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こないだ脱エネループ!なんていうエントリを書いたばかりですが、その後ろ髪をグッと掴まれるような新モデルが三洋電機から発表されましたよ。「過昇温防止」というあまり聞き慣れない、アナグラムで温家宝が隠れてるんじゃないかみたいな不吉な文字面の機能を引っさげたのが、eneloop plus(HR-3UPT)です。
ひらたく言えば、エネループの容量や特性はそのままに電池を使っているうちに必要以上にエネループ本体が高温になりませんよ、という機能です。小さいお子様が遊ぶおもちゃなんかに使うと安心安全ですよねー、というのがウリだそうで来週の東京おもちゃショーなどでも出展されるようですよ。

しかしおもちゃに使うなら単4型も出さないとさ…。
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一方で、約25%も増量した高容量版のeneloop pro(HR-3UWX)も発表されました。通常のエネループの1900mAhに対し、プロは2400mAh。こちらはイカついブラックボディで、ガンガン熱くなっちまうけどプロなら使いこなせるよな?って感じなんでしょうか。最近単4型充電池が使えるデジカメがどれだけ残っているのかわかりませんが、デジカメやフラッシュ、ライトなどに使ってもらうのを想定しているようです。

ちなみにカメラなら約18%たくさん撮れて、LEDランタンなら約31%余計に使えるようです。しかも満充電後に放置しても1年後の残存容量は25%減で留まるなど、自然放電の抑制力も高くなっております。肝心の充電時間なんかはリリースにて。
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その他、親会社も推し進める無接点充電規格Qiに対応した、エネループ用の充電機能付きキャリングケース(N-WL01S)も発表されました。2本しか収納できませんが、チャージパッドなんかに載せるだけで充電できるようになるのは便利ですよね。これにUSB出力が付いていれば、モバイルブースターなのに、なぜ付けなかったんでしょうか。また小出しに対応してくんでしょうか。

ともあれ、Qi対応で中身はpro仕様なエネループモバイルブースターが出るのは時間の問題かもしれません。しかし保証期間はなんぼなんでしょ?

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ニュースリリース|三洋電機