遅くなりましたが、先週金曜夜から2泊3日で参加したサマーソニック2011東京、実際は幕張の様子をお届けしますよ。でもオリンパスXZ-1を持って行きながらほとんどシャッターは切ってません。フジロックの時は雨のせいにしてましたが、もっと根本的な問題なのかもしれません。それは「どうせ撮っても綺麗に映らないし」なのか、「UIが複雑なのに細かい設定ができない」からか、「自分自身が撮影に飽きた」のかどれだかわかりませんが。液晶モニターはひどいもんですが、実際に撮ったものをパソコンで見ると案外と悪くなったりもしますよ、とフォロー。
金曜夜21時から始まる有料前夜祭ワンドリンク制のソニックマニア。
JAMAICAとUNDERWORLDを9500円で観に行ったようなもんだな。
前夜祭は朝4時までで、いったんメッセ近辺で野宿しての1日目。満員Perfume。
あまりに観るものがなくてマリンスタジアムに移動。
ビーチステージ。ヴィレッジ・ピープルのY.M.C.A.で踊るミニくまちゃん。
行き帰り、砂に足をとられてなかなか疲れます。行き倒れた酔っ払いも。
マリンスタジアムまで戻ってきましたよ。記念撮影。
こんな鯨のオブジェもいます。
ストロークスの新譜を聴いてなかったからか、スタジアムで音が捲くからか、パッとせず。
この後、再びメッセでBreakbotやBUSY Pなどを拝聴して、再び野宿。
2日目。一番人気とやらの焼津港のなかおち上とろ丼1200円。そりゃうまいさ。
TWO DOOR CINEMA CLUBやFIRENDLY FIRESを待ちながら意識不明。
メッセ内ではソフトバンクの電波は立ってるんだけどほとんど通信できなかったなー。
思いのほか盛り上がったFRIENDLY FIRES。
目玉であるレッチリをメッセ内のVHS画質モニターで聴くという暴挙。
なぜなら、少女時代が観たかったKARA！
『Gee』でミニくまちゃんダンス動画をスタンバイしてたんですが、ついぞ演らず…。
今回のサマソニはよく考えたら前夜祭と2日目だけで良かったですね。なんで通し券買っちゃったんだろう…。でもPerfumeと少女時代に救われました。普段アイドルは全然チェックしないんですが、実際に生で踊って（口パクでも）歌ってMCするところを観てしまうと、フォースのダークサイドに引き込まれそうになります。それこそパフュームは、ぼくのTwitterフォロワーをして「氷結の広告。左からニューハーフ、バリキャリ、平安美人」なんてつぶやかれてましたが（オレジャナイヨ。オレガ言ッタンジャナイ）、彼女たちは動いてしゃべるとやっぱりアイドルなんだなあと痛感しましたよ。
でも、結局印象に残ったのはSNSDの方なんですよね（客の入りはパフュームの方が最後まで凄かった。SNSDは興味本位で満員な感じ）。それは単に、「その瞬間に消費する」クラブ音楽が出自のパフュームの音楽性と、完成されたショービズながら日常のサントラたりうる少女時代の音楽性の違いからなのかなと思ったりしましたよ。
それには多分に、先日姪に聴かされた初音ミクのサントラへの、自分でも意外だった生理的な拒否反応が原因してるのかもしれません。それまでDaft PunkやCherのヴォコーダーソングは好きで聴いてたのに、初音ミクを経由することでPerfumeがキツくなったという逆流現象というか。ええ、つまりはこれが歳を取っていくということなんですよ。
でも、『Baby Cruising Love』や『575』は好きですよ。
しかし、フジロックもサマソニもあれよあれよと終わってしまいました。まさかフジロックのベストアクトがYMOの『CUE』で（あとコールドプレイの新曲も良かったな）、サマソニのそれが少女時代の『The Great Escape』だったとはね。
あ、そうだ。最後に言わせて。今年初登場のサマソニの公式スマホアプリとやら。アーティスト紹介なんてほとんどなくて、全然使えませんでしたよ。開発者には、フジロックの非公式タイムテーブルアプリ「FRFTT」開発者の爪の垢を煎じて飲ませたかった。他にTwitterでは運営や客のマナーにうんざりしてる声もあがってましたが、それは最近のフジロックもなのであえて触れず。
次はメタモルフォーゼかしらね。そうそう、無事に朝霧JAMのチケットも当選しましたよ。
関連リンク
・SUMMER SONIC 2011
・FUJI ROCK FESTIVAL '11
・METAMORPHOSE
・朝霧JAM - It's a beautiful day!
