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Magic Keyboardの色味と皮脂つきまくりのテクスチャが嫌だったので、dbrandの本革スキンシールを韓国の知人経由で個人輸入して(日本には送ってくれないのです)貼りました。これでiPhone、iPad、Apple Watch、AirPods Proとトーンが統一されてとてもよろしい。
さて、メイン端末をMacBook Air 13インチからiPad Pro 11インチへと買い増しリプレースして3ヶ月。だんだん使い方と装備と感想がまとまってきたので、ここいらでまとめておきます。

まず、メイン端末として使えるかどうかでいうと、なんとか使える。以前挙げた使い途の通信簿としては────

・デザインラフ作成→5
・デザイン校正→5
・その他アノテーション→5
・文章校正(Google Doc)→2
・写真セレクトと現像(Lightroom)→5
・請求書作成→PDF化(Office 365)→3
・動画視聴→4
・読書(Kindle)→4
・スピーカーがわり→3

こんな塩梅でしょうか。前回からのくり返しとなりますがGoodleドキュメントでの作業が評価2なのは、純正アプリだと校閲機能がまともに機能せず、ブラウザ上で作業した方がまだマシだからです。PDF化もなんとか可能という感じ。スピーカーの音質もMacBook Air 13インチとさほど変わらない。昔使っていた初期のiPad Pro 9.7インチや12.9インチの方が厚みがある分かえって音が良かったような気すらします。

大きな落とし穴だったのが、iPadを介した大容量データの転送速度です。microSDカードやCFexpressカード等のメディアから、SSDなど外部ストレージへ転送する作業がめちゃくちゃ遅いのです。このへん次期iPadOS27で改善されそうなのが、不幸中の幸い。

その他、サイズ感も使い勝手も、特にeSIM内蔵で即座にネットに繋がる機動力と、タッチ&ペン操作はMacBookにはどうやっても太刀打ちできない美点としてたいへん気に入っています。キーボードを閉じても音楽再生が止まらないのもヨシ。が、これまた前回も触れましたがバッテリーの持ちの悪さは看過できません。

カタログ値10時間ではあるものの、実際はガンガン減ります。あまりに心許ないため、購入当初はバッテリーの充電上限80%のいたわり運用にしていましたが、結局100%フル充電に戻しています。それでもフル稼働させていると3〜4時間ていどでバッテリーが減ってしまう。セルラーモデルだからか自然放電も多め。MacBook Airだと充電器なしでも1日お出かけできちゃってたので、設計から含めたバッテリーのスペックやマネジメントをどうにかしてほしい。せめてMacBook Air同等ていどに。

OSの使い勝手面でも、フォルダアプリやメニュー操作をもっとmacOSライクにしてほしい。マシンを行き来しても違和感がないくらいに。というか、多少制限されてもいいのでmacOSモードを搭載してほしい。

これは常々感じているのですが、Ax ProチップでmacOSが動く現在。M5を搭載したiPadでmacOSが動かせないはずがなく。アップルがその気になれば、iPhoneをMac miniにすることも、iPadをMacBookにすることもできるはずなんですよね。ビジネス上、やる義理がないだけで。

ともあれiPad Pro 11インチ。メリデメこもごもではございますが、MacBook Air 13インチに比べると────

・11インチの取り回しの良さ
※飛行機や新幹線の座席テーブルで活きてくる
・1kgは絶対的には重いけど、相対的には軽い
※Magic Keyboardを外せば446g
・Wi-Fiを探す必要がなく、ネットに即接続
・Apple Pencilによるタッチ&ペン操作

やはりこのへんが圧倒的に良い。macOSが扱えないという最大の致命点については、2台持ちで解決するのではなく、VNCアプリで自宅Macをリモート操作するのがベターな気がします。ネット環境がないと不可能ではありますが、どうせネットがなければどこかで作業が目詰まりしますしね。

余談ですが、予算的にMacかiPadのどちらかしか買えないとしたら、迷わずMacを選びますし、購入相談を受けたらそちらをお勧めすると思います(条件次第ではWindows PCかも)。やはりmacOSやPCにはできても、iPadOSにはできないことが少なからずありますし、iPadOSでもやれなくはないけど非効率すぎることが、ままある。

iPadをメイン端末に据えられるのは、予備機としてMac端末が用意できるからこそ。もちろん、仕事では会社の端末が別途用意されていたり、社会人ではなくお絵描きさえできればいいといった個別の事情次第でその限りではないのかもしれませんが。

あと、たまにMacBook Airを引っ張り出すと痛感するのは、その物理的な安心感です。ディスプレイとキーボードがガッチリ固定されているからか、あるいはバッテリーによる低重心のせいか、剛性感があって頼もしい。iPadは本体にバッテリーが内蔵されているので──Magic Keyboardも重いものの──どうしても頭でっかちでフラフラしてしまう。表示領域も広い。

というわけで褒めているんだか、けなしているんだか、よくわからないエントリになりましたが、それでもぼくはiPad Pro 11インチ SIMフリー版を気に入っていますし、しばらくはメイン端末として愛用すると思います。んー、でもiPad miniにMagic Keyboardが追加されたり、噂の折りたたみiPhoneが実用的だったりしたら、その限りではなくなるかもしれません分かりません。