冬以来の丹沢に行ってきました。そもそも2月3月は仕事が忙しく、雲竜渓谷以来ほとんど山らしい山に登っていなかったので、登山じたい久しぶりです。今回はヤマビルが出る前に丹沢を縦走しておこうとやって来ました。秦野駅からヤビツ峠までバスで向かい塔ノ岳を目指し山小屋泊。そこから尾根づたいに丹沢山、蛭ヶ岳を巡り、黍殻山・焼山経由で道志みちに抜け橋本駅でゴールという1泊2日のスケジュールです。
秦野駅からヤビツ峠へのバスから200人以上の行列。
ピストン輸送&直行なのが救い。いつもながらに登り始めがつらいです。
二ノ塔までおよそ1時間半。
三ノ塔まではすぐです。おにぎりとみそ汁でお昼ご飯。
保冷剤を入れて自宅から持ってきたふるーつ大福を山でいただく贅沢。
これから進む鳥尾山方面。今日の目的地は画面中央左寄りの一番高い尾根。
鳥尾山には可愛らしい小屋が建ってます。よく見るとすげえ登山客の列。
崖っぷちのお地蔵さんとパチリんこ。
鳥尾山を越えると、ちょっとした鎖場で渋滞が。通り抜けに1時間かかる。
こちらが問題の鎖場。ゴールデンウィークはすべてが予定通りに進みませんな。
行者ヶ岳、新大日を経て、16時前に塔ノ岳に到着。
来た道を振り返ると雲が迫っておりました。
この日は夕焼けを楽しみに尊仏山荘に素泊まりしたのですが曇り。
晩ご飯は牛飯。雑炊フォームでいただきました。
この日のGPSログ。ソーラーパネルを持って行ったけどあまり充電されず。
翌朝5時。空は厚い雲に覆われて日の出も楽しめず! かろうじて富士山は見える。
でも塔ノ岳からの先が丹沢の真骨頂。登り下りはまあまあのキツさですが。
丹沢山までは1時間強。気持ち良すぎて写真を撮っていない。
今度、最高の朝ご飯を食べに丹沢に来てもいいかな。ヒルが問題だけど。
丹沢山系の最高峰・蛭ヶ岳に到着。2日目は移動距離が多いので先を急ぎます。
姫次、黍殻山と徐々に山を下っていきます。山を下ると桜も咲いてます。
焼山の手前で遅い昼食。白いご飯だけなのにうまい。こちらは展望台。
展望台に登ってもガスってて見えません。
後はひたすら膝の痛みに耐えながら下山。苦しい。桜ひらひら。
新緑も綺麗ですが膝が痛い。1本しかないバスの発車1時間半以上前にゴール。暇すぎたのでぶらぶらしてたら、お茶を飲んでたおばあちゃん3人組に捕まったので一緒にお呼ばれする。
そこからバスを2本乗り継いで橋本駅に向かい、京王線でサクッと帰宅。
そして2日目のGPSログ。移動距離は1日目のほぼ倍。9時間25分。
今回は尊仏山荘での日の入り/日の出を堪能するために、あえて2日目をキツめの行程にしていたのですが、ご覧の通り「お楽しみもなく、ただつらかった」というトホホな結果となりました。それでも塔ノ岳から蛭ヶ岳に至る尾根ルートは美しく気持ち良く、やっぱり丹沢は泊まりで来ないと十分楽しめないなと思い知りました。もうちょっと後の尾根筋が新緑に染まる時期に来たらもっと良いかもしれませんね。その頃にはヒルが出ちゃうんでしょうけど。
その他、装備や食料含めいろいろ反省点のあった今回の山行。記憶が新しいうちに対策(主に買い物で)しておきます。
関連リンク
・表丹沢登山ガイド|秦野市観光協会