土曜の朝から出発し、山小屋に一泊して先ほど日曜の夜に帰宅した、東京最高峰の雲取山を含めた三峯神社から七ツ石山への縦走。いやはや疲れました。「疲れた」よりも「痛かった」の方が正確かも知れません。あまりに痛すぎて(疲れすぎて)写真ほとんど撮ってないですもん。そんな雲取山登山の模様をどうぞ。
三峰口駅からバスで大輪へ。間もなく100年の歴史があるという茶屋。
2年ほど前まではロープウェイがあったので参道も賑わっていたようですが…。
ロープウェイがなくなり、急行バスが神社まで運行するようになったので閑散…。
参道という名の登山道を歩いて、三峯神社まで2時間…。
歴史を感じさせる、味わいあるイラスト。
本当はバスで三峯神社まで行く予定だったんスよ…。
この滝まで参道は整備されていますよ。この辺までは良かった。
カエルやオオサンショウウオもいるみたいですよ。
ここから途端に水気がなくなります。
冷たいキュウリ補給。とにかく寝不足で、暑い。
そしてシャッターを切る頻度が落ちます。
だってもう次は三峯神社でおでん食べてるカット。
1900年の歴史があるとかないとかいう三峯神社。どう考えても盛ってるな。
でも近世に隆盛を誇った雰囲気がそこかしこに。
こういう六角形の駐在所なんかは素敵ですね。
あの辺から登って来たんだよ…。本当はここがスタート地点なんだよ。
奥宮を臨む拝殿。奥宮まで登山できる模様。
本来11時ぎスタートが3時間遅れの14時に。これ熊じゃないよ。猫だよ。
ここから記念撮影しかありません。地蔵峠。
霧藻ヶ峰の山小屋。仕方がないけど400円のポカリがぬるい。
NEX-5+SEL18200が邪魔でしょうがない。虫がやたら多い。
前白岩の肩なう。氷食症にかかったんじゃないかってくらい冷たい水を欲する。
前白岩山。下ったり登ったりを繰り返す。
起伏に富んだルートで飽きないんだけど、後から知った「健脚コース」。
大ダワ漠と冗談を言ってた大ダワでもう日没間際。
ソシテ センリツ ノ ヨル ガ キタ。かれこれ7、8時間歩きっぱなし。
楽しそうな現場だね。
そんなわけで真っ暗になりながらも雲取山荘に到着。みんな何を見てるの?
オレンジ色に染まる十六夜の月でしたよ。
晩飯は自炊でカップヌードルシーフードカレーとちらし寿司。
気絶するように寝落ち、早くも翌朝はカップヌードルチリシーフードと白米。
それでは素泊まり5000円だけどトイレも水も綺麗な雲取山荘さようなら。
ようやく雲取山に到着しましたよ。
富士山がくっきり。※クリックで拡大。
登山犬その1。飼い主に対してやる気なし。
登山犬その2。マイリュックを背負ったシーズーちゃん。お尻に癒される。
雲取山頂上から少し下りた避難小屋からの眺望も素敵。
尾根を下って、昨年秋に登った鷹ノ巣山方面に縦走は続きます。
が、あまりに景色が良いのでいちいち足を止めて鑑賞。
コーヒーまで沸かして飲む始末。
奥多摩サイドの雲取小屋。
ちっちゃい子も雲取山まで来てましたよ。
しかし鷹ノ巣山まで到達せず、七ツ石山でリタイヤ。鴨沢に下る。
下山途中に食べた雲取山荘の1000円弁当。ハイカーボですよ。
スキンズのロゴがベロベロに剥がれてきた。ええー。
一気に時間は飛んで、奥多摩駅近くのもえぎの湯の風呂上がり。ステテコをあえて見せる「見せテコ」ファッションでおしまい。
ともかくですね。初日は寝不足と暑さ、そして久しぶりに引っ張り出したダナムのトレッキングシューズが足首をぐいぐい圧迫しましてね。それでもなんとか乗り切ったんですが、2日目の主に下りがまずかったです。今回は膝にこそダメージは来なかったんですが、インソールの形状がチープだからか、やたらと足裏に痛みが走りましたね。それをかばおうとするとやはり足首がえらく痛くなってしまって、特に最後の鴨沢バス停までのアスファルトの道のりは地獄でしたね。もうしばらく登山に行きたくないくらいキツかった。
これはひとえに靴が足にあってないと言いたいところなんですが、むしろ逆にこう考えました。「足首を固定するのが基本のトレッキングシューズに、ぼくの足首が対応していないんではないか」と。考えてみれば、ダナムに限らず、それ以前のコロンビアや、はたまたトレッキングシューズではありませんが、スノボシューズなんかも、装着するともれなく足首が痛くなって、登山やスノボを楽しむどころじゃなかったんですよね。
ひらたく言えば、足首を締め付けると痛くて仕方ない。
厚めの靴下で誤魔化せるのかなと思ったんですが、途中で2枚履きにしても無駄でした。最近KEENのターギーで登山をしていたんですが、あれはあくまでハイキングシューズですものね。本当はハードな山行には向いていないんですが、あれくらいのソフトな履き心地の方が、ベイビー・フットの異名を持つ(角質がない)ぼくには向いているのかもしれません。次の登山もターギーかなあ。
そしてデジカメですよ。NEX-5とSEL18200の組み合わせは、もう登山やフェス、海外旅行などに持ち出さないことでしょう。もっと気軽に持ち運べてパシャパシャ撮れるカメラにします。NEX-5は近々アンディに売りつけます。
あと、グラナイトギアのウルトラライトバックパック「ヴェイパー・トレイル」はいいんですが、やはりよく言われるようにパッキングが下手だと背負い心地が悪くり、かえって重く感じますよね。軽量化のために使い勝手がオミットされてますし、次の海外旅行に持っていくかどうかを見極めないといけません。
そんなわけで靴、デジカメ、バックパック(そう、あと帽子も!)とさまざまな問題が浮かび上がった雲取山登山。次回に活かします。
しかし雲取山の北側は埼玉県、南東側は東京都なんですが、埼玉側の登山道の整備が良くて、東京側に入った途端に案内や休憩場所が不親切でビビりましたね。
関連リンク
・秩父 三峯神社
・雲取山荘
・奥多摩温泉 もえぎの湯
・GRANITE GEAR 商品紹介|Vertex