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『ぶらリーマン道』あらため、『MobileToday』あらため、『bizmash!』でも書いた通り、新しいiPad購入を機に本の電子化=自炊をはじめてみました。というか、自炊した電子書籍を読むためにiPadを買ったと言った方が的確かもしれません。それにあわせてドキュメントスキャナも必要だよな、とキヤノンのimageFORMULA DR-C125も入手したのは、以前エントリした通り

電子書籍に最適な新iPadにあわせ、ScanSnapのライバル「imageFORMULA」を買ってみた|bizmash!


とりあえずお試しに、自著や『つながる脳』をはじめ、買ったはいいけど読んでいない=積ん読の書籍から優先的にザクザク分解してPDF化してみました。
その結果、感じたことは「とにかく面倒くさい」。

裁断などの下ごしらえを始め、原稿に応じたスキャン設定の見極め、完成したファイルに落丁などがないかの校正、表紙・裏表紙などの画像編集、ファイル転送などなど、とにかく手間暇が多いのです。比較的、重送が起こりにくい機種なので、スキャン中にじっと見張っていなくていいのはメリットですが。

それより何より、多方面で指摘されていますが、斜行補正をオンにしてもオフにしても、盛大に斜めるんですよね。これは一体何なんでしょう。せめてScanSnapみたいにAdobe Acrobatが付属していれば、事後補正も可能なんですけどね。

もっとも出来上がった電子書籍をiPadで見るのはウルトラ快適です。リーダーアプリはi文庫HDを使っているのですが、できればKindleアプリみたいに、iPhoneとiPadでしおりの場所を同期できるリーダーを使いたいところです。が、そんなにiPhoneに電子書籍ファイルをぶち込むかなあという疑念もあったり。理想はクラウドに電子書籍ファイルを保存しておいて、読みたい時にアクセスするっていう方法なんでしょうね。

自炊行為じたいは面倒くさいのですが、まだまだある積ん読ライブラリや、もらった紙資料、名刺なども電子化していきたいと考えているので、いずれにせよスキャナは買って良かったと思います。本当はレーザー複合機のADFが両面スキャンに対応していれば、それこそプリントもスキャンも1台で済むはずなんですけどね。ブラザーあたりに頑張っていただきたいジャンルです。今後は裁断機も用意しつつシコシコと作業を続けて、いつか自宅をすっきりさせたいなと思います。死ぬまでに。

関連リンク
imageFORMULA DR-C125|キヤノン