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今年の春に受付を開始して、到着を今か今かと待ちわびていた「鴻上会長の仮面ライダー40th Anniversary ハッピーバースデイケーキ」がなんとかフジロック前に届きましたよ! ちなみに鴻上会長とはオーズで宇梶剛士演じる、謎の企業・鴻上ファウンデーションの会長です。フルネームは鴻上光生っていうんですね。会長室で常にケーキを作り続け、欲望にまみれた人間を礼賛するキャラのため、なかなかに心憎いアイテムなわけですが、先日のオーダーメイドバンダイのオーズソフビ工場では119体セットに会長直筆調の「欲望」と書かれた色紙を特典として同梱するなど、おもちゃグリードの欲望の解放を助長してかなわん存在でもあります。
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ケーキは冷凍品で、食べるには10時間解凍せねばなりませんので、後ほどアップするとして、お楽しみはむしろ劇中のプロップサイズを再現した特製コアメダルセットですよ! おもちゃのオーメダルが直径約3cmに対して、こちらは約5cm。当然ICタグなどは仕込まれておらず、オースキャナーで読み込ますことも、オーズドライバーに装填することもできませんが、そそられるではありませんかッ!
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まるで純度の高い蜂蜜のように輝くトラ・コアメダル。すばらしいッ!! ぼくは最終的に一番好きなコンボはラトラーターということになりました。思い込みかもしれませんが、あらためて考えるとオーズのデザインって、歴代の平成ライダーの中でも特に能面感が強いんですよね。能面というよりは、生気が漂っていないというか。昭和ライダーでいうとバイオライダーやロボライダーばりの無機質感がします。

他の平成ライダーで似た感触なのは複眼もクラッシャーも持たなかった響鬼なんですよ。考えてみれば、ラトラーターやシャウタあたりは、複眼こそ付いていますが、響鬼ライダーズっぽいデザイン文法でもあります。
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バッタ・コアメダル。仮面ライダーといえばバッタなんですが、オーズにおけるバッタのありがたみの薄さはいかんともしがたいですね。メダルデザインも同じ昆虫メダルのクワガタやカマキリに比べると、大人しいというか弱々しい印象です。もっと確信犯的にバッタの顔をフィーチャーして1号ライダーっぽいデザインにしたらウケたんではないでしょうか。
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おもちゃ版のオーメダルとどんだけサイズ差があるかというと、こんな感じ。子どものみならず、大人が手に持ってジャラジャラするには、当然おもちゃ版(どっちもおもちゃなんだけど)の方が程よいですね。

劇中でも確か、俳優がいじる場合はおもちゃ版からICタグを取り除いたものを用い、ライダーやグリード、ヤミーが触る場合はプロップ版を使っているみたいです。例外はあるみたいですけども。ただ、プロップ版は、メタル製のベゼルというか外枠が全部つながっているのが良い感じです。
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中にメタル製かプラ製かの板が仕込まれているのでクリア感はありません。裏面にはDX版と同じ、頭、腕、脚に対応した1〜3本のスリットが入っています。

しかし7月末発売で1回400円もする、ガチャポンのスイングセルメダルもこのプロップサイズでフルダイキャストなんですよね。人生初の袋予約してるんですが、ちゃんと入荷されるか、そして手にした時のジャラジャラ感を思うとゾクゾクしますね。

関連リンク
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オーダーメイドバンダイ オーズソフビ工場|プレミアムバンダイ
仮面ライダーオーズ ダイキャスト製セルメダルスイング|ガシャポンワールド