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昨年のちょうど今頃に作った、15万7500円の睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースのお陰で、相当な睡眠改善が見られたため、ひとまず完結を見たSAS治療でしたが、念のため予備も作っておきたいと思い、保険適用で安価に買えるマウスピースを作ることにしました。写真は代々木睡眠クリニック歯科の名医・對木悟センセーですよ。
ちなみに前回も書きましたが、SAS患者のみんながみんなマウスピースで対症できるというわけではなく、多くの場合はCPAP(しーぱっぷ)という強制呼吸機のようなマシンを睡眠時に用いる必要があるようです。こちらはリースで借り受けたうえ、月一でメンテナンスや診療が必要になるため、ライトなマウスピースでSASを抑え込みたいのがみなさんの本音でしょう。

でもやはりマウスピースを作っても改善が見込めなさそうな方はCPAPでの治療になるようで、その分水嶺は何かと對木先生に聞いたところ「肥満」と「アゴの形状」が決め手なのだそうです。ふむふむ。

ちなみに保険適用のマウスピースは単体で7900円ほど。他に診察だ何だとかかって、だいたい1万5000円くらいかかるようです。ただ、事前と事後の(睡眠)入院検査は別途費用がかかるので、プラス3万円ちょっとを考えておいた方が良いでしょう。つまりマウスピースによるSAS対策の最低コストは5万円くらいということになります。もっともその値段よりも、通院や入院にかける手間暇の方が大変なのは言うまでもありませんが、いずれにせよ対策を怠ると睡眠の質は悪いままですし、居眠り運転などで人生を棒に振る可能性もあるので、自覚のある方は早めの診療をオススメしますよ。

ぼくのマウスピース2号は2週間後に完成予定です。

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代々木睡眠クリニック