以前から連投していた(夏フェスとか登山に行くような熊山からすれば)エリアが狭く、オフィス密集地域のピークタイムには極端にスピードが落ちるイーモバイルを解約し、ドコモのFOMA網が使えるb-mobile Fairへの移項作戦ですが、途中そのSIMを差し込むモバイルルーターにHuawei E585を購入・設定しながらもいろんな理由でダメダメで、結局b-mobile WiFiという日本通信のオフィシャル端末を中古で手に入れるというかたちに落ち着きました。
なぜE585がダメだったかというと、まだ店舗への返品が完全に終わっていないので詳細は省きますが、まあそもそも販売する商品写真であった英国Three仕様ではなく、豪州vodafone仕様を送りつけてきたというのが大きな理由です。つか、実際b-mobile FairのSIMを突っ込んでAPNを設定してもついぞ使えなかったので(ドコモのSIMは認識して電波もキャッチしていた)、もしかしたらSIMロックがかかったままの個体を送ってきたんじゃないかと疑っています。いやしかし、3900mAhを誇るMUGEN POWERの通称バスタブバッテリーまで買ったのに…。
それはともかく、b-mobile WiFi BM-MF30ですよ。
これも問題がないとは言えない端末なんですよ。レビューを見ると「電源オンに1分、3G接続に1分もかかる」なんて書かれてましたし、DIMEのレビューでも本体が相当熱くなるとも評価されてましたし、自動回線切断オフの時間設定もできないし、そもそも液晶画面がなく「電波レベル」「バッテリー」「WAN接続」「Wi-Fi接続」がLEDランプで表示されるだけというトホホ仕様なのに(せめてどのキャリアの回線を掴んでるかくらいは知りたい)、新品で1万7000円もするので、最初から「ないな」と思っていたんですよ。
でもアリだったのです。
まずですね。電源オフ時から3G回線を掴んでネット通信するまでには2分もかかりません。長くても1分ていどで、イーモバイルのPocket WiFiと大差なし。本体が熱くなるのは、基本的にカバンの中で運用するので問題ないですし。あと、液晶表示レスに関してはもちろん不安なのですが、Wi-Fiにさえ接続してしまえばiPhoneやMacBook Airから設定ツール画面にアクセスできるので、どのネットワークを掴んでいるのかはわかります。ただ残念なのはいったん電源を入れてしまうと、3G回線からの自動切断はされないという点ですね。これは手動接続に変更するか、電源を切ってしまうしかないようです。もっとも、1GBまでのパケット定額制なので経過時間は関係ありません。
何よりb-mobile WiFiを選んだ最大の理由は、SIMロックフリーで海外旅行に行っても現地SIMを手に入れさえすれば(あと帯域さえ対応していれば)2G/3Gネットワークが使えるという点と、国内でのドコモのデータ通信ネットワーク網にがっちり対応しているという点です。いわゆる海外仕様のモバイルルーターは、FOMAの下り最大7.2MbpsのW-CDMA 2100MHz帯には対応しているくせに、通信速度は遅いながらもより遠く、より広いエリアをカバーするFOMAプラスの800MHz帯には未対応だったりするんですよね。
せっかくエリアとスピードと価格優位性を兼ね備えるb-mobileを買っても、手持ちのモバイルルーターが2100MHzにしか対応していないと、宝の持ち腐れというか、イーモバイルとほとんど変わらないってことなんですよ。
そんなわけで二転三転して手に入れたb-mobile WiFi。E585用に購入しながらも、試しにD25HWで使ってもはや手放せなくなったバスタブバッテリーも、新たにb-mobile WiFi用を買い直しますよ。本体1万1500円くらいに、バスタブバッテリー9000円で、かれこれ2万円の出費です。わーお。
早速使ってみてその速度に納得しているんですが、My b-mobile(b-mobile SIMを使った端末でしかアクセス不可能)で、残りデータ通信料が999MBから刻々と減っていくのを見るとちょっと精神衛生上良くないですね。
ともあれ残す作業は、イーモバイルにおまけで付いていた無料ADSLから、フレッツ光に乗り換えるのでそれを開通させるのと、今月内のイーモバイル解約のみとなりました。ゴールはもう少し!
関連リンク
・b-mobile WiFi(BM-MF30)|日本通信
それはともかく、b-mobile WiFi BM-MF30ですよ。
これも問題がないとは言えない端末なんですよ。レビューを見ると「電源オンに1分、3G接続に1分もかかる」なんて書かれてましたし、DIMEのレビューでも本体が相当熱くなるとも評価されてましたし、自動回線切断オフの時間設定もできないし、そもそも液晶画面がなく「電波レベル」「バッテリー」「WAN接続」「Wi-Fi接続」がLEDランプで表示されるだけというトホホ仕様なのに(せめてどのキャリアの回線を掴んでるかくらいは知りたい)、新品で1万7000円もするので、最初から「ないな」と思っていたんですよ。
でもアリだったのです。
まずですね。電源オフ時から3G回線を掴んでネット通信するまでには2分もかかりません。長くても1分ていどで、イーモバイルのPocket WiFiと大差なし。本体が熱くなるのは、基本的にカバンの中で運用するので問題ないですし。あと、液晶表示レスに関してはもちろん不安なのですが、Wi-Fiにさえ接続してしまえばiPhoneやMacBook Airから設定ツール画面にアクセスできるので、どのネットワークを掴んでいるのかはわかります。ただ残念なのはいったん電源を入れてしまうと、3G回線からの自動切断はされないという点ですね。これは手動接続に変更するか、電源を切ってしまうしかないようです。もっとも、1GBまでのパケット定額制なので経過時間は関係ありません。
何よりb-mobile WiFiを選んだ最大の理由は、SIMロックフリーで海外旅行に行っても現地SIMを手に入れさえすれば(あと帯域さえ対応していれば)2G/3Gネットワークが使えるという点と、国内でのドコモのデータ通信ネットワーク網にがっちり対応しているという点です。いわゆる海外仕様のモバイルルーターは、FOMAの下り最大7.2MbpsのW-CDMA 2100MHz帯には対応しているくせに、通信速度は遅いながらもより遠く、より広いエリアをカバーするFOMAプラスの800MHz帯には未対応だったりするんですよね。
せっかくエリアとスピードと価格優位性を兼ね備えるb-mobileを買っても、手持ちのモバイルルーターが2100MHzにしか対応していないと、宝の持ち腐れというか、イーモバイルとほとんど変わらないってことなんですよ。
そんなわけで二転三転して手に入れたb-mobile WiFi。E585用に購入しながらも、試しにD25HWで使ってもはや手放せなくなったバスタブバッテリーも、新たにb-mobile WiFi用を買い直しますよ。本体1万1500円くらいに、バスタブバッテリー9000円で、かれこれ2万円の出費です。わーお。
早速使ってみてその速度に納得しているんですが、My b-mobile(b-mobile SIMを使った端末でしかアクセス不可能)で、残りデータ通信料が999MBから刻々と減っていくのを見るとちょっと精神衛生上良くないですね。
ともあれ残す作業は、イーモバイルにおまけで付いていた無料ADSLから、フレッツ光に乗り換えるのでそれを開通させるのと、今月内のイーモバイル解約のみとなりました。ゴールはもう少し!
関連リンク
・b-mobile WiFi(BM-MF30)|日本通信