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九州ツーリングのおまけ。関崎からフェリーで八幡浜に渡り、実家に立ち寄る道すがら、数年来切望していた坂出の四谷シモン人形館をようやく訪れることができました。その模様と、ついでの直島弾丸ツアーをお届けします。
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人形館の開館まで時間があったので朝ご飯になかむらうどん。
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寛政元年創業の老舗・鎌田醤油の迎賓館を利用した淡翁荘。
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役者であり、球体人形作家の四谷シモンの作品が20数体展示されています。
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こちらは最近追加されたばかりの『ルネ・マグリットの男』(1970年)。珍しいソフビ型。
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これまでなかなか来られなかったのは開館日が火・木・土だけだったから。
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明治初期に建てられた迎賓館、内側はリフォームしてますが、中身は当時のまま。
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トイレや蔵の扉を開けるとフィギュアが展示されていたりします。
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作品の多くは、廃病院で開催した「病院ギャラリー」から持ってきたもの。
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さて、お2階へ。
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開館すぐだったので独り占め状態。ちなみに入館料は500円で撮影OKです。
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語弊がありますが、文字通りチンコなめの『天使──澁澤龍彦に捧ぐ』(1993年)。
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ここに泊まりたいですね。
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あるいは女子会とか。
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奥にある書斎らしき小部屋には女性の人形が集中して飾られていました。
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ぼくがもっとも気に入った『少女の人形』(1960年代)。
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ここでノマドワーキングしたら捗らないだろうなあ。
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『木枠でできた少女 3』(2000年)。
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『布でできたミニくまちゃん』(2011年)。
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2階のトイレにも。
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エスプレッソが好きなところで飲めます。BGMは氏が好きなニーナ・シモン。
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デカダンスからの、うどん。日の出製麺所。
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フェリーの時間が迫るのであわてて坂出から高松港へ移動。
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本当は豊島に行きたかったんですけど、フェリーの時間があわず、二度目の直島へ。
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滞在時間は3時間半。あわててまずは家プロジェクトへ。
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南寺。
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内観せざるをえないインスタレーションというか、もはや瞑想。ゆえに寺なのかなあ。
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直島八幡神社。
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昨夜は野宿中、とんでもない雷雨でしたが、だんだん晴れ間が見えてきた。
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そして南寺同様に大好きな護王神社へ。
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涼しくて暗い。でも蚊がいる。
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お客さん、時間ですよ。
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角屋、石橋も大好きだと再確認する。時間がいくらあっても足りないニャー。
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ここは前回の来島で泊まったギャラリー兼宿。
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青空に映える錆びた外観。個人的に碁会所とはいしゃは時間がなければパスしてもOK。
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そして慌てて地中美術館へ。台場。
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黄かぼちゃに寄ってる場合でねえ。
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山の上から眺めるだけ。
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地中美術館に来ました。モネの前室と『オープン・スカイ』はいくらいてもいたりない。
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時間はないけど地中カフェで冷たいものをいただく。
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ここから外に出られるとは知りませんでした。美術館のエントランスもたまらんね。
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後ろ髪を引かれるような気持ちで宮浦港に戻る。やっぱり泊まらないとダメだな、直島は。

以上です。直島は1泊2日。犬島1日。豊島1日。それぞれ必要ですね。あわててアートを見ても何にもなりません。その分、淡翁荘での2時間は濃密でした。あそこは1日1組限定の宿にすると良いと思います、と管理人さんに話すと「そうおっしゃる方が多いんですよ」とのこと。やはり。

関連リンク
四谷シモン人形館 淡翁荘
直島|ベネッセアートサイト直島