朝7時44分新宿発のホリデー特快に乗って向かった奥多摩駅。昨年秋に出かけた鷹ノ巣山の東側、ちょうど奥多摩駅の北側に位置する川苔山(かわのりやま)に、川乗橋から登って百尋の滝経由で山頂に向かい、鳩ノ巣駅側に下りた6時間。その模様をちゃちゃっとダイジェストでお送りしますよ。
すし詰めのバスに揺られて川乗橋停留所。なんか15人ほどの若者団体とかとか…。
登山口までは交通規制された、木陰の多い舗装路を40分ほど歩きます。
老若男女、人出はなかなかのもんです。
登山口にあるのが唯一無二のトイレである。
百尋の滝までは御嶽山のロックガーデンのような渓流沿いを歩きます。
フィトンチッドとマイナスイオン特盛りですが、トイレスメルな花が咲いててややクサ。
川の水がラムネ色。
川苔山という名の通り、そこら辺苔だらけです。
登山口から50分で百尋の滝。
ドーン。
もういっちょ、ドーン。
時すでに11時半。山頂でのランチ予定を繰り上げる。アマノフーズのグリーンカレー。
ジェットボイルのガスが切れた…。ぬるま湯でカレー。
再出発。本格的な登山は3週間ぶりなのでキツい。
それにしても美しい苔だらけ。日陰も多くて、水場も近くて気持ち良い登山道。
滝から2時間。今日はキツいなと思ってたら唐突に山頂に着く。
着きました、川苔山。頂上は広くて唯一展望が利くんですが…。
ガスってやがって、富士山も大菩薩峠も見えず。
3時のお茶に。お湯はどうしたかって? 奇跡的に固形燃料のストーブ持ってた。
シリアル補給して、はい下山下山。
鳩ノ巣駅方面に下り始めるとすぐぬかるんでて転倒しました。
たまにこけるのって大切だと思うんです。瞬間クロックアップするし。
帰り道は沢がないんですが、比較的なだらかな道が続いてて、やはり下り向き。
カレンダー。
しかし最後の工事現場からの30分は膝の痛みが発生してキツうございました。
奥多摩駅から2駅手前の鳩ノ巣駅が見えましたよ。下り2時間。
おつかれちゃーん。始発で座りたかったので奥多摩駅に戻りました。
しかし行きはホリデー特快で1本なのに、帰りは各停で青梅、立川で2回も乗り換え。
青森県の観光PRポスターが可愛すぎる。他県のゆるキャラを引率すれば良かったのに。
新宿駅東口のベルク前のそば屋、本陣で豚南蛮そばで軽く一杯。虹色の泡。
そしてただいまダブルのお値段でトリプルが楽しめるサーティーワンだよ! 痩せねえ。
ちなみにサーティーワンでは、「フルーティーデューソルベ」「チョコチップクッキードー」「イースターパーティー」にしてみました。ソルベは思ったほどおいしくなかったんですが、クッキードーとイースターは、ともに粉砕されたショートブレッドがゴロゴロと入っていて、とってもおいしかったです。限定フレーバーっぽいので今のうちにどうぞ、ですよ。
ちなみに沖縄名物のちんすこうもショートブレッドだと思ってるんですけど、オキナワン・ショートブレッドとか、リューキューズ・ショートブレッドと訳してもいいような気がしてます。
そんなわけで3週間ぶりに6時間も歩いた川苔山登山でしたが、そうそう、中高年ハイカーはいいとして、最近山ガールが増えたせいか、蜜に群がる虫のようにキッズたちが山に来てましてね。『GO OUT』なんか読んで上から下まで本格コスプレしてくる人たちは全然いいと思うんですが、中には山に来てるのに歩きながら音楽鳴らしてたり(マジ)、何に備えているのかやけに香水くさかったり、クロックスやコンバースで岩場を歩いてたりしてですね…、こういう方々は人様に迷惑をかけないようどこか人気のないところで滑落すればいいと思いましたよ。
と、おっさんらしい異論反論オブジェクションを述べつつも、終わってみればなかなか気持ち良く、登りやすかった川苔山。季節柄かもしれませんが、山頂の細かい虫の多さには辟易しつつも、オススメできるお山ではないでしょうか。
関連リンク
・川苔山|YAMA-NAVI
・瞬間美食カレー|アマノフーズ
・JET BOIL|モンベル
・エスビット チタニウムストーブ|飯塚カンパニー
・信州そば 本陣|ぐるなび(新宿で一番おいしいそば屋か?)
・サーティーワンアイスクリーム