
2011年10月31日月曜日。10月19日に出発したレンジョ峠(5360m)、ゴーキョ山(5357m)、チョ峠(5368m)、カラ・パタール(5545m)、コンマ峠(5535m)、チュクン山(5559m)と、「3つの峠と3つの頂を巡る旅」も昨日ですべてまわり終え、後は帰るだけとなったエベレスト街道。とはいえナムチェからメインルートを離れていたので、初めて歩くディンボチェ〜ナムチェの復路は新鮮だったり。でも相変わらずロブチェから我がポーターは行方不明なので、自分の荷物を担いで下山せねばならないので、やっぱりかったるかったり。

朝のトマトオムレツ。ポリッジを添えて。

クソ寒いのにもかかわらず外で体を洗う人々。ひえー。

朝の通勤ラッシュ。

森林限界がそろそろ終わりそうな雰囲気。

きっと橋も、流されては作り、流されては作りのくり返し。

素敵なおうち。

オーショ周辺。

集団で渡河ポイントを探す山羊たち。ゲームみたいで目が離せない。

本日の目的地はタンボチェです。

ショマレで、ロブチェで知り合ったミナコさんらと再会してお茶する。

エベレスト街道を振り返る。けっこう登りがキツいんだな。

アマ・ダブラムの正面。ぼくの知ってるやつじゃない。

パンボチェ手前の分岐点をパンボチェ坂上に進む。また振り返る。

ここからエベレストがチラ見えします。

あの先っちょがエベレスト。この後天気が崩れ、実はこれが最後となりました。

パンボチェの坂下の町。トレッキング客向けの宿はあっちに集中してるぽい。

我々の目的はパンボチェのゴンパ(寺)です。

お寺はターメ以来なので非常に楽しみです。

ターメのお寺にもいた黒い犬。なぜかゴンパには黒い犬がいる。

一部改装中のパンボチェ寺。風にはためく旗の音に静寂。

ジョシュのポーターのサンタは礼拝。

怖い仏像。

この目線があってない感じが狂気。

こういう仏画も素敵ですなあ。

じっくり眺めたいのですが、時間もないのであわててカメラに収める。

一応、入場料的なものを入れるところがあるんですが、値段は決まってません。

さらに2階に案内される。

お祭りで使う仮面も素敵。

カラフルでデコラティブな欄間。

いくらか支払って見せてもらった雪男の手と頭の骨。ふーん。

イエティなんかより、寺の中の方が楽しい。

メキシコの死者の日でもまんま使えそうなファニーなスカル。

とどめに再び扉絵。いいものを見た。

お寺の格子窓もいちいち可愛い。

では、再びエベレスト街道に戻りましょう。

パンボチェ入り口のゲート。

再びチョルテン。山をどんどん下るのですが…。

ここに来て、サンタが急に腹痛を訴える。地面に突っ伏すほどの苦悶。

なんとか荷物を抱えて橋を渡るもすぐ先のミリンゴで再びダウン。

ひとまず2人でタンボチェに行き、ジョシュは再びサンタの様子を見に帰る。

なんとかサンタもタンボチェまで辿り着いて休息。カレーでひといき。
そんなわけで、ぼくのポーターは消え、ジョシュのポーターはダウンするという、ハードな展開になってきた復路。2人ともポーターを雇ったはずなのに、いつのまにか自分の荷物を自分で担ぐハメになっていしまいました。おそるべしエベレスト街道。まだまだ気が抜けないぜ。
実際この後もタフな状況が続きます。つづく。
「エベレスト街道トレッキング」のインデックス
・エベレスト街道トレッキング1日目 ルクラ〜パクディン
・エベレスト街道トレッキング2日目 街道最大の町ナムチェへ
・エベレスト街道トレッキング3日目 エベレストビューホテルへの遠足
・エベレスト街道トレッキング4日目 ターメ
・エベレスト街道トレッキング5日目 荒野のルンデン
・エベレスト街道トレッキング6日目 レンジョ峠からの初エベレスト
・エベレスト街道トレッキング7日目 早朝ゴーキョ登山とゴジュンバ氷河越え
・エベレスト街道トレッキング8日目 雪のチョ峠を越えてアマ・ダブラム
・エベレスト街道トレッキング9日目 カラ・パタールの丘
・エベレスト街道トレッキング10日目 エベレストベースキャンプとポーターの失踪
・エベレスト街道トレッキング11日目 最後の峠コンマ・ラ
・エベレスト街道トレッキング12日目 ふたつのチュクンとヒマラヤのパン屋さん
・エベレスト街道トレッキング13日目 最後のエベレストとポーターの全滅
・エベレスト街道トレッキング14日目 くまじゅんクムジュン
・エベレスト街道トレッキング15日目 突然のさようなら
・エベレスト街道トレッキング16日目 ルクラ待機
・エベレスト街道トレッキング17日目 決断
・エベレスト街道トレッキング18日目 昼飯はコーラ(常温)
・エベレスト街道トレッキング19日目 もっともタフな1日
・エベレスト街道トレッキング最終日 シヴァラヤで旅終わる