decadriver
傍からは「おもちゃ買いまくってるなあ」と見られがちな熊山ですが、実際そんなことはなく、去年のオーズが特にはっちゃけすぎただけで、番組によってその力の入れように強弱、というかムラがあります。振り返ってみるとがっつり買ったのは『クウガ』『龍騎』『ファイズ』『デカレンジャー』『響鬼』『(なぜか)ボウケンジャー』『カブト』『電王』『オーズ』くらいで、だいたい「頑張りすぎた翌年に大人しくなる」というパターンがあり、クウガで頑張りすぎてアギトで息切れ。ファイズで頑張りすぎて、ブレイドで息切れ(実際に無職になったのでお金もなかった)、カブトで頑張りすぎて電王の途中で息切れ、オーズで頑張りすぎてフォーゼの途中で息切れ…と非常にわかりやすい消費行動となっているのです。
特に電王の途中からダブルの後半にいたる3年間は、「もう仮面ライダーのおもちゃはライダーヒーローシリーズ(840円のソフビ)だけでいいや」と諦観した時期だったので、ハマれなかった『キバ』はともかく、番組的に相当好きだった『ディケイド』や『ダブル』のおもちゃをほとんど買っていません。

ダブルは番組後半に滑り込みで投げ売りされていたダブルドライバーを手に入れられたので、なんとか買い残し症候群を発症せずに済んでいるのですが、いまだに後悔が大きいのがディケイドライバーです。番組終盤に普通に買えたのに「まだ安くなるかも」とチキンレースをしていたら、定価のプレミアムバンダイだけになり、やがてその在庫もなくなっていたのでした。

「こりゃ韓国版を買うしかないのかな」と思っていた矢先、映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』にあわせ、『ディケイドライバー』と『ダブルドライバー』が再販されることになりました。SUPER BESTと銘打ったこの過去ライダーベルトシリーズは、単なる再販ではなくディケイドライバーに付属するカードが紙製からプラスチック製へ、ダブルドライバーに付属するガイアメモリが4本から6本へと、商品内容が大幅にアップしているのも目玉です。

特にダブルドライバーは、追加されたトリガーメモリとメタルメモリで、ダブルの基本9フォームに変身することができます。放映当時はそれぞれのメモリが、なりきり武器にしか付属していなかったことを考えると超お買い得です。さすがにぼくは買い直しませんけども。

今回は見送られましたが、もしいつかオーズドライバーがSUPER BEST入りするのなら、どこまでオーメダルが付属するのか興味津々です。タトバ、ガタキリバ、ラトラーター、サゴーゾ、タジャドル、シャウタ、プトティラの7コンボを再現しようとすると18枚もメダルが必要ですからね。定価8000円〜9000円くらいになるなら、ありなんでしょうかしら。

なお、ディケイドライバーは今日から発売のようでしたが、完全に出遅れた上に、ネットで調べてみると再販なので入荷数がわずかだったり、すでに転売屋がはびこっていたりするようなので、楽天で比較的安かった店舗で注文しておきました。ちなみにダブルドライバーは来週発売の模様。意外と劇場で売ってたりするんですかね。

みなさんも後悔しないように思う存分買ってくださいませ。しかし今のアキバレンジャーもすごく面白いのでグッズ買ってしまいそうなんですが、S.H.Figuartsじゃなくて840円ソフビで欲しいんですよね。

そして引き続き『特撮ザテレビジョン』よろしくお願いいたします。やはりチダ・ニック&モモタロス対談やスーツアクター企画が好評を得ているようで、こうした特撮専門誌にはない切り口でまた特撮のムックや記事を手がけられたらいいなと思っています。

関連リンク
仮面ライダーSUPER BEST変身ベルトDXディケイドライバー|バンダイ
仮面ライダーSUPER BEST変身ベルトDXダブルドライバー|バンダイ