昨年フジロック前に買って以来、フェスに海外旅行に登山にと使い倒しているソニーのα Eマウント NEX-5ですけども、付属の標準レンズのSEL1855(E 18-55mm F3.5-5.6 OSS)だと明るさも望遠も物足りず。もともとデビュー時に秋発売とアナウンスされていた、SEL18200は結局9月9日から出かけたトルコ・ギリシャ旅行には間に合いませんで、旅行中はNEX-5の機動性の高さに感動しながらもやはり写りが納得いかず、これはレンズをグレードアップするしかあるめえと帰国するも品不足でまったく手に入らず、結局意を決して注文したのが昨年末でして、ようやく今年1月に手に入れた次第なのでした。
で、半年ほど使ってみての感想です。と言いながらも冬と初春は寒さと花粉でほぼ引きこもっていたので、実際に使い出したのは最近です。
写りは最近の登山やフェスの写真をご覧いただければおわかりいただけるように、見た目のスペックこそ18-200mm F3.5-6.3と標準レンズの望遠側を延伸しただけのような数値ですが、明らかに明るくノイズも乗りにくい…ような気がしてます。最近疲れているので、気のせいかもしれません。
実際はレンズを替えてイコールコンディションで撮影しろっつー話ですよね。それは誰か他の人がやってるはずなのでパス。
何より標準レンズより被写体にぐぐっと寄れるので、結果的にボケ味が美しいというか、そうそう、標準レンズのテレ端側ってけっこう荒れる傾向にあったんですが、SEL18200はそんなことはないですね。エターナルでいつまでもパッキリクリアです。
ただこの画質をデイリーに持ち歩くとなると話は別です。
やっぱりね、190g→524gの重量増はたまらんものがあります。ほぼコンデジ1個分重くなっている。本体の287gとあわせると811gですか。初代iPadより重い…。ミラーあり一眼レフ(?)のペンタックスk-rの標準レンズキットより下手するとやや重い。もっとも10倍のレンズを付けたら、どんなデジタル一眼レフだって1kg以上になるんですが。
こんだけ重くなるとかえってライブビュー機ならではの起動やAFの遅さ、電池消耗度が気になってきます。さらにいえば、細いストラップだと肩に食い込みます。ここまでデカいと鞄への収納性も良くありません。いっそ他に所有しているキヤノンKiss X4の方が標準レンズで素直に綺麗な画質だし、視野率にさえ目をつむれば使い勝手が良いのではないか。
でもまあ、肩から提げていると自動的にレンズが下を向くので、レンズフィルターとフードさえ付けておけば、キャップ不要でバスバス撮れるのは良いところです。が、自重が大きいので、レンズに付いているロックをしないと、いつのまにかビヨーンとだらしなくレンズが垂れていることも多々あります。
そう、一番改善して欲しいのはここなんですよ! 今は「さあ、撮影しよう」と思ってから電源を入れるついでに、このロックスイッチを解除するという二手間が発生しちゃうのです。もうEマウントなどという超ニッチなレンズなんですから、レンズに付いてるズームのロックスイッチを電源と連動させればいいじゃないですか。
そんなわけで8万円もしたのに全体的に微妙なSEL18200ですが、体積は小さいので現在はできる限り持ち歩いています。が、たまにそれすらしんどくて家に置いていくこともままあり。そりゃオリンパスのXZ-1みたいなコンデジの映像素子にZUIKOレンズを載っけたような、お手軽本格派カメラに心惹かれますって。
しかしSEL18200って、樹脂ボディにできなかったのかしら? レンズが重いから大した軽量化にならないのかしら。
現状パナソニックの防水防塵デジカメ LUMIX DMC-FT1とソニーNEX-5+SEL18200、キヤノンKiss X4という布陣で、FT1は夏フェスやバイク、ソニーは全方位で、キヤノンは自宅撮影と満遍なく使っているので文句はないのですが、そろそろ見直した方が良いのでしょうかね。地味に先日、「ドコモで機種変するならこれだな」って言ってたCA-01Cを買うと、FT1くらいの役割を果たすんじゃないかと期待していたりますが、今まで2回くらいその期待に裏切られているので(ともに富士通端末)油断は禁物かもしれません。
それにしてもNEX-5ってモデルライフが長いですね。おそらく震災の影響で新型の発表が遅れているんだと思いたいんですが、このままシュリンクしたりして…。
関連リンク
・α Eマウント NEX-5D|ソニー
・SEL18200|ソニー
・Kiss X4|キヤノン
・LUMIX DMC-FT1|パナソニック
・XZ-1|オリンパス
写りは最近の登山やフェスの写真をご覧いただければおわかりいただけるように、見た目のスペックこそ18-200mm F3.5-6.3と標準レンズの望遠側を延伸しただけのような数値ですが、明らかに明るくノイズも乗りにくい…ような気がしてます。最近疲れているので、気のせいかもしれません。
実際はレンズを替えてイコールコンディションで撮影しろっつー話ですよね。それは誰か他の人がやってるはずなのでパス。
何より標準レンズより被写体にぐぐっと寄れるので、結果的にボケ味が美しいというか、そうそう、標準レンズのテレ端側ってけっこう荒れる傾向にあったんですが、SEL18200はそんなことはないですね。エターナルでいつまでもパッキリクリアです。
ただこの画質をデイリーに持ち歩くとなると話は別です。
やっぱりね、190g→524gの重量増はたまらんものがあります。ほぼコンデジ1個分重くなっている。本体の287gとあわせると811gですか。初代iPadより重い…。ミラーあり一眼レフ(?)のペンタックスk-rの標準レンズキットより下手するとやや重い。もっとも10倍のレンズを付けたら、どんなデジタル一眼レフだって1kg以上になるんですが。
こんだけ重くなるとかえってライブビュー機ならではの起動やAFの遅さ、電池消耗度が気になってきます。さらにいえば、細いストラップだと肩に食い込みます。ここまでデカいと鞄への収納性も良くありません。いっそ他に所有しているキヤノンKiss X4の方が標準レンズで素直に綺麗な画質だし、視野率にさえ目をつむれば使い勝手が良いのではないか。
でもまあ、肩から提げていると自動的にレンズが下を向くので、レンズフィルターとフードさえ付けておけば、キャップ不要でバスバス撮れるのは良いところです。が、自重が大きいので、レンズに付いているロックをしないと、いつのまにかビヨーンとだらしなくレンズが垂れていることも多々あります。
そう、一番改善して欲しいのはここなんですよ! 今は「さあ、撮影しよう」と思ってから電源を入れるついでに、このロックスイッチを解除するという二手間が発生しちゃうのです。もうEマウントなどという超ニッチなレンズなんですから、レンズに付いてるズームのロックスイッチを電源と連動させればいいじゃないですか。
そんなわけで8万円もしたのに全体的に微妙なSEL18200ですが、体積は小さいので現在はできる限り持ち歩いています。が、たまにそれすらしんどくて家に置いていくこともままあり。そりゃオリンパスのXZ-1みたいなコンデジの映像素子にZUIKOレンズを載っけたような、お手軽本格派カメラに心惹かれますって。
しかしSEL18200って、樹脂ボディにできなかったのかしら? レンズが重いから大した軽量化にならないのかしら。
現状パナソニックの防水防塵デジカメ LUMIX DMC-FT1とソニーNEX-5+SEL18200、キヤノンKiss X4という布陣で、FT1は夏フェスやバイク、ソニーは全方位で、キヤノンは自宅撮影と満遍なく使っているので文句はないのですが、そろそろ見直した方が良いのでしょうかね。地味に先日、「ドコモで機種変するならこれだな」って言ってたCA-01Cを買うと、FT1くらいの役割を果たすんじゃないかと期待していたりますが、今まで2回くらいその期待に裏切られているので(ともに富士通端末)油断は禁物かもしれません。
それにしてもNEX-5ってモデルライフが長いですね。おそらく震災の影響で新型の発表が遅れているんだと思いたいんですが、このままシュリンクしたりして…。
関連リンク
・α Eマウント NEX-5D|ソニー
・SEL18200|ソニー
・Kiss X4|キヤノン
・LUMIX DMC-FT1|パナソニック
・XZ-1|オリンパス