
今日は買ったばかりのバックパックとトレッキングポールを装備して、山梨県山梨市の乾徳山(2031m)に登ってきました。その模様は後日エントリするとして、写真が日帰り〜山小屋泊を想定して買ったオスプレーのタロン33と、2本でわずか265gという驚異の軽さを誇るブラックダイヤモンドのウルトラディスタンスです。
まずバックパックですが、背中にフィットする軽い日帰り用を探していたのですが、ずっとデザイン的に避けていたオスプレーにまとまりました。タロンはちょうど、標準とウルトラライトの中間に位置する軽量モデル。M/Lサイズで0.82kgですが、これ以上軽いモデルはウエストベルトでしっかりと担げないため肩への負担がかかるので、最低限この条件だけは追求することにして、背面のベンチレーションや生地強度は諦めました。
今回オスプレーを選んだ理由のひとつが、立ち止まって写真を撮る時や、手を使って登らなくてはいけない岩場や鎖場など、ちょっとトレッキングポールを使わない時に便利な「トレッキングポールアタッチメント」です。左側のショルダーストラップと、本体底面左側の2箇所に用意された2つのホールに、トレッキングポールを通せば、まるで侍の脇差しのような状態になり一時的に固定しておくことができるのです。トレッキングポールを、岩やベンチに立てかけておいたつもりがいつのまにか倒れていたり、いちいち岩場や鎖場などでは収納していたことを考えると、超絶便利な機能なのです。
で、そこに差すのが超軽量のウルトラディスタンスです。
これまでトレッキングポールの定番ブランド・レキの「AGサーモライトアンチ」というモデルを使っていたのですが、まずこれが重かったのです。それでもレキの中では相当軽いモデルなのですが、2本で445gもありました。さらに言うと、自由に長さが調節できるねじ込み式の伸縮機能(釣り竿みたいに伸びる)も不要でした。結局110cmの固定でしか使わないのです。2本で合計4箇所のロック部をゆるめて締めて…という作業は面倒くさいだけでなく、地面に突き刺したままねじるなどハードに使っているうちロック部がゆるみ、体重をかけた瞬間ふいに本体が縮むという危険なケースにも至ります。
というわけで、これなら最初から長さ固定の折りたたみモデルでいいじゃん、というのが結論でした。それだと、無駄な部分が少ないので軽量なモデルが多いのです。また、コンパクトなのでこれまでバックパックの外に縛り付けるしかできなかったものが、バックパックの中に収納できてしまいます。
ウルトラディスタンスはカーボン製なので強度が弱く、これまでのアルミモデルなら曲がるだけで済むシーンでも、割れてしまうリスクも高まります。また、手首への負担を軽減するアンチショックや、握りやすいエルゴノミックなグリップなども期待できません。
それでも、今日1日使ってわかったんですが、やはり軽いって素晴らしいですね。正義ですね。もう、まったく負担感がありません。パキッと割れてしまわぬよう、しばらく付き合いたいと思います。ちなみに、バスケットが交換できないので雪山では使えないようですが。
そうそう、タロンの方の感想ですが、なんだかまだフィッティングが完璧じゃないっぽいです。背中のパネルをどこにあわせるかでしばらく模索が続きそうです。最悪、自分の背面長にあってなかったらどうするですかね。店頭では一応あってるって言われたんですけどね。
しかしそろそろ本格的な登山靴を買わねばなりません。あと、軽量なレインウエア。
関連リンク
・タロン33|オスプレー
・ウルトラディスタンス|ブラックダイヤモンド
今回オスプレーを選んだ理由のひとつが、立ち止まって写真を撮る時や、手を使って登らなくてはいけない岩場や鎖場など、ちょっとトレッキングポールを使わない時に便利な「トレッキングポールアタッチメント」です。左側のショルダーストラップと、本体底面左側の2箇所に用意された2つのホールに、トレッキングポールを通せば、まるで侍の脇差しのような状態になり一時的に固定しておくことができるのです。トレッキングポールを、岩やベンチに立てかけておいたつもりがいつのまにか倒れていたり、いちいち岩場や鎖場などでは収納していたことを考えると、超絶便利な機能なのです。
で、そこに差すのが超軽量のウルトラディスタンスです。
これまでトレッキングポールの定番ブランド・レキの「AGサーモライトアンチ」というモデルを使っていたのですが、まずこれが重かったのです。それでもレキの中では相当軽いモデルなのですが、2本で445gもありました。さらに言うと、自由に長さが調節できるねじ込み式の伸縮機能(釣り竿みたいに伸びる)も不要でした。結局110cmの固定でしか使わないのです。2本で合計4箇所のロック部をゆるめて締めて…という作業は面倒くさいだけでなく、地面に突き刺したままねじるなどハードに使っているうちロック部がゆるみ、体重をかけた瞬間ふいに本体が縮むという危険なケースにも至ります。
というわけで、これなら最初から長さ固定の折りたたみモデルでいいじゃん、というのが結論でした。それだと、無駄な部分が少ないので軽量なモデルが多いのです。また、コンパクトなのでこれまでバックパックの外に縛り付けるしかできなかったものが、バックパックの中に収納できてしまいます。
ウルトラディスタンスはカーボン製なので強度が弱く、これまでのアルミモデルなら曲がるだけで済むシーンでも、割れてしまうリスクも高まります。また、手首への負担を軽減するアンチショックや、握りやすいエルゴノミックなグリップなども期待できません。
それでも、今日1日使ってわかったんですが、やはり軽いって素晴らしいですね。正義ですね。もう、まったく負担感がありません。パキッと割れてしまわぬよう、しばらく付き合いたいと思います。ちなみに、バスケットが交換できないので雪山では使えないようですが。
そうそう、タロンの方の感想ですが、なんだかまだフィッティングが完璧じゃないっぽいです。背中のパネルをどこにあわせるかでしばらく模索が続きそうです。最悪、自分の背面長にあってなかったらどうするですかね。店頭では一応あってるって言われたんですけどね。
しかしそろそろ本格的な登山靴を買わねばなりません。あと、軽量なレインウエア。
関連リンク
・タロン33|オスプレー
・ウルトラディスタンス|ブラックダイヤモンド