airstation
イーモバイルの解約にあたり無料ADSLも使えなくなるので、自宅用ブロードバンド回線を検討してたんですが、あれこれ考えてフレッツ光のやっすいプロバイダにしました。だいたい継続利用依頼月数というのが1〜2年でキャッシュバックも1年後なところが多いなか、そこだけフレッツの無料期間3カ月を過ぎたあたりですぐキャッシュバックしてれるんですよ。もっとも2年以内に解約するとNTTから工事代8500円を請求されるんですけどね。
そんなわけで昨日夕方に工事の人が入り、とりあえず玄関まではやってきた光回線。よくわかっていなかったので、電話のモジュラージャック周辺に光のもできるのかな、なんて甘く目論んでいましたが、うちの電話回線の大元がそもそも玄関までしか来ておらず、室内までは電話線を這わせただけだったので、結局本来の場所である玄関に光のモジュラージャックができることになってしまいました。

もっともそこから電話線と同じように廊下や室内を配線して室内に引き込むことはできるのですが、おそろしいほどの荷物や家具をどける気にもなれず、工事の人の「みなさん無線LANなんかで対応してますよ」とのことだったので、その言葉を信じてみることにしました。

が、よく考えてみるとiMacやMacBook Air、iPhoneなんかは無線でいいとして(それでも玄関から障害物だらけの部屋まで電波がちゃんと届くのかは心配ではあるんですが)、現在有線LANで接続しているテレビやHDDレコーダー、Wii、PS3、Apple TVなんかはどうなるんでしょうか。

一部無線LANでも対応できるものもありますが、他の機器はまさか玄関からLANケーブルを配線するのか!とゾッとしてたんですが、なんのことはありません。ちゃんとLANケーブルに差し込むかたちの無線LAN子機というのが、AV機器用に売られているんですね。

ただし選択肢は、バッファローのWLI-TX4-AG300Nという最大4つの機器にまで分配できる無線LAN子機しかありません。一応2つに分配でき、かつコンセントが一体になったモデルWLAE-AG300Nもあるのですが、それだと絶対に足りません。

ただこのWLI-TX4-AG300Nですが、えらく高いんですよね…。定価1万円超えで、価格.comでも送料込みで8000円以上はします。2009年12月に登場したのにこのしょっぱい値引き率は、他に競合もいないので一見ニッチながら各家庭にLANポートを3つ以上欲しているテレビスペースが無数にあると思うと、これはブルーなオーシャン的市場ではないのか。

たかだか分配機に8000円はないよなあ、と逡巡してたんですが(そのわりに8000円くらいするバッテリーは迷わず買う)、「そういや無線LAN親機も決して新しくないな」と思考を切り替えてセットものを探したら、なんと親機込みで1万円というWHR-G301N/Eを見つけてしまったのですよ。これで玄関からの電波もパワフルに、かつテレビまわりにもブロードバンド回線を供給できるってわけです。

ともあれ、今後面倒なのは玄関のモデムと無線LANアクセスポイント用の電源をどこかから配線しないとならない点、そしてテレビまわりにまたACアダプターが1個増える点ですね。マジでいつか燃えるでこの部屋。

関連リンク
WHR-G301N/E|Buffalo
WLI-TX4-AG300N|Baffalo