
直島=安藤忠雄=やたらマガジンハウスが推す!くらいの知識しかないアート音痴が、大した下調べもせずに行ってみるとどうなのか。今夜は原稿もあるのでさらりと流しますよ。

その前に津田の松原SAのあなぶき家ですよ。

炭水化物×炭水化物×炭水化物。

高松市内は踏切が多くて温和なぼくでもキレそうになりました。

『千と千尋の神隠し』サントラの『6番目の駅』が自動的に流れます。

展望台っぽいですがフェリー。女子力高し。

これで黄昏れたら間違いなく井上陽水の『積み荷のない船』が脳内再生。

六本木界隈で見覚えのあるパターンが。

この不快感、まことちゃんハウスの比じゃないぜ。

そうこうするうちに続々と寄港するフェリー。

中身。

美術館の閉館の早い順にまわることにする。家プロジェクト。

本村のチケット売り場&ショップ。

一番混むという南寺を目指す。撮影禁止だよ。

クラヤミご飯的、胎内巡り的インスタレーションは一番好きだったかも。

次ははいしゃに。シリツが必要です。それはめいしゃですが。

外観が宮崎駿的なノスタルジーミックス。

中身はすべて撮影禁止なので外からの写真しかありません。

石橋、碁会所、角屋と巡る。石橋は良かったな。角屋も好き。

一緒にまわった四国旅行中のアスミちゃんとメグミちゃん。

直島旅行用にTシャツを自作したんですって。護王神社の地下道。

細長くてヤバい。ヒンヤリしてて気持ちいい。

光が見えます。

さてと、彼女たちと別れてどんどんまわります。

その前にライチラムネ補給。

もくもくと入道雲。

心なしかミニくまちゃんがゲンナリしてますが地中美術館。

どんどん汗が排出されるのでオリーブソーダ補給。

黄色のカボチャのところまで来ました。

ベネッセハウスミュージアムからの夕景。※クリックで拡大。

ここと李禹煥美術館はシャトルバスで行かねばなりません。

穏やかな夕暮れだこと。

もうひとつ。

ベネッセのミュージアムショップを散歩して帰る。

岡村靖幸以上に長体かけまくりの自分撮り。

自分と景色を同時に撮影できる施設?

狂ったオブジェ。

嫌いじゃないわ。

マン盆栽みたいですね。

再びクサマトリックス。※クリック。

沈んでしまった鳥居。

宿にチェックインして、ベネッセハウス近くまで戻ってきた。

最高の夕暮れスポットはやはりベネッセハウスらしい…。

宮ノ浦港に戻りましたよ。

かぼちゃシルエット。

よく考えたらすぐそこ岡山なのよね。

ここでキャンプしたらダメなんだろうな。

フェリーは相変わらず多い。

地元のおばちゃんにオススメ店を聞く。

Cin.na.monのご飯。

最後にI♥湯ですよ。

入り口でなんとなく記念にタオルを買ったらタオル忘れてて助かった。

今夜はギャラリーで泊まります。
サクサク備忘録を書いておきますが、面白かった順としては地中美術館(2000円)>家プロジェクト(1000円)>ベネッセハウスミュージアム(1500円)>李禹煥美術館(1000円)ですかね。個人の好みもあると思いますが、李禹煥美術館は時間がなければパスしてもいいかもしれません。
ちなみにまわる順番ですが、ぼくので間違いありません。すなわち、家プロジェクト→地中美術館→李禹煥美術館→ベネッセハウスミュージアムです。自転車でまわる人は、まず宮ノ浦からレンタサイクルで家Pの本村まで行って見て、それから琴反地海水浴場・直島ふるさと海の家 つつじ荘まで行って自転車を停めて、黄色のかぼちゃを見てから無料のシャトルバスに乗って、地中美術館まで行って、そこからはずっと坂道が下りなので、シャトルバスを待ってもいいし、歩いてでも李禹煥美術館→ベネッセハウスミュージアム→ベネッセのやってるテラスレストラン周辺→つつじ荘までオブジェを見ながら帰れます。自転車でわざわざ地中美術館まで行く必要ないですよ。すんごいつらいですからね。
で、ベネッセハウスミュージアムは21時までやってるので、夏なら18時台に着くように調整して、2Fのテラスから夕暮れを眺めると最高かもしれませんよ。ついでにバスは18時くらいをまわると本村終点だったりするので、全行程バスの人にはオススメしませんよ。実際に写真を撮ってあげた女の子2人組が本村から宮ノ浦まで歩いて帰ってきたって行ってましたからね。
それでなんとか20時台にI♥湯(21時まで)に浸かることができれば完璧ですね。
明日も少し直島におります。そしてアートに関しての感想を吐き出すにはもう少し、自分の中での熟成を待ちます。
【追記】
瀬戸内国際芸術祭2013・夏で得た教訓

昨年の日帰り直島訪問と、今年の「瀬戸内国際芸術祭2013」で出かけた上での追記です。本当は別途エントリすべきですが、記事をまとめるのに時間がかかりそうなのと、夏会期がもう終わりそうなので、こちらに追記というかたちで少しだけノウハウをしたためておきます。
まずは、ともかく暑さ対策です。えらく暑いです。つばの広い帽子や日傘は必須。冷たい飲み物がいつでも飲めるよう魔法瓶もあると良いでしょう。
その上で、アート作品をまわる上での注意点としては、とにかく作品公開の「期間」と「時間」を最初にチェックすべしあべしってことです。
意外と島や作品によって、受付時間が違ってきたりします。あと、美術手帖のガイドブックは夏秋が並記されているので、実は秋公開の作品なのに、炎天下をはるばる歩いて見に行ったのに何にもなかったってことが起こりがちです。逆に秋は「もう夏でその展示終わってるよ」ってことになりかねません。またイベント系のものも期間限定で終わるので、とにかくまずは作品が観られるかどうかをチェックです。
観られない展示は、100円で買える地図に最初から×印を入れておいてもいいかもしれません。
で、いずれもオープンは10時や11時など、意外と遅いんですよね。かえってクローズは16時半から18時まで、意外と早い。その朝の時間と、終了後を有効活用できるのが野良展示の鑑賞です。ゆえに草間彌生の赤かぼちゃ・黄かぼちゃなんて、早朝もしくは、夕暮れでよいのです。
その上で、整理券が必要な展示を真っ先にフォローします。直島でいうと地中美術館と家プロジェクトの南寺。あと、豊島の豊島美術館でしょうか。島に着いたら真っ先に行って整理券をもらうか、そのまま鑑賞できそうなら鑑賞する。ぼくの場合、直島ではまず地中美術館に行って整理券をもらい、3〜4時間ほど時間を空けて家プロジェクトの本村方面に行きました。徒歩や自転車の場合は、李禹煥美術館などに下っていってもいいかもですね。
あと2つ。
自分の好きなタイミングでご飯が食べられるわけではないので、カロリーメイトや腐りにくそうなパンなど携行食があると良いです。飲み物はどこでも手に入るんですが、食べ物は限られているうえ、芸術祭にからんだレストランでは食べるのにも行列ってことがあるので、時間が押している時などは有効です。
で、最後が公式グッズ以外のお土産は見つけた時に買っておくことを激しくオススメします。けっこう島やストアによって取り扱い商品が違っていて、高松や直島や宇野に行けば揃っているかと思えば意外とショボくて、「あの時、あれ買っておけば良かったー」と後悔しても時すでにおすしです。
おさらいすると
・暑さ対策
・公開期間と時間をチェック
・まずは整理券を取る
・野良展示は後回し
・非常食があると良い
・お土産は買いたい時が買い時
・そうそう、公式アプリが便利だよ!
です。お楽しみください。
【追々記】
瀬戸内国際芸術祭2016・秋で得た教訓

またもや追記です。今回初めて秋会期に、西の島を全部まわってみました。訪れたのは、直島、犬島(円都空間)、小豆島、粟島、高見島、本島、伊吹島、女木島…あと地続きの部分では屋島、高松、丸亀、坂出です。
その上で今回身に染みた教訓をしたためますので、ご覧ください。
・直島、豊島、犬島は会期中の土日に行く必要なし(混みすぎ)
・地中美術館への入館には整理券がいるどころか、中でも行列します
・自転車で地中美術館〜本村間を移動するには直島ダムの道路を使うと楽で早い
・とにかく秋でも蚊が凶暴で服の上からも刺してくる
・パスポートと一緒にもらうマップの必要箇所をスマホで撮っておくと便利
・ガイドブックも重くてかさばるので必要なページだけ撮影しておく
・成田〜高松のLCCが1万6000円を超えるなら新幹線利用が早くて同価格
・高松空港にデザイン土産なし! 買うならサンポート高松で
・めちゃくちゃ冷える日があるのでコンパクトダウンが必要
・西の島は小さい上に自販機があるので飲みものには困らなかった
・食べ歩きの屋台が充実しているのは伊吹島
なお、それぞれの島の所要時間と、効率の良い組み合わせ方は──
【直島】1日〜1日半
【豊島】1日
【犬島】半日
【大島】半日?
【小豆島】1日半〜2日(レンタカー利用)
【男木島と女木島】1日
【伊吹島と粟島】1日
【本島と高見島】1日
伊吹島と粟島は離れているんですが、鉄道利用でも十分くっつけられるみたいです。粟島に泊まれば、そのまま高見島→本島とアイランドホッピング(会期中)も可能。逆の本島→高見島→粟島→(観音寺)→伊吹島という順序でも、民宿の多い粟島で泊まった方がよいでしょう。
また、詳しくは後日ブログにアップしますが、定番の直島、豊島、犬島以外のオススメは、小豆島の一部、粟島、伊吹島でしょうか。女木島は1時間しか滞在できなかったので判断保留です。
ほなほな、お楽しみください。
関連リンク
・ベネッセアートサイト直島
・瀬戸内国際芸術祭2013