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ぼくの苗場山詣のお陰か、今年のフジロック3日間はまったく雨が降らなかったようですね。レインウエアと長靴を新調していった人は涙目かも知れませんが、他のフェスや登山、日常使いもできますから、ご安心ください。で、ぼくはというとフジロックを欠席して、金曜日から月曜日の4日間で南アルプスの白根三山を縦走してきました。
こまけー模様は後日アップするとしまして、問題は携帯電波です。なんせ、auのiPhoneがほとんど通じなかったんですよ。

もともとiPhone4Sは旧800MHz帯に対応していないので、auの端末ラインナップの中でも特に僻地で繋がらないんですけども、実際、稜線に出てかろうじて電波を掴むか掴まないか。谷筋に下りると、ほぼ圏外です。もっともドコモとて北岳登山口の広河原などでは繋がらないんですけどね。

調べてみると、やはり「山ではドコモ」のようで、北アルプス・中央アルプス・南アルプスでは「ソフトバンクは(電波の特性上)論外として、auが繋がらない場所でも、ドコモは通じる」みたいなのです。ただし、ドコモが繋がらないのに、auが繋がるというエリアもあります。だとしても、iPhone4Sが不利なのに変わりありません。

今は仕事用のケータイとしてドコモのガラケーを所有していて、それもほとんど使わなくなったので、「次の更新でMNPのタマにしちゃおうかな」と考えていたり、高速モバイル通信用にイーモバイルLTEを契約しちゃおうかなと考えていたのですが、今回の山行で「やっぱりFOMAネットワークを捨てるのはもったいない」と考えを改めざるを得なくなりました。

さて、どうすべきでしょうか。

いっそドコモからiPhone5が出るか、もしくはSIMフリーiPhoneをドコモSIMで使うのが手っ取り早いんですけども、新しいiPadでFOMAプラスエリアが非対応だったっぽいので、次のiPhone5でもそこが切られる可能性はあります。それなら、現在使っているiPhone4Sを脱獄してドコモSIMで運用しちゃえばいいんですけど、それはそれで2年縛りのau通信料がもったいない。

何がなんでもiPhoneを使うぞって観念にとらわれているのかもしれません。今回、GPSロガーのアプリを常時起動してたんですが、これがバッテリー食いでして、4日間ほぼそれだけでエネループモバイルブースター大2個分の電力が消えました。もちろん圏外と圏内をいったりきたりしてたのも、バッテリーを消耗した原因でもあります。

結論から言うと、こういう時のために買ったb-mobile WiFiでFOMAプラスエリアのネットワークを使えばいいんですよね。面倒臭いですが、チェックインしたり、メールを送受信したい時だけ、小まめに電源を入れて使う。せっかく山に来ているのに、常時接続できると余計なこと(ネット)をしちゃったりもするので、1GB制限があるのも良い。山奥=海外みたいなものと捉えれば、十分かも知れません。

そうだそうだ、b-mobile FairのSIMカードをまた買って来よう。荷物が増えるのが難点だけど、モバブ1個減らせば良い。問題はiPhoneをGPSロガーにしちゃってることだ。そうだそうだ。

とか言いつつですね、本当は山にiPadを持って行きたいんですよ。でも、iPadはソフトバンクでしょ? 絶対に他社ルーターがいるじゃないですか。b-mobile Fairでもいいんですけど、通話もしたいでしょ。そうすると、ドコモがXi&FOMAルーターにもなるタフネス長寿命ガラケー(ガラケー)を出してくれたら万事解決なんですよ。これは妄想ですけど、別にアウトドアだけじゃなくても需要があると思うんだけどなあ。Xiガラケー。