とりあえず食玩版でもいいので、1番から40番までは一通り全部集めようと決めたアストロスイッチですが、さすがにNSマグフォンとか、コズミックスイッチはDX版じゃないと見劣りがするので、ようやく在庫が復活して安くなったタイミングでゲットしておきました。
一応ケータイなのでiPadと並べてみたりして。
スイッチ部の突起が「ケータイ」と呼ぶには強引すぎるマグフォン。
弦太郎や賢吾、ユウキから電話がかかってくるのは嬉しいですな。
無事に届いた再販DXディケイドライバー。スーパーヒーロー大戦 Ver.にしてみた。
アクションは楽しいけど今となってはシンプルすぎる気も。バックルがベルトと分離しないのも旧世代感。
オーズのレンジャーキーもフォロー。タジャドルのベタ塗り顔にソフビの悪夢を思い出す。
途中まで食玩版や雑誌付録でおさえていたライダースイッチも購入。
最初からDX版だけで集めたかったですな。塗装が丁寧です。
ライダースイッチは丸っこい昭和ライダーとの相性がよろしいですな。
最後に「割って、挿す!」を再現。そろそろ夏の衣裳も考えないと。
以上です。ちなみにどこにも『スーパーヒーロー大戦』の感想を書いてなかったので、ここでちょこっと書いておきます。
まず、ストーリーの強引さという点ではディケイド時代の全員集合映画2本のレベルにまで戻ってしまった感がありました。まだ、『レッツゴー仮面ライダー』以降の方がしっかり脚本が練られているような気がする…と言いながら先日テレビで放送していた同作を見返したら、どう考えてもラストのライダー復活のくだりが意味不明だったので、やっぱり全員集合映画のトンデモ展開は致し方ないのでしょう。どうせ終盤には、岩石大首領様を倒すためにライダーマシンが「40」を描きながら空を飛んだり、ゴーバスターオーとフォーゼのモジュールが合体するのです。こまけえことは気にすんな。
キャストでは門矢士くんが相変わらず安定した棒っぷり。むしろ髪が伸びてワイルドになりつつ、士に対する愛が深まっていた海東大樹のキャラが、腐った意味で異常に光っていたのではないでしょうか。出番的にも一番多い気がするし、これディエンドの映画というかBLじゃなかろうかとすら思いました。
アクションでは、スーパーヒーロー大運動会というか、ビーバップハイスクール的なギネス級全員集合&乱闘シーンよりも、スペードエースVSブレイドによるトランプ対決、バトルジャパンVS響鬼による和対決をはじめ、BLACK&マスクマン(未確認)、響鬼&マジレンジャーなどなど同時期放送しながらも当時は競演がかなわなかったヒーローらによる夢の共闘シーンの方がむしろ見どころなのではとも感じました。
またBLACK VSシャドームーンの戦いでは「信彦~」と叫ぶサービスもあり、これはアキバレンジャーとはまた違った、名場面・名セリフを再現・多用したリミックス的な全員集合映画も作れるんではないかとの可能性を感じました。それこそ『ディケイド』という作品でもあったわけですが。
というわけでムックを作ったよしみで高評価をせざるを得ない大人の事情もあるのですが、傑作すぎた『MOVIE大戦MEGA MAX』よりは、ストーリー的にはパワーダウンの感が否めない今作。とはいえ、いろんな意味で圧巻の全員集合シーンは劇場で観ないとDVDでは潰れてディテイルが確認できないと思いますので、映画館で観ましょう。もしくはBlu-rayにて。
しかし、鳴滝はいったい何者なんだ?