DSC05411
2011年10月26日水曜日。この日はゴーキョ街道のはずれというか、チョ・ラ・パスのゴーキョ側の麓村のタナクを発ち、標高5368mの峠を越え東側に抜け、いよいよエベレスト街道メインルートに戻ります。前日登ったゴーキョ・ピークより8m高かったんですね。連日5000m越えの峠やらピークやらが続きますなあ。
DSC05345
朝4時半起き。ツナサンド的な何か。
DSC05347
宿を出た頃には真っ暗で要ヘッドランプ。タナクをふり返る。
DSC05352
いつもの4人パーティーでお送りします。
DSC05357
流れる水も凍っちゃう川でミニくまちゃんが行水にチャレンジ。
DSC05356
いやあ、冗談とはいえ可哀相なことをした。
DSC05358
けっこうな団体グループも峠を越えるらしい。
DSC05363
しばらくゆるやかな登りが続きます。途中で野点をする。下品な意味で。
DSC05366
ひとしきり丘に登ると見えてきたのがチョ峠。
DSC05364
あの切れ込んだV字の部分です。すんごい急斜面。
DSC05368
フランス人らしい色合いのコーディネート。
DSC05369
チュンチュン。
DSC05372
いったん谷を下って岩場を進みます。
DSC05374
何度も登り下りをくり返す。
DSC05375
またもやまるまる太ったチュンチュン。
DSC05377
峠の西側なので全然太陽があたらない。
DSC05381
もうこの辺から我がポーターはどんどん遅れる。
DSC05383
両手を使って這って登らないといけない箇所もある急斜面。
DSC05385
登攀ハイテンションになってガンガン進む。
DSC05387
当時の日記を読むとこの日は最高のコンディションだったようですね。
DSC05389
そんなわけで気持ち的にあっさりチョ峠に到着〜。
DSC05391
こっちが東側。なぜか一面の銀世界。
DSC05392
こりゃ焼けるでー。
DSC05396
もっとも一番乗りはジョシュ。
DSC05399
ふと来た道をふり返る。これにてゴーキョ街道ともおさらば。
DSC05400
あまりのポーターの遅さに心配したサンタが向かう。
DSC05404
ほな、東側の麓村ゾンラに向かいましょう。
DSC05405
東側からチョ峠を見上げたところ。
DSC05407
しかしアイゼンないよ。
DSC05413
下りがやたら早い3人に遅れながら、アマ・ダブラム絶景スポットに到着。
DSC05414
ここの遠近感やべー。
DSC05416
宿から持ってきた茹でじゃがいもにジンブーかけるとえらいうまい。
DSC05422
食べ残しをカラスに与えていたのはこの日からティハールだから?
DSC05424
あのひときわ目立つ立派な山がアマ・ダブラムでごわす。
DSC05429
先ほどの休憩場所をふり返る。下り途中に腕を骨折したケガ人がおりました。
DSC05435
変な鳴き声のコンデだったかなんとか言う鳥。他の地方では食べるらしい。
DSC05437
そんなわけでお昼にはゾンラ着。もともとここで泊まる予定でしたが。
DSC05438
まだお昼だし、元気なのでいっそロブチェまで行くことに。
DSC05443
チョラ湖とチョラ氷河。
DSC05444
しかし思ったより距離がある上に、だんだん天気が崩れてくる。
DSC05445
迫り来るアマ・ダブラム。
DSC05451
エベレスト街道メインルートが目視できるようになりました。
DSC05457
そんでもって街道と並行に谷の西側を歩く。
DSC05458
雪というかあられがパラついてきた。
DSC05460
ヘトヘトになりながらロブチェ到着。途中あまり写真撮ってないほど疲れた。
DSC05462
ゴーキョでも感じた大所帯のロッジに違和感。
DSC05467
とりあえず体を暖めるにはララヌードルなのよね。
DSC05475
ここんちのヤクステーキは、肉がそぼろ状です。嘘つきー。
DSC05470
陰鬱に暮れるヒマラヤ。ロッジではモンベルを着ていた日本人大学生の男の子と少し話す。

当時の日記はこちら。この日は本当に体調が良くて、チョ峠も楽勝だったし、美しいアマ・ダブラムも見られたしで最高だったんですが、無茶して足を延ばしたのが良かったのか悪かったのか。悪かったかもしれないというのは、ロブチェからカラ・パタールの麓にあるロッジ村のゴラクシェプまで2時間かかり、さらにそこからカラ・パタールのピークまで2時間かかるので、相当早い時間にロブチェを出ない限り雲の少ない午前中にエベレストビューを拝むのが厳しくなるからです。それなら無理せずゾンラに泊まって、翌日はゾンラ〜ゴラクシェプの移動だけにし、明後日の早朝にカラ・パタールに行く方が得策だったのかもしれません。

もっとも、日程にはまだ余裕があったので、もし翌日天気が良くなかったらカラ・パタールには登らず、先にエベレストベースキャンプに行こうという段取りにしました。

もうひとつ悪かったのは、無理をしてゾンラまで歩かせてしまったせいか、この日ずっとパーティーから遅れ気味だったポーターのボンが、ロブチェの宿に着くなりぶっ倒れてしまったからです。ただ、不幸中の幸いは、ぶっ倒れたのがエベレスト街道から外れたゾンラではなく、メインルートのロブチェだったという点でしょうか。いや、それにしても結局この後、まさかの展開になるのでどっちにしろ同じですね。

ともあれ、いよいよ明日はこの旅の本来の目的であり、メインイベントであるカラ・パタールの丘です。

つづく

「エベレスト街道トレッキング」のインデックス
エベレスト街道トレッキング1日目 ルクラ〜パクディン
エベレスト街道トレッキング2日目 街道最大の町ナムチェへ
エベレスト街道トレッキング3日目 エベレストビューホテルへの遠足
エベレスト街道トレッキング4日目 ターメ
エベレスト街道トレッキング5日目 荒野のルンデン
エベレスト街道トレッキング6日目 レンジョ峠からの初エベレスト
エベレスト街道トレッキング7日目 早朝ゴーキョ登山とゴジュンバ氷河越え
エベレスト街道トレッキング8日目 雪のチョ峠を越えてアマ・ダブラム
エベレスト街道トレッキング9日目 カラ・パタールの丘
エベレスト街道トレッキング10日目 エベレストベースキャンプとポーターの失踪
エベレスト街道トレッキング11日目 最後の峠コンマ・ラ
エベレスト街道トレッキング12日目 ふたつのチュクンとヒマラヤのパン屋さん
エベレスト街道トレッキング13日目 最後のエベレストとポーターの全滅
エベレスト街道トレッキング14日目 くまじゅんクムジュン
エベレスト街道トレッキング15日目 突然のさようなら
エベレスト街道トレッキング16日目 ルクラ待機
エベレスト街道トレッキング17日目 決断
エベレスト街道トレッキング18日目 昼飯はコーラ(常温)
エベレスト街道トレッキング19日目 もっともタフな1日
エベレスト街道トレッキング最終日 シヴァラヤで旅終わる