土日月の3日間で行ってきた八ヶ岳をぐるっと巡る登山の1日目です。厳選したつもりがそれでも写真が多く、全部で50枚以上もあったので、やっぱり3回に分けてお送りします。初日は登山口の桜平から夏沢鉱泉、オーレン小屋、夏沢峠、硫黄岳、横岳、そして赤岳までという登り基調の南八ヶ岳縦走デイです。
中央道諏訪ICを下り、三井の森を抜けたら桜平へと続く砂利道。スクーターには厳しい。
Vベルト周辺からの黒煙を気にしながら7時前に出発。ほほえましい家族連れ登山。
ワイドなストラップに交換してNEX-5N+SEL18200で臨みます。
森林パートを端折っていきなり夏沢峠。ここまでだいたい2時間。硫黄岳が見える。
断崖な硫黄岳の岩肌を写すも怖さが伝わりませんな。
森林限界を超えて硫黄岳に10時半着。今日はORのサハラキャップを初装備。
これから左廻りで巡る山々。横岳と赤岳。
さすがに眠いので硫黄岳小屋で少し昼寝して横岳に登っていたらガスが。
横岳山頂が見えません。あそこまで梯子や鎖などを用います。
いつものようにクリックで拡大。
遠くに富士山が見えて参りました。
登山道から横にそれると大同心つう出っ張りがあります。
その先っちょまで行ってる方々。
そんなわけで横岳とうちゃく〜。どんどんペースは落ちて13時前。
あの中央のこんもりが硫黄岳ですね。あそこから歩いてきたわけ。
これから向かう赤岳がそびえ立ちます。頂上に竜王の城のごとく赤岳山頂小屋が。
そのためには険しいキレットを超えていかねばなりません。
急峻な登りをふり返ると、シェルパさんがいたという赤岳展望小屋。
なんとか16時前に赤岳山頂小屋に到着。こんな感じで富士山よりもゆるめの寝床。
質素な1500〜2000円相当の夕食…。こんなことならフリーズドライ食品を買ってくれば良かった…。もちろんヘリコプターで荷揚げするから仕方ないんですけどね。
赤岳山頂の写真は翌日アップします。この日はどんどんガスってきて下界が見えず、夕陽もわかりませんでした。それより何より徹夜で来たので夕食を取った後、速攻で寝てしまいました。が、なぜか21時過ぎには目が覚めてそっからしばらく眠れなくなったりして。
ともあれ、山小屋は山頂に近づくに連れ食事がへぼく高くなるので、山頂付近では持参のフリーズドライ食品を食べ、登山口や小屋の車両が入れるような場所でこそ山小屋グルメを堪能した方がいいと思い知りましたよ。
いずれにせよ、八ヶ岳はいたるところに山荘があって、金と空きさえあればテントなしでもサバイブすることができるコンビニエンスな山であることがわかりました。もっとも、キレットではうっかりすると滑落して死んじゃう可能性もあるんですけどね。つづく。