
日曜日の高尾山ハイクがあまりにぬるすぎたので、天気も良さそうだったし、思い切って朝5時起きで鷹ノ巣山に来てみました。前回は確か去年の秋に来て、山頂から奥多摩駅に下る石尾根のあまりの長さに「もう来ることはあるまい」と強く心に誓ったはずなのに。

なのに今回も懲りずに同じルート。日原街道から稲村岩へ。

もう冬なので、無茶苦茶寒いんです。霜が立ってます。

巳ノ戸橋から寒々しいにっぱら川を望む。

奥多摩駅への朝一便が7時半なので、どうしても世が明けてしまうま。

手前の川苔山には山ガールがバス下車してましたがこちらは閑散。

稲村岩の下の谷間はえらい寒い。心なしか体もだるい。

日原街道からのルートは北側なので雪が積もったまま。

寒いので歩き続けるしかありません。

ちなみにこのルートは奥多摩三大急攀と悪名高いのです。

稲村岩のコルを過ぎるとやや太陽が差します。

でもすぐこの通り。雪の急登なのでツルツル滑ります。アイゼン忘れた。

一気に高低差1117mを登ります。トレーニングにはもってこい。

蟹肉みたいな霜。

きっかり3時間で鷹ノ巣山に到着。

試しにモブログでパノラマ写真をアップしてみます(失敗)。

冷たい風が吹いててめちゃくちゃ寒うおまん。

今日はエスビットの固形燃料で湯沸かし。マッチが切れて焦った。

しかし固形燃料1個では沸騰しません! バリカタうどん。

ちなみに鷹ノ巣山は標高1736.6mです。

まろやかな本日の富士山。au iPhoneは圏外。

さて、いよいよ悪夢の始まり。だらだらと10km、1400m下ります。

しかもところどころ雪やぬかるみで滑ります。ポール必須。

ヒマラヤで破損した靴に雪が染みます。

今回は三ノ木戸林道をチョイス。

なんだかんだと日没オンタイム。結局4時間弱かかりました。
これでも稲村岩と六ツ石山をパスしてますからね。もし寄り道してたら日が暮れていたことでしょう。今回は登り3時間、休憩1時間強、下り4時間弱という時間配分でしたが、トレーニング目的だったのでお昼ご飯用の湯沸かしはいらなかったかもですね。山頂でゆっくりしてると体が冷えますし。せめてジェットボイルにした方がいいと反省しました。
それにつけても寒かった鷹ノ巣山。ウエイトのつもりで黒豆茶を淹れてきたサーモスのぬくもりに助けられました。本当に。
そして山行中ずっと感じていた喉の荒れ、体の節々の痛み、頭のフラフラ感から想像するにこれはきっと風邪ですね。帰って風呂入って寝たらぶっ倒れそうです。
【追記】
下山中、石尾根から三ノ木戸林道、奥多摩駅の間でサングラスを落としてしまったようです。ついでにGriffin Survivorの黒いプラスチック製のクリップも紛失。見つけた方がいらしたらご一報くださいませ。いないか。