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なにげなくMobileTodayを読んでいたら、スマートフォンのBluetoothハンドセット(受話器)として使えるPHS SOUCIS WX01Sが紹介されていて、スマホ人気に寄生しようとするたくましさに思わず応援したくなりましたよ。これ、Galaxy Tabみたいな中途半端にデカくて音声通話もできるタブレットやハンドヘルド端末にぴったりですよね。もっとも、iPod touchがBluetoothハンドセットになれば、メイン回線をテザリング可能なドコモやauのタブレット端末に充てることで、ネットも通話もiOSアプリもメイン回線1本の料金で楽しめるんじゃねえかとも思うんですがね。
それはともかく、よくよく調べてみたらウィルコムの2011年秋冬モデルは個性的な端末が目白押しじゃないですか。
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中でもヤバいと思ったのがウィルコムが用意した「ストラップフォン」という愛称より、「フリスクフォン」という俗称が一人歩きしそうな、フリスクと同サイズの極小PHS WX03Aですよ。ドコモのPreminiを彷彿とさせるコンセプトは、必ずや一定数は存在しそうな短小端末信奉者にウケそうですよね。

ガイジンばりに親指と中指でケータイをちょこんと持って通話する『24』ごっこもできます。
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もうひとつは「イエデンワ」というニックネームが与えられたPHS WX02Aです。見た目は完全に家にある据置電話ですが、赤外線ポートを備えているのでPHSの電話帳を本体に移し替えるのもお手のもの。いっそのことダイヤルの黒電話を再現しても良かったんじゃないかとすら思います。

さらにACアダプターだけではなく乾電池でも駆動するので、イエデンワを持ち歩くことも可能です。ライター業では外で腰を落ち着けて電話インタビューするときなどに重宝するかもしれません。あるいは従来のケータイ端末では誠意ある通話ができないというような謝罪や陳情の電話などでも心を落ち着かせる装置として役に立ちそうですね。カタチって大事です。外で家の電話を使っている姿はおそろしく滑稽かもしれませんが。

そんなわけで他とは必死さ加減が違うからか、個性的な端末が目白押しのウィルコム。似たような折りたたみケータイやスマホばかりラインナップしている大手携帯キャリアに見習ってほしいものですね。

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