から履いているシームレスショーツ(つまりパンツ)でなんとかOKだったので、見た目水泳パンツっぽいピタピタ系の下着を常用するのが正解かも。

・SEタイプ変換プラグ 2ポート
ヨーロッパのコンセントは、韓国と同じくC/SEタイプなのですが、Cタイプはゆるゆるですぐ抜けがち。アースも含めてガッチリ固定するならSEタイプの変換プラグがベターです。3ピンゆえ若干大きくなってしまいますが、その分コンセント2口タイプで使い勝手を増強。そうそう、ACアダプタ側も65Wや100Wの高出力タイプだと変換プラグを噛ませるのとも相まって重くなりポロリしがちなので、MacBook Airていどの端末なら30Wほどの小さいACアダプタを2個持ちする方がスマートな気がします。
・魔法瓶(+アイストレー)
ホテルや公共交通機関にはエアコンがないのに、しっかり暑い夏のフランス。日中のピクニックやドライブにも冷たい飲み物を携行したい。しかし日本のようにそこらじゅうにコンビニはないし、小さなスーパーはあっても水やコーヒーは冷えていないことも多いし、冷えていたとしても2ユーロ(340円)もしやがるしで、魔法瓶はマストでした。なんなら氷もなかなか売っていないので、日本から100円ショップのアイストレーを買っていくとコンボが決まります。
今回の魔法瓶はドリンクホルダーになんとかハマるカップ型で、キャリーハンドル付きのサーモス JOV-420にしました。飛行機内、鉄道内、散策中、ドライブ中、ホテルでのくつろぎにと道中もっとも使ったアイテムやも知れません。

・コイルヒーター+缶ホルダー
今回ステイしたのはホテルではなくアパートメントホテルやエアビーだったため、多くが電気ケトルやコンロを備えていました。んが、ケトルは何に使われたかわかったもんじゃないので、コンセント直挿しのコイルヒーターを持参。それを魔法瓶構造の缶ホルダー(350ml)に突っ込んでお湯を沸かすわけですが、220Vゆえ速攻です。しかしサーモスタットはないので、沸騰を見極めて電源を抜かないと熱湯が飛び散って手がつけられなくなります。
その他缶ホルダーは直接ビールやコーヒーを飲んだりするのに活躍したのですが、湯沸かし用途ならもうちょい幅広のフードコンテナや500mlタイプが安全かもしれません。次回はワインクーラーがわりにもなりそうな、1000mlの真空断熱ビールジョッキにしようかなとたくらんでいます。
・モンベルのカトラリー+折りたたみ食器
アパートメントホテルではカトラリーや食器で困ることはほぼなかったのですが、それでも鉄道での長距離移動中に飲み食いするときや、日本から持ってきたラーメンを食べるときなどにはお箸があった方が便利でした。割り箸でもいいんですが、繰り返し使うには抵抗があるので、そこはマイ箸で。
モンベルで取り扱っている折りたたみ食器"Fozzils"は、おつまみを載せるトレーとして1回使ったきりでしたが、薄いし邪魔にならないので毎回持っていってもいいかも。一番大きいXLは洗面器としても使えるので洗顔や洗濯にも。

・IKEAバッグ
散策中のバッグはトートリュックやバナナショルダーなど、まだまだ試行錯誤が必要ですが、ちょっとした荷物、例えば飛行機や電車の機内に持ち込んだり、近所のスーパーに買物に行くシーンでは小ぶりのIKEAバッグ(ブラットビー)がぴったんこでした。パリではホームレスが愛用するバッグらしく、貴重品を入れておいても狙われずに安心。短い方のストラップをスーツケースに引っ掛けることもできます。
ただ、口がガバっと開いているため、日本の100円ショップで面ファスナーを買って2箇所をベルクロで留められるように改造しました。もうちょいストラップを長くしてもらって、斜めがけしたいくらい。
・GU、ユニクロ、ウーフォス
日差しが強いので帽子とサングラスはマスト(逆に日傘を指している人は皆無ゆえに目立ってしまう)。できたら風を通す麦わらが良いかも。なので、こちらも要・試行錯誤。
服装は、ほぼGUの430円Tシャツにユニクロの980円トラックパンツ、ウーフォスのリカバリーサンダルという"某温泉ソムリエスタイル"で過ごしました。コットンTシャツはお湯洗いと乾燥機でかなり縮むため2サイズ大きめを推奨。パンツはできたらポケットがジッパーで閉まるタイプが理想ですね。乾燥しているので、翌朝にはほぼ乾きます。
問題はTシャツを何枚持っていくかですがホテルに洗濯機があればいいものの、頻繁に洗濯するのも面倒だし、コインランドリーを探すのも一苦労だったり、利用料が高価だったりするので、1週間分くらいあった方が無難だと思います。今回はTシャツ7枚に、ポロシャツ2枚(化繊で薄手のやつ)を持っていったのですが、夏場は頻繁に着替えるし、ちょうど良いくらいの分量でした。
あと、今さらですが衣類のパッキングキューブは便利でした。衣類だけでなく、スーツケース内で散乱しがちな携行食や細かい電子機器、ガジェットなどもメッシュのパッキングキューブにひとまとめにしておくと探すのが楽ちん。
・洗濯ロープ+ハンガーピンチ
洗濯グッズで持って行ったのは、100円ショップの小さな洗濯板、ボウル兼洗面器(!)、ハンガーピンチ、洗濯ロープでしたが、実際に使ったのはハンガーピンチと洗濯ロープだけでした。洗面器はデカくても軽かったので冗談半分で持っていきましたが、みごとに使わなかったので最後のエアビーに置いてきました。
ハンガーピンチは、パンツとか靴下など小物を干すのに便利かも。ともあれフランスは乾燥しているので、一晩もすれば洗濯物が乾くのが良い点です。当然、肌や喉は荒れるのでよしあしですが。

・小型マッサージガン
200g以下のマッサージガンを携行。リチウムイオン電池内蔵なので、いちいち機内持ち込みしなくてはいけないのが難点。2週間も旅を続けていると必ず疲れてくるので、こうしたマッサージグッズを持参したり、途中のスケジュールに温泉やマッサージを組み込むとよろしいかと思います。
幸い、クレルモン=フェランには温泉が湧いていたため、テルメに行く日を決めて、制限時間中えんえんプールに浸かって患部を水流でグイグイもみほぐすことができました。あと、パリのマレ地区を散策していたとき、Nature & Découvertesというセレクトショップで体験した足マッサージ機で足が復活したので日本に帰ったら類似品を買おうかと思ったほど。もっとも、足が疲れているのって決まって旅先なので、どちらかというと全国の宿泊施設に常備してほしい気持ち。
・その他
普通に役立ったのは騒音対策のAirPods Pro 2と、BluetoothトランスミッタのAirFly SE。イーグルクリークのネックピロー。無印良品の350ml缶2本分の保冷バッグ。ダイソーの150円ワインオープナー。
持っていけばよかったモノ

とにかくクソ暑かったのでハンディファン。あと、100均のアイストレー。帽子は風が通る麦わら素材がいいかも。
食事では、ホテルや電車でバゲットやチーズをカットする際の折りたたみピクニックナイフ。もうちょっと大きめのソフトクーラーと保冷剤があればエシレバターを持って帰れたかな。スーパーで売ってるコーヒー粉が美味しいので、コーヒードリッパーとペーパーフィルター。地味に紙製品が高いから、ティッシュや紙フィルターは日本から買っていった方がよい。ネスプレッソマシンもかなり普及しているから、備品をチェックしてからカプセルタイプを選ぶのもアリ。また、ペットボトルのキャップが薄くて固いので、指の力が弱い人はオープナーがあった方が無難。
レンタカー用には、ナビがわりのスマホホルダーが必須。Bluetoothはさすがに付いている。
スリに狙われるというけど、小ぶりなリュックがあるとやっぱり楽だし便利ですね。理想は手ぶらですが、暑さ対策の魔法瓶を持っている時点で無理なので。
暇つぶしアイテムとしては、長距離フライトにNintendo Switch Liteくらい持っていっても良かったかなと思わなくもありません。あと、スピーカーですね。iPad Proあたりあれば十分なんですが。
カメラは記録用にRX100M7、仕事用にRX1RM2の2台体制でしたが、ギリRX100M7だけでなんとかなった気もしつつ、道中、追加で撮影仕事をお願いされたりしたので、2台で良かったのかなとも思いました。将来的にはGFX100RFみたいな中判単焦点だけにして、後から必要な部分だけ切り出すような使い方が理想ですが、700gの本体が重すぎるのと、80万円を首からぶら下げて旅するのも精神的苦痛が増しそうなので、バックアップも含めて今回のラインナップで正解だったのかもしれません。チェンジするとしたらRX1RM2→GR3xとかね。
他にも思いついたら追記するかもしれません。ほなほな。
【追記】
そうだ、ドライヤー。宿泊した4軒中2軒に付いてなかった。
水泳パンツ。件の温泉プールでは、なんとパタゴニアのバギーショーツみたいなポケットが付いたサーフパンツ系が衛生上の理由からNGだったのです。結果、普段から履いているシームレスショーツ(つまりパンツ)でなんとかOKだったので、見た目水泳パンツっぽいピタピタ系の下着を常用するのが正解かも。















