オーメダルセットEXと同じ発売日ながら、なぜか未着だった「装着!なりきりアンク」がようやく届いたんだよ。でもOCCプトティラはまだなんだ。
仮面ライダーオーズの相棒で、5人のグリードの中で唯一右腕だけで復活したアンクのなりきりトイです。デザイン的には仮面ライダーのようにバンダイ側の仕事ではないので、放送が始まってあまりの人気に急遽玩具化したアイテムなのでしょう。9月放送開始の番組でも、こうして商品化されるのが5月末ですからね。いかにおもちゃの開発企画や生産調整が大変かっちゅー話で、ちょっとした需給バランスの崩れからオーメダル不足みたいな事態が発生してしまうことが容易にうかがえてしまいますね。
本来は全長280mmの子どもサイズなので、大人は装着できないんですが、無理矢理付けてみました。
パーツはゴムっぽい手袋と、樹脂っぽい羽根がついたアーム、そして電池が入った音声ユニットと三分割されています。一番キツいのは手袋部分で、小さい手や女性でもない限り大人がはめるのは非常に厳しいでしょう。羽根のディテイルも甘めだし、これはつまり胸のオーラングサークルと、腕に装着するトラクローやカマキリカッターなどがセットになった「変身なりきり 仮面ライダーオーズ○○○コンボ」シリーズの延長線上のアイテムだっつーわけですね。
なので、大人はトップ画像みたいにオブジェとして楽しむほかありません。
もう二度と装着しないはずなので記念にオーメダルを持ってみました。
音声ユニットにはアンクの声で「ヤミーだ、追え!」「オーズに変身だ!」「コンボはヤバい…コンボはヤバいと言ったろうが!」など11種類が収録されていてボタンを押すごとに発語して、オーズのなりきり遊びの臨場感をマックスに高めてくれます。これは兄弟や親子で遊ぶと最高かもしれませんね。ただ、お父さんは装着できないんですけどね。ぼくが子どもならこれで学校に登校してしまいそうです。
ちなみにこの音声ユニットは正方形ながら、仕組みはほとんどガイアメモリなんですよね。いっそガイアメモリで「アンク」メモリ型なら3500円という定価でも、大人はより納得して買えたかもしれませんね。そしてこの形状が次期仮面ライダーフォーゼで噂されるスイッチ的なものではないかと勘ぐったりしてしまうのです。
関連リンク
・装着!なりきりアンク|バンダイ