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2011年11月4日金曜日。本来ルクラからカトマンズに行く飛行機の予約日でしたが、目が覚めたら相変わらずの曇り空。いや、むしろ昨日より悪化しているほど。そんなわけで我々は決断せねばなりません。このまま空が晴れるまで(後から知ったのですが)1500人以上ものトレッキング客と待つのか、あるいはカトマンズ行きのバスが出るジリまで6日ほどの山道を歩くのか。一応、天気予報では来週早々にも回復するだろう予想されていましたが、9日午後の帰国便に間に合うかどうかはわかりません。さて。
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朝ご飯その1。野菜入りオムライス。
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その2。パクチーっぽい香草入りヌードル。
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宿の一家。映りが悪いですがメガネっ娘が妙に色っぽい。
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ジョシュと別れてダブルベッドの片方に荷物をぶちまける癖がつきました。
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今日はかなりの濃霧。結局ジリまで歩くことにしました。
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まずはルクラからひたすら山を下って行きます。
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急に日本の低山のような景観や空気に変わる。日本人客とすれ違う。
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1時間半ほどかなり下ると、ヘリコプターが発着するスルキャ。
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花の見頃は夏だそうです。その分、遠くの山は見えないとか。
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なんとなく中国っぽい雰囲気も出てくる。
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ヘリはどんどん値上がりし、しまいに乗車順を巡って暴力沙汰にも発展したとか。
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スルキャから再び登り基調に。同じくジリに向かうミナコさんとシノハラさんに再会。
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お昼ご飯を食べて再び歩く。この日からポーターに再び荷物を担いでもらう。
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この辺まで来ると電柱がちゃんと通ってる。だけどかなり荒削り。
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プイヤン周辺。道を行き交う家畜はヤクからロバに変わってやや臭い。
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赤ちゃん羊を抱える少年少女。
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この日の目標はブクサらしいのだけれど、全然着かない。
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やがて日没が迫って来る。ナントカ峠を越える。
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たぶんミナコさんとシノハラさんはブクサ着は無理だったろう。
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日没後にシェルパ族のホテルにチェックイン。韓国隊を支援するのか韓国風提灯などがある。
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子どもが使っていた味わいのあるマグカップ。
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家事を手伝う良い子です。小さいけど中学生くらいだった気がする。
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かまどの上には脂がしたたる干し肉。
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赤ちゃんスースー。
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ダルバートタルカリをいただく。うまし。
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もてあそばれるミニくまちゃん。
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さすが電柱が通る道。部屋で充電できます。雨がザーザー降ってくる。

しかし『地球の歩き方』ではジリからルクラまで6日かかると書かれてあるのに、果たして無事帰国便までにカトマンズに到着することができるんでしょうか、とハラハラした出だし。しかも地図上ではルクラからブクサなんて全体のほんの一部。これ、本当に帰国便までにカトマンズまで帰れるのか?
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ほら(※クリックで拡大)。地図の右側をほんの少し進んだだけですよ。それでも下って登って下ってとかなり歩きましたからね。いやはや。

つづく

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エベレスト街道トレッキング2日目 街道最大の町ナムチェへ
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エベレスト街道トレッキング4日目 ターメ
エベレスト街道トレッキング5日目 荒野のルンデン
エベレスト街道トレッキング6日目 レンジョ峠からの初エベレスト
エベレスト街道トレッキング7日目 早朝ゴーキョ登山とゴジュンバ氷河越え
エベレスト街道トレッキング8日目 雪のチョ峠を越えてアマ・ダブラム
エベレスト街道トレッキング9日目 カラ・パタールの丘
エベレスト街道トレッキング10日目 エベレストベースキャンプとポーターの失踪
エベレスト街道トレッキング11日目 最後の峠コンマ・ラ
エベレスト街道トレッキング12日目 ふたつのチュクンとヒマラヤのパン屋さん
エベレスト街道トレッキング13日目 最後のエベレストとポーターの全滅
エベレスト街道トレッキング14日目 くまじゅんクムジュン
エベレスト街道トレッキング15日目 突然のさようなら
エベレスト街道トレッキング16日目 ルクラ待機
エベレスト街道トレッキング17日目 決断
エベレスト街道トレッキング18日目 昼飯はコーラ(常温)
エベレスト街道トレッキング19日目 もっともタフな1日
エベレスト街道トレッキング最終日 シヴァラヤで旅終わる